山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

いたいわよ(さんぽうた89)

2021年07月08日 | いきもの

 いたいわよ  あざみ きょうこ

 

やっちゃった

おこってるよね きっと

 

おとなしく

だまってれば いいのに

にっこりと 

ほほえんでれば いいのに

 

でもさ

しろくろは

はっきりさせなきゃ

それが わたしよ

 

いいのよ

ちかづきたいなら

 

ただし

ほんきでね

 

いいかげんなきもちで

わたしに ふれようとしたら

いたいめに あうわよ

 

       咲き始めたアザミ

 散歩道のアザミが、きれいな花を咲かせ始めました。カメラに収めようとして近づくと、「痛い!」かなり鋭い棘ですね。

 少々ひるんだけれども、気を取り直して撮ってみました。

       色も形も素晴らしい!

色々なアングルから撮ろうと思ったけれど、

なかなか上手くいきません。

       棘に身を固めたお姫様

 アザミってこんなに痛いものだっけか?少々気になったので調べてみると、『アメリカオニアザミ』とか『セイヨウアザミ』とかと呼ばれる外来種なんだそうだ。棘の鋭さと繁殖力の強さのため(??)、『生態系被害防止外来種』に指定されているらしい。

 確かに、この棘の痛さは要注意だ。だけど、発生してしまったものについては、どう付き合っていくかを考えながら向き合っていかなければならないだろうな。花を愛でるのも良し、他の植物のために刈り取ってしまうことも止むなしだと思う。

 このような指定を受けた植物、この『さんぽうた』に、これまで登場してもらっているものには、『ヒメジョオン』『セイタカアワダチソウ』『セイヨウタンポポ』なんかがあるらしい。どれも、季節を彩る美しい植物だ(ついでに言うとフランス料理なんかに使われる『クレソン』なんかも同じ扱いになる)。

 できれば、在来種との共生の道が開かれていくと嬉しいですね。

 『きょうこちゃん』仲良くしようね。