山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ワサビの粕漬けに挑戦

2021年04月02日 | 山菜料理
 今年も、ワサビのフスベ漬けは美味しく出来そうなのでひと安心。ただ、使った葉ワサビは、収穫のうちの半分だ。残りの半分を使って別の料理を試してみたいのだ。その名は、

  ≪ワサビの粕漬け≫

 マタギの場合、葉ワサビ料理と言ったら、出汁醤油でのフスベ漬けを長年通してきた。ただし、その理由は、『それしか知らないから』なんですよ。
 以前よりも仕事に時間的余裕ができた今、そろそろ、このマンネリ状態から脱出してみたいと考えたのだ。
 で、葉ワサビ料理と言えば、伊豆辺りに遊びに行ったとき戴く粕漬けの美味しさが思い出されるし、日持ちの良さをめざす意味でも試してみる価値があると考えたのですよ。
 それでは、始めましょう!

 下ごしらえの部
 ・最初から恐縮なんですけど「板粕」っていうの?これを買ってきて、80g量りとって砕きました。
 ・酒みりん各大さじ30gと砂糖3gを合わせて、すり鉢で溶いていきます


「粕床」OK(実は初体験の作業です)

 ※葉ワサビは、よく洗って汚れを落としておきます

 調理の部
 ※以下、「怒らせる」まで、フスベ漬けと同じです
 ・葉ワサビを細かく切って


 ・強塩をまぶしてよく揉んで


 ・ザルに広げたところに熱湯を回しかけて


 ・用意しておいたタッパーに入れて蓋をして、力任せにシェークして「怒らせ」ます


「粕床」に合流させて手早く混ぜます



 ・ジップロックに入れて


 ・空気を抜いたら封をして
 ・冷凍庫で急冷30分
 ・その後、冷蔵庫に移してから数日寝かせる(予定だったんですけど)


  その日の夜中に試食しちゃった
 くぅお~!! 辛旨い!!!
 妻も大絶賛してました。

 問題の賞味期限なんだけど、市販の物だと、開封せずに冷蔵庫で3ヶ月ぐらいというものが多くて、冷凍品だと一年ぐらい保つみたい。
 これは、今までのフスベ漬けと、ほぼ同等ぐらいです。
 今までの料理よりも少々手間はかかるけれど、次回以降、この料理の味付けや保存について研究を進めていきたいと思います。

 楽しみが増えたぜ!