山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ぎりぎりセーフの八宝菜?

2021年01月14日 | 日記とレシピ
 寒気が抜けたらしい。最高気温が久しぶりにプラスになった。1.9℃だと。冬以外の季節だったら、むちゃくちゃ寒いと感じるはずだ。それがあったかいと感じてしまうのだから、人間の感覚というか適応力っていうのは凄いもんだと改めて思う。
 寒気が抜けたとはいっても、日が傾き始めると途端に氷点下。本日もあったまり料理を工夫してみましょう。冷蔵庫では豚バラ肉が、「早く食べて!」と叫んでいる。冷凍室を開けると剥きエビが、「私もまぜて!」と言っている。さて、どうしましょうか。

 ポクポクポクポク チ~ン
  ≪八宝菜≫

 豚バラと剥きエビっていったら、これでしょう。とろみを付けて熱々を戴けば、芯から温まれるってもんだ。『八』宝菜になる見通しは全くないんだけど、何とかなるんじゃないかな。ま、やれるところまでやってみましょう。

 下ごしらえの部
 ・豚コマ(100g)は、更に細かく切って塩コショウしておく
 ・剥きエビ(160g)は、食塩2%のぬるま湯で解凍
 ※旨みを逃がさないため。レンチンでも良いかも
 ・レンコン(1個)は薄い半月切りで酢水へ
 ・ニンジン(1/2本)は薄い銀杏切り
 ・白菜4枚を縦に半分、その後削ぎ切りに
 ・ネギ1本を薄めの斜め切り
 ・タマネギ1/2個をくし切り
 ・ショウガ一かけをみじん切り


  これで、かろうじて『八』になりました

 調理の部
 ・豚コマと剥きエビに片栗粉をまぶして、さっと揚げます


  このままでもいけます
 ・中華鍋の油を切って、代わりにゴマ油を少々
 ・ショウガを炒めたところに硬めの根菜を加えます


  まずはニンジンから


  +レンコンです
 ※結構時間をかけました
 ・一通り火が通ったら残りの野菜と、待機していた肉とエビも加えて炒めます


  こんな感じ
 ・水カップ1と酒醤油大さじ1ずつに中華だし砂糖各小さじ2を加えて強火で炒めます
 ・野菜に火が通ったと感じたら火を止めて待機


  暫くお休み(ホントは一気に行くべきなんだと思うけど・・・)
 ・オイスターソース小さじ2と水溶き片栗粉大さじ1+1、更にゴマ油少々を回しかけて加熱します
 ※熱々を食べたいので、他の食材の準備が整うのに合わせて調理しました


さあ、熱いうちに戴きましょう!

 最終段階で味の調整をする予定だったんだけど、今回は不要でした。

 やっぱり、寒い日に熱々とろみ料理は、よく似合います。
 これを八宝菜と呼んでいいものかどうか分からないんですけど、まあ、それなりに栄養たっぷりで美味しくて温まれたんだからいいよね。

 次は、山菜かな。