きらきらすてぃっく つらら こうき
ちょっと
みあげてごらんよ
きれいだろ
きせつげんていさ
ぼくは
ゆきからうまれ
おひさまがそだててくれた
きらきらすてぃっく
ひかりをあつめ
さむさをあつめ
おおきくなったよ
ほら
おひさまに
すかしてみてごらんよ
にじのようだろ
きせつげんていさ
はながちったって
さびしがることないよ
さむくなったって
ちぢこまることないよ
ぼくが
ひかりとげんきを
わけてあげる
なんてったってぼくは
ゆきとおひさまのこども
きらきらすてぃっく
久~~~しぶりに晴れた。昼の休憩時間。やっぱり、久~~~しぶりに気持ちよいひとときを散歩しながら楽しむことができた。
そんな中で目にとまったものの一つが『つらら』。
ああ
なんと美しい
屋根からのびるつららも
木々に乗った雪からのびるつららも
この宝石達が、そんじょそこいらに、いくらでも伸びているではありませんか。
これを見ているだけで散歩の楽しさが倍増します。
子どもの頃は、これが剣だか槍だかのように思えて、壊れないように取ろうとしました。手が届かないと分かると、雪玉を作って、軒先にぶら下がっているつららを落とそうと、人のうちの軒下に向かって投げつけて怒鳴られたりしました。
おいしくもないのになめたりかじったりしたこともあったな。
とにもかくにも、つららって魅力的です。
この冬の自然の造形を楽しめるのは、ほんのひとときだけだと思います。
ある意味で、長く辛い冬なんだけど、こんな楽しみを少しでも多く見つけられたら嬉しいですね。