山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

きらきらすてぃっく(さんぽうた49)

2021年01月07日 | いきもの

 きらきらすてぃっく  つらら こうき

ちょっと
みあげてごらんよ

きれいだろ
きせつげんていさ

ぼくは
ゆきからうまれ
おひさまがそだててくれた
きらきらすてぃっく

ひかりをあつめ
さむさをあつめ
おおきくなったよ

ほら
おひさまに
すかしてみてごらんよ

にじのようだろ
きせつげんていさ

はながちったって
さびしがることないよ
さむくなったって
ちぢこまることないよ

ぼくが
ひかりとげんきを
わけてあげる

なんてったってぼくは
ゆきとおひさまのこども
きらきらすてぃっく



 久~~~しぶりに晴れた。昼の休憩時間。やっぱり、久~~~しぶりに気持ちよいひとときを散歩しながら楽しむことができた。
 そんな中で目にとまったものの一つが『つらら』。


ああ


なんと美しい


屋根からのびるつららも


木々に乗った雪からのびるつららも
 この宝石達が、そんじょそこいらに、いくらでも伸びているではありませんか。
 これを見ているだけで散歩の楽しさが倍増します。
 子どもの頃は、これが剣だか槍だかのように思えて、壊れないように取ろうとしました。手が届かないと分かると、雪玉を作って、軒先にぶら下がっているつららを落とそうと、人のうちの軒下に向かって投げつけて怒鳴られたりしました。
 おいしくもないのになめたりかじったりしたこともあったな。
 とにもかくにも、つららって魅力的です。
 この冬の自然の造形を楽しめるのは、ほんのひとときだけだと思います。

 ある意味で、長く辛い冬なんだけど、こんな楽しみを少しでも多く見つけられたら嬉しいですね。