hohoemi@kitchenブログ

東京都小金井市で、天然酵母のパン作り、家庭菜食を楽しむ、優しい生活のためのブログです。

しっとり鶏ハムと、スープ

2018-12-15 15:27:05 | 日記
こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人のErikoです♪


本日は、鶏のむね肉を使った、簡単しっとり鶏ハムと、
同時に出来る、美味しいスープをご紹介致します♪

むね肉は、パサパサしてしまうことが多いですが、
この鶏ハムは、冷める間にゆっくりと、自然に中まで火が通るので、
しっとり柔らかく仕上がります。


鶏ハムは、別名サラダチキンとして、今人気が出てきているみたいです♪

これからの時期、クリスマスやお正月の食卓に、プラス1品として、いかがでしょうか?
鶏ハムの茹で汁で出来るスープが、また絶品です(^^♪

鶏ハムに合うソースも、2種類ご紹介致します。

是非、お試し下さいませ♪

  





<鶏ハムの材料>  3~4人前

・鶏のむね肉   1枚(約300g)
・塩        小さじ1
・砂糖       小さじ1
・コショウ    少々
・水      600cc(鶏肉がかぶる位)



<鶏ハムの作り方>


1.鶏むね肉1枚は皮を取り、ビニール袋に入れて、塩と砂糖、小さじ1ずつ、コショウ少々を加えて、
 軽く揉みこみます。
 ふりかける様にして入れると、鶏肉にまんべんなく調味料が付きます♪



2.冷蔵庫に入れて、最短1時間から一晩、寝かせます。

3.鍋にお湯600ccを沸かして、沸騰したら、ビニール袋から出した鶏肉を入れます。



4.もう一度沸騰したら、火を止めて、蓋をして下さい♪。
 蓋をしたまま、冷めるまで置きます。目安として3時間以上、
 じっくり中まで火を通します。

5.冷めたら、鶏ハムの完成です! 




 鶏ハムは、まな板の上で薄くスライスして、お皿に盛りつけて下さい。
 細かく裂いて、サラダの上に乗せるなど、サラダチキンとして食べるのも美味しいです。


<鶏ハムに合うソース♡>

・ケチャップとマヨネーズを同量混ぜると、美味しいオーロラソースが出来ます。

・醤油、酢、砂糖を同量ずつと、みじん切りにしたネギを入れて混ぜると、
 万能ねぎソースが出来ます。 
 我が家では、このソースをいつも唐揚げにかけています♪

~鶏ハムには、既にほんのり塩味が付いているので、そのもまま食べても、もちろん美味しいです~



<スープの作り方>




☆この鶏ハムのゆで汁には、鶏肉の旨味が溶け込んでいて、とても美味しいので、
 捨てないで、是非スープとして召し上がって下さい♪
 
☆鶏ハム1枚の茹で汁、600ccで、約3人前のスープが出来ます。

☆味が薄いと感じる時は、塩を少し足してください。
 お湯と、市販の鶏ガラスープの素を少し足せば、スープの量を増やすことも出来ます。
 
☆具材は、豆腐、卵、お好きな野菜などを入れて下さい。

☆今回は、ネギ、豆腐、卵を入れて、
 最後に片栗粉で少しとろみを付けてみました。とっても体が温まります♪



★ポイント★

・鶏ハムは、完成までに、少し時間がかかります♪
 鶏肉を冷蔵庫で寝かせる時間と、お湯の中で冷めるまで放置する時間を考えて、
 食べる日の前の晩か、その日の朝には、鶏肉を冷蔵庫に
 入れておくのがおすすめです!

・使用するコショウは、粗挽きのものを使うと、まるで売っているハムの様に、
 見た目にも高級感が増します♪


~~今回使った食材について~~☆  ちょっとした豆知識です♡


【鶏むね肉】

・鶏むね肉に含まれているイミダペプチドには、疲労回復効果があります。
 また、脳の記憶力の改善に、効果があるとも言われています。


【ネギ】

・ネギの白い部分には、血液をサラサラにしてくれるアリシンや、抗酸化作用のあるビタミンCが豊富です。
 疲労回復効果もあります!

・緑色の部分には、カルシウム、美肌に効果的なβカロテン、また、糖質の代謝を活発にする、ビタミンB₁が含まれています。
 白ネギに含まれるアリシンが、ビタミンB₁の吸収を助ける働きをしてくれるので、
 両方食べることがオススメです♪ 相乗効果が生まれます(*^^*)

・ネギに含まれるアリシンは水溶性なので、水に溶けやすい性質があります。
 辛みを抜く為に、水にさらすのはなるべく避けた方が良いです♪。
 オススメの辛みの抜き方は、ネギをカットした状態で、しばらく放置して、空気に触れさせることです。
 これだけで、大分辛みが抜けます♪

・玉ねぎにも、水溶性のアリシンが含まれているので、同じです♪



★抗酸化作用とは...
体に悪影響を及ぼす、活性酸素を抑える働きをします(^^)
活性酸素による酸化がすすむと、体の細胞を傷つけたり、動脈硬化やがん、
老化が進む原因になります。


★活性酸素とは...
呼吸をするときに吸い込んだ酸素は、体内でエネルギーを作りますが、
この時、使われなかった酸素が、酸化して、活性酸素となります。


野菜や果物には、抗酸化作用のあるものが沢山あります(^^)/
毎日のお食事に、少しでも、野菜と果物を取り入れてみて下さい♪



最後まで長々とご観覧頂き、ありがとうございました♪
また、ぼちぼちと更新致しますので、どうぞよろしくお願い致します(*^^*)

hohoemi@kitchen料理人 Eriko


 

1日で出来る、簡単☆手作り味噌

2018-12-03 12:42:08 | 日記
こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人のErikoです♪


本日は、
なんとたった1日で完成する、
炊飯器を使った、簡単お味噌の作り方を、ご紹介致します!


お味噌というと、いろいろと手間暇かかる上に、完成するのに何ヶ月も掛り、手作りにするにはとても難しいイメージがありましたが、
この方法でしたら、まだまだお料理修行中の未熟な私でも、簡単に、楽しく作ることが出来ました♪


先輩味噌の力もちょっと借りるので、祖母は、「なんちゃって手作りお味噌よ♪」と言っていました(^^♪
でも、こうじ、豆乳、おからの持つ、それぞれのほのかな甘さが、なんともまろやかな味に仕上げてくれるので、
たった一日で出来たとはとても思えない、とても美味しいお味噌に仕上がります♪

市販のお味噌に比べて塩分が少ないため、長期保存は出来ませんが、
減って来たなと思ったら、また直ぐ簡単に作れるので、大丈夫です♪

塩分が少ない分、体にいいお味噌をたっぷり取ることが出来るので、私の家では、お味噌汁にも、多めに入れています!

手作りならではの、優し~い味のお味噌、是非お試し下さいませ(^^♪




  


<材料>  約1.8kg(写真の様に1袋、約600gのものが3つできます)


・こうじ   400g
・おから   400g
・豆乳(無調整のもの)  400g
・お湯(約60度)   400cc
・塩     60g
・先輩味噌   300g

・材料についての補足です(^^)/

☆こうじ☆

・今回、乾燥しているものを使用します。

☆おから☆

・おからは、洗わずにそのまま保温器に入れて使用するので、
 なるべく新鮮で安心なものをご用意下さい。
 (お豆腐屋さんで売っているもの、スーパーで買うなら、遺伝子組み換えでないものなど。)

☆先輩味噌☆

・先輩味噌とは、既に完成しているお味噌のことです♪
 長く熟成されたものを使うと、更に味に深みがでるので、オススメです。
 今回は、2年熟成された仙台味噌を使用しました(^^♪
 使う量は、特に決まりがないので、その時ご自宅にある量で構いません。
 大体、300g~500gをご用意して頂ければ、良いと思います。



今回使用した、こうじと、おからです!




<作り方>

1.乾燥しているこうじを。袋の上から、手でほぐします。これ位、ほぐして下さい♪




2. ほぐしたこうじを炊飯器に入れたら、60度のお湯400ccを入れて混ぜ、こうじをふやかします。



3. 蓋をして、保温で、1時間置いて下さい♪

4. 1時間経ちましたら、新鮮なおから400g、豆乳(無調整のもの)400cc、塩大さじ60gを入れて、
  再び保温で、今度は3時間置きます。 (写真がブレていてすみません(:_;))



5. 3時間経ちましたら、先輩味噌300g(~お好きなだけ)を入れて、良く混ぜて、
  再び保温で、5時間置きます。(先輩味噌を入れた後の写真です)



6. 5時間経ちましたら、炊飯器のスイッチを切って、蓋をしたまま、冷めるまで置きます。

   冷めたら、手作りお味噌の、完成です!



  



★ポイント★

・手作りお味噌の魅力の一つは、塩分の量を、自分で調節できるところです。
 自宅で手作り味噌を作る時、こうじ400gに対して、塩120g以上入れるのが一般的らしいのですが、
 今回、レシピを教えてくれた祖母が、塩分を控えているので、
 塩は60gと、かなり減塩で作りました!

・使用する、おからの乾燥具合によって、出来上がりが少し固い時があります。
 少し固いと感じる時は、豆乳を足して下さい。
 後から足せます♪

★お味噌の保存方法★

・出来上がったお味噌は、ビニール袋に入れて、しっかり空気を抜いてから、
 固く縛ってください。
 なるべく、空気に触れないようにして、冷蔵庫で保存をお願い致します♪

・お味噌は漏れやすいので、袋は二重にして、更にタッパーに入れて保存すると、安心です。
 


~祖母がこのお味噌を作ろうと思ったきっかけ(*^^*)~

長年、自宅でお味噌を作っていました。しかし、作るには、
大豆を戻して、柔らかく煮て、よく潰して、ととにかく手間の掛る作業で、大変でした。
ある時ふと、それならおからと豆乳を使えば、ぐっと簡単に作れるのではないかと考えました。
更に、白みそは、比較的すぐに作ることができるため、そられをヒントに、作ってみました。

しかし、こうじとおからを数時間寝かせただけでは、どうしても味に深みが足りないので、
既に完成している、熟成されたお味噌を少し加えました♪ 
この先輩味噌の助けを借りて、一日で作ったとは思えない、深みを与えることが出来ました♪