hohoemi@kitchenブログ

東京都小金井市で、天然酵母のパン作り、家庭菜食を楽しむ、優しい生活のためのブログです。

鶏肉のゴマ風味揚げ

2019-06-11 11:18:53 | 日記

こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人のErikoです♪

本日は、ちょっと豪華なおもてなしにぴったりの、
点心をご紹介致します。

鶏肉に香味野菜、カレー粉などで香り良く下味を付けて、
えびのすり身を塗って、白ごまをまぶして揚げたものです。

祖母が、昔からよくおもてなし料理として作っていた、懐かしい点心です♪

作業工程は少し多いですが、鶏肉にえびのすり身と胡麻を塗って揚げるだけなので、
意外と簡単です(^^♪
お肉の旨味が凝縮された、本格的な点心、
是非お試し下さいませ♪





  


<材料> 約3~4人前

・鶏のもも肉又は、むね肉  2枚(1枚約350g)

~鶏肉のつけ汁の材料~

・にんじん  100g (中くらいのものを約1/2本分)
・セロリ   100g (小さいものを約1本)
・玉ねぎ   100g (中くらいのものを約1/2個分) 
・水     160cc

(調味料)
・塩     小さじ1と1/2
・砂糖    大さじ1
・ごま油   小さじ1
・カレー粉  小さじ1
・紹興酒 又は、日本酒   大さじ1


~えびのすり身の材料~

・えび(むき海老でも〇)   400g
・豚の肩ロース 又はバラ肉   200g

(調味料)
・塩    小さじ1と1/2
・砂糖   大さじ1
・ごま油  小さじ1
・胡椒    少々
・卵白   1個分
・片栗粉   大さじ1

<作り方>


☆作る前の日にしておくこと

<つけ汁を作ります>


①野菜は全てザク切りにして、水(160cc)と共に、ミキサーにかけます。

②ジップロックに、①と調味料を加えて、軽く揉んで、よく混ぜておきます。

③鶏肉は、フォークでまんべんなく刺し、皮に付いている余分な脂肪を取ります。

④鶏肉を半分に切り、2枚の鶏肉を4枚にします。写真の様に、切り開いて薄くします。
 (写真は、既につけ汁に漬けたものです。)

厚さをなるべく均等にするのがオススメです。
分厚い箇所に、斜めに包丁を入れると、うまく開くことができます。



⑤つけ汁に鶏肉を入れて、一晩冷蔵庫で寝かせ、味を染み込ませます。
 お野菜の栄養(水溶性のビタミンや食物繊維)が汁に溶けだすので、鶏肉にたくさん吸わせましょう~♪

これで準備はオッケーです♪



(写真はつけ汁と、鶏肉を一晩つけたもの。)


<えびのすり身の作り方>

①海老は片栗粉を少し振って、良くもんでよごれを取り、
 水洗いをして水気を拭きとっておく。

②豚肉はざっと刻んで、えびと調味料と共に、フードプロセッサーにかけて、
 ペースト状にする。



(えびの形が少し残る位でオッケー)

これで、えびのすり身は完成です♪


~鶏肉を揚げる準備をしていきます~

1.漬け込んだ鶏肉を袋から出して、表面に付いた野菜を取って、
 キッチンペーパーで軽くおさえます。

2.鶏肉の両面に、まんべんなく片栗粉を付けます。

3.鶏肉の裏側(皮の付いていない面)だけに、えびのすり身をのばして、全体に付けます。
 その上に、白ごまをたっぷりとまぶし、軽く手で押さえて、しっかり付けます。

 どちらも、付けるのは裏側だけです♪


 
(なるべく、ごま同士が重ならないようにつけると、揚げた時にごまが取れにくいです。)



4.鍋に油を180℃に熱します。 
 揚げるというよりは、揚げ焼きにするので、油の量は大体これ位です♪



5.ごまの付いた面を下にして入れて、弱火で7~8分ゆっくりと揚げます。
 火の通りが均一になるように、鶏肉の位置を時々変えて下さい。



6.7~8分経って、胡麻に焼き色が付いたら、裏返して、更に5分程揚げます。
 鶏肉とえびのすり身が剥がれないように、そっと裏返します。



7.最後に、強火にして1分くらい揚げて、余分な油を抜いてから、よく油をきって取り出します。
(油はねにご注意下さい)



(余熱で火が通るので、すぐに切らずに3分位置いておきます。)

完成です♪
やけどに注意しながら、一口大にカットします♪
今回は、お野菜やピクルスの上に盛り付けてみました。




☆味が少し薄いと感じる場合は、からし醤油をつけると美味しいです♡

☆鶏肉のつけ汁は、煮立てるとカレーのルーに使えます。
 冷凍保存しておくと便利です♪
 宜しければ、前回ご紹介したタンドリーチキンカレーのレシピを、参考にしてみて下さい。



  ☆ポイント☆

・作る前日に、鶏肉を漬け込んで置くのを、お忘れなく♪

・胡麻が衣の代わりになるので、たっぷりと付けて下さい。

・鶏のむね肉で作っても、とても美味しいです。もも肉で作るより、少しサッパリ味に仕上がります。

・胡麻には疲労回復の効果があり、ガンや動脈硬化などの病気予防も期待できます。
 お肉と海老のたんぱく質は、体を作るための大事な栄養です♡
 お肉の脂質が体のエネルギー源となり、お野菜の栄養も加わるので、食べると元気になる点心です(*^^*)


 ★今回ご紹介したお料理について★

本来、すり身に使うのはお肉ではなく、全て背脂を使います。
しかし、なかなか家庭では手に入りにくいので、今回はより手に入りやすく身近な食材の、
豚の肩ロース(又は豚バラ肉)を使いました♪
 
そのため、
すり身に使うお肉は、挽肉よりも、脂身の多いお肉の方が美味しく仕上がります。
海老との相性も良く、赤身肉より旨味が増します。

背脂で作ると、旨味やコクが増して更に美味しい。お肉屋さんの揚げ物が美味しいのは、ラードを使っているからと、
祖母が教えてくれました♪

確かに、お肉屋さんの揚げ物、凄く美味しいですよね♡

しかし、私はまだ背脂を使ったものを作ったことがないので、
豚ロースや豚バラ肉で、十分美味しい~!感じました(^○^)笑

お肉たっぷりで作るので、食べ応えがありますね♪



~美味しくて大好き♡ 「点心」とは?~


今回ご紹介したこの料理は、中華料理の中の点心で、広い中国の広東地方の料理です。

点心は、日本では間食とされていますが、中国の方にとってはとても大切な食習慣です。
私達からすると、間食は有っても無くても良い物ですが、中国では、食事と同じ位大切なものです(^^)/

そのわりには、肥満の方があまり居ないのは、点心を食べながら、必ずお茶を何杯も飲むからです。
お茶は、消化能力に優れ、脂肪やコレステロールの沈着を防いでくれる効果があります。



最後までご観覧頂き、ありがとうございました♪
また、ぼちぼちと更新致しますので、どうぞよろしくお願い致します(*^^*)


hohoemi@kitchen料理人 Eriko