hohoemi@kitchenブログ

東京都小金井市で、天然酵母のパン作り、家庭菜食を楽しむ、優しい生活のためのブログです。

物語のあるごはん、「The Tango」

2013-07-28 16:45:30 | 日記
こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人のFumikoです♪

今日は、蒸し暑い午後でしたね。
昨日も、日暮れに大雨。
夏日が続くかと思うと、南国のようなスコール!
高温多湿な天候に、救急車のコールも多いと聞きます。
熱中症対策が必要ですね。
体温に近い、冷えすぎない飲み物を頂きましょう。

我が家では、
相変わらずの紫蘇ジュースを
梅シロップで割って飲みますけれど、
息子は外で汗を掻くものですから、
レモンを絞って、
ほんの一垂らし梅酢を混ぜます。
これで、クエン酸と塩分の補給になりますし、
味は、、、

「ほとんど、ポ□□スエットだね!」

と大好評です。
もし、スポーツ少年がお宅にいらしたら、
レモンとハチミツでジュースを作って、
市販のスポーツ飲料の粉末を、少しばかり加えると、
電解質も吸収できる、飲み物になりますね。
市販のスポーツ飲料は、あくまでも、
純粋なアスリート向けですね。
普通に頂くのであれば、倍に薄めても。
好奇心のある方は、お試しください♪
ほんの少しのミネラルを含んだ水分は、
真水よりも飲みやすくなります。

さて、こんな不快指数の高い日に、
何か南国を感じる音楽をBGMに。
私の大好きな、素敵なタンゴを♪

『Pur una caveza』

さあ、薫り高く、南国の気高い花に酔うような音楽を聴きながら、
一つ、夏らしいお料理をご紹介します。

むしむしと暑い日に、
刺激的で、エキゾチックな香りの、タイのごはん料理はいかがでしょうか?

「お鍋で出来るナシゴレン」です(^^)!

hohoemi風お鍋で作るナシゴレン

<材料>
タイ米       2カップ
水         2カップ
海老        8~10尾  ※背中に切り込みを入れて、背わたを取っておきましょう。
桜海老       大さじ2杯  ※乾物です。
玉ねぎ       1個     ※みじん切りにしておきます。
ニンニク      一かけ    ※みじん切りにしておきます。
ピーマン      1個
パプリカ      1個 ※ピーマン、パプリカは、それぞれ、1センチ角に切っておきます。
鶏肉        100g     ※1センチ角に切って置きます。
トマト缶 100cc
ナンプラー 大さじ1
塩 小さじ1
豆板醤       小さじ1

<作り方>
1.鍋にサラダ油大さじ1を入れて、
  海老には塩少々を降って、色が変わるまで炒め、
  一度、お皿に取り出しておきます。

2.鍋に、ニンニクを入れ、玉ねぎ、鶏肉、ピーマン、パプリカ、
  タイ米を、洗わないで、そのまま入れて炒めます。

3.直ぐにお米が透き通って来ます!そこで、水を加え、
  トマト缶100cc、ナンプラー大さじ1、塩小匙1、豆板醤小匙1、を鍋に加えて、
  始め強火、煮立ったら弱火で12分煮ます。

4.火を止めて、1.の海老を加えて、10分蒸らす。
  お皿に盛り付けてバジルをトッピングします。


タイ米の南国の香りに、バジルの爽やかさ、
ナンプラーの深い味わい、海老に、野菜のスープ、
最後に豆板醤の、ぴりりとした緊張感で、
汗が出ます。
すると、体温の調整になるのですね。

私は豆板醤が作るのも、食べるのも好きですが、
もともと南米の唐辛子が海を越え、
中国に渡り、人々と長い旅をして、
高温多湿の内陸部、四川省に渡ったと聞いて、
ロマンを感じます。
物語のある食材や、料理は本当に魅力的なもの。

高温多湿の場所では、汗をかいても、
体温が逃げませんね。
すると自律神経が疲れてしまいます。
暑いときに、辛いものを食べ、発汗作用を手伝ってもらう。
食すための意味があるのです。
物語や、意味のある食べ物を頂く、
食卓をにぎやかにする話題にもなるし、
語りながら、そのものを食べるって、たのしいです♪

やれやれ、
今日は何だか書きすぎました。
台所が静かだからでしょうか?笑。
いつも賑やかなスタッフさんは、今日はお休み。

黄昏に似合うタンゴも終る頃、
そろそろ、夕食の仕上げをしましょうか♪
何処にも、また平和な一週間となりますように。

追筆、
今日のBGMですが、
昔から、多くの映画に登場する曲です。
ご存知の方も、多いかしら(^^)♪

私が好きなのは「Scent of a Woman」(1992)です。
あまり内容を詳しく言うのは、野暮ですね。
ほんの少しだけ、素敵なシーンを、
シェアさせてくださいね。
タンゴがお好きな方へ贈ります。
『Scent of a Woman』



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雨に唄いながら。鯵で、お寿司を♪

2013-07-24 15:30:04 | 日記
こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人のFumikoです♪

涼しい一日になりましたね。

じりじりと強い日差しも、雲の上。
ぱらぱらと雨音がスコアを描いて、
降り注ぐしずくで
乾いた地面をそっと覆ってくれます。
慈しみと、豊穣の雨に、
草木は一息ついて、
人も、ほっこり(^^)。

ありがたい、お天気です♪

ふと雨音に、親しい曲が重なったので、
夕方からの台所、
お料理しながら、BGMは「雨に唄えば」♪

時々、
この曲を、お店で耳にすることが、ありますね。
「雨が降ってきましたよ~」という、
合図なのですね。
露天の品物は片付けられ、
入り口には、傘たてが、
そして、傘売り場に変身するそうです。

雨に唄えば、心はいつも、明るくなる♪
こちらにシェアを(^^)。

『Singin' in the rain』

さて、
私は、千葉に住む娘一家のところへ、
来ています。(^^)
海が近く、緑がゆたかで、果物がおいしく♪
素敵な場所ですね、千葉県は。

今日は、お隣の方が鯵を釣って、
お裾分けに届けてくださいました。

現役時代に社会の第一線で活躍された方が、
今では、釣り名人でいらっしゃる。
素晴らしいですね、
人生はラルゴ、
大らかに、ゆるやかに、
何度でも青春の歓びに満ちて。
私も、見習いたいものです(^^)。

「まあ、なんて立派な鯵でしょう!!」

東京湾に、こんなに大きな鯵が泳いでいるなんて、
感激です!家族一同、大喜び!
海辺の民のように、
美しく捌いて、美味しく頂いてみせましょう!

今日の夕食に、鯵寿司を作ります。

レシピを実況で、ご紹介します♪

鯵のばら寿司

<材料>
(鯵の下準備)
鯵      大きなもの3尾
塩        大さじ1
米酢          100cc
(酢飯用)
米           三合
水           540ml
合わせ酢        (酢100cc、砂糖大さじ1.塩小匙1)※混ぜておく。

煎りごま     大さじ2
きゅうり        二本  ※塩小匙1で塩もみする
甘酢生姜        50g   ※市販品で大丈夫です!
茗荷          3こ
紫蘇          5枚

<作り方>
(鯵の下準備)
1.鯵は三枚に下ろしておきます。

2.バットに塩大さじ1を敷いておきます。
  鯵は皮を下にして並べましょう。
  魚の上にも、大さじ1の塩を降って、ラップをして
  冷蔵庫で20分位置きます。

3.2の鯵を、冷水で洗って塩分を落とします。

4.3の鯵を、ざるに上げます。

5.バットに水気を切った鯵を並べ、
  米酢100ccを入れて、キッチンペーパーで覆って、20分位、
  冷蔵庫に置く。

6.5の鯵の皮を剥いで、小骨は抜いて、
  腹骨は削いで、下準備は完成。一口大に切りましょう。

※(酢飯作り)
1.米三合は30分前に洗って、
  水540mlで普通に炊いておきます。

2.炊き上がった白飯に、
  合わせ酢(酢100cc、砂糖大さじ1.塩小匙1)を回しかけて、
  団扇などで扇ぎながら、切るように混ぜる。
  (あら熱を取るためです)

(仕上げ)
1.寿司飯が出来たら、煎りごま大さじ2を振ります。

2.きゅうり二本は薄くスライスして、
  塩小匙1をまぶし、しんなりしたら、よく絞って、
  ご飯に合わせます。

3.甘酢生姜(市販品)50g、と茗荷3こは千切りにし、
  水にさらしておきましょう。
  水を切って、ご飯に混ぜる。

4.鯵をご飯に載せて、紫蘇5枚の千切りを散らします。

しっとりとした鯵と、
香りが爽やかな酢飯で、
夏らしい、見た目にも美味しい夕食ができました。

あら、ふと耳をすませば、せみの声。
どうやら雨も上がったよう、
夕食が終えたら、
少し黄昏の涼しさを楽しみに、
歩きに行きましょうか。

雨に潤って、
緑も深く息をする。
その呼吸は、地上に新しい酸素を送ってくれます。
まるで、大地も歌うよう。
今夜は気持ちのいい夜になりそうです♪



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即興のおもてなし料理、パエリヤ。

2013-07-20 08:32:27 | 日記
おはようございます、
hohoemi@kitchen料理人のFumikoです♪

涼しい土曜日の朝ですね。
庭仕事の手を休めた家族が、
「今日は、ホットコーヒーが美味しい気温だね」と、
熱いコーヒーを久しぶりに、
淹れてくれました。

ほ。

このところ、お客様が多くて、
慌ただしい日々を送っています。

一杯の丁寧に誰かが淹れてくれるコーヒーに、
一息つくなんて、とても贅沢(^^)。感謝ね。

今日は、先日いらしたお客様に挑戦していただいた、
LIVEで作る、パエリヤ・マラガ風を、ご紹介したいと思います。
お客様は、とても博識な方で、
南米にもお詳しい、楽しい紳士♪
それじゃ、BGMは素敵なブラジルの音楽、Choroにしましょ♪

お好きな方はご存知ですね、Villa-Lobosのpianoで。
Choroは、即興性のある大衆音楽で、南米のjazzと呼ばれますが、
jazzよりも歴史は古く、
いつ聞いても、どこか懐かしく、切なく、やっぱり明るく(^^)。
chorar(すすり泣く)という言葉から、Choroと名づけられたそうですが、
ぱっと明るく笑ったり、踊ったり、するような曲調は、
どこか希望にあふれている気がするのです。
表情豊かな音楽を、素敵なお客様に重ねつつ、
こちらにシェアを♪

Choro no.1

さて、皆さんは、
「LIVEでお料理!」、お好きですか?

私は、大好きです!(^^)

お教室で、皆さんの前で腕を振るう、
パフォーマンスをしますが、
本当は、いっせいに皆で作りながら食べる、
LIVEな食卓が楽しいに決っています♪

焼肉?お鍋?もんじゃ?たこ焼き?すし?
ええ、焼きましょう、炊きましょう、握りましょう(^^)。

そして、おもてなしに楽しいのは、パエリヤです。
みんなで、混ぜながら、炒めながら、ワインでも飲みながら、
最後に、パッと蓋を取ったときの歓声!

”Estou com água na boca!”(おいしそう!)
紳士も少年の笑顔になる、即興のおもてなし料理。
もちろんホットプレートで!レシピをご紹介します。

ホットプレート・パエリヤ(マラガ風)

<材料(3、4人分)>
具材として…
海老              15尾
あさり             200g
季節の野菜           適量※
(いんげん、パプリカ、グリーンピースなど)
レモン             一個   
鶏もも肉            半枚程度
にんにく            一かけ
玉ねぎ              中一個
ホールトマト          100g
お米              2カップ
オリーブオイル         大さじ5
白ワイン            50cc

スープとして…
サフラン            一つまみ
無添加コンソメ顆粒       4、5g (お好みで)
塩               8g
湯               2カップ          
※サフランの代わりに、パプリカの粉末とカレー粉、各小さじ1でも大丈夫!
※季節の野菜は、お好きなもので構いません。
例として、、
パプリカ赤1個、黄色1個、インゲン1袋、又は、アスパラ5~6本。
… ………………………………………………………………………
<下準備>
海老は、(殻付き、大正海老など、背わた、は取っておく)
アサリは、(砂出ししておく)
鶏肉は、(一口大に切っておく)
野菜は、(食べやすい大きさに切って、あらかじめ茹でておく)
ニンニクは、(すりおろす)
玉ねぎは、(あらみじん) 
お米は、(30分前に洗って、ざるに取り、水を切っておく)
スープは、(サフラン1つまみを、湯2カップに浸しておく。
無添加コンソメ顆粒4、5gも加えて、溶かしておく)
…………………………………………………………………………

<作り方>
1.ホットプレートを強にしておく。

2.あさり、海老をホットプレートに入れて、
  白ワイン又は酒を入れて蓋をする。
  海老の色が変わったら、取り出す。
  あさりの口が開いたら、次に取り出す。

3.鶏もも肉と、お米、オリーブオイルを入れて、
  へらで五分位、炒める。

4.サフランの入ったスープとトマトを加え、
  強火で5分中火で煮込む。

5.15分したら、強火にして。
  2、3分経って、おこげが出来たら、
  野菜と海老、あさりを加える。

6.ホットプレートのスイッチを切って、15分蒸らすと出来上がり♪

7.最後にレモンを飾りましょう!
  レモンを絞ると、爽やかに召し上がれます。


夏休みの子ども達と作るのも楽しいですね。
自分も参加した料理は、とても美味しい上に、
達成感がちがいます。
いい思い出に、宿題の絵日記なんかにしたりして(^^)。
パエリヤは、色鮮やかなお料理なので、
きっと絵に描くと映えますね♪

挑戦されるお子様には、一つ注意を。
ホットプレートは熱くなっているので、
アサリや、オイルが跳ねたりすると、危ないですよ。
覗き込むのは、気をつけて。
(絶対に、覗き込みたくなりますから!笑)

跳んだり、跳ねたり、の即興料理に、
choroは似合います。
そして、はじける爽やかな発砲ワイン、
とても美味しかったわ、と微笑む今朝でした。

Bom fim de semana!何処にも、どうぞ、よい週末を♪



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夏空のアリア、台所中継♪

2013-07-17 09:30:12 | 日記
こんにちは、
hohoemi@kitchenの料理人、Fumikoです。

今日は、少しばかり涼しいでしょうか?
生まれたばかりの綿菓子のような雲が、
ふんわりと空を覆っていますね。
時折、差し込む、まぶしい光。

どこかで、遠く、高く、
雲間に奏でる音楽が聴こえそうな夏の空。
バッハの清らかなアリアを、
美しい贈り物、声を持つ子ども達の歌をBGMに♪
『Air on the G String』
教会の響きですね♪

さてhohoemiの台所の実況中継です!
今日は、富士山の麓から、採れたてのきゅうりが、
送られてきました。

「おいしそう!」

早速きゅうりの佃煮を作りましょう。
そうは言っても、三キロのキュウリ、スライスするのは大変そうね、、
家族と、スタッフさんも呼びましょうか♪(^^)

キュウリの佃煮

<材料>
きゅうり        1Kg
生姜          50g
みりん         30cc
醤油          70cc
酢           80cc
砂糖          60g
豆板醤         大さじ1
塩昆布         30g

<作り方>
1.キュウリはスライサーで、スライスして、
  3%の塩で塩もみします。
  三時間くらい置いておきましょう。

2.1.を、水洗いして、きつく絞っておきます。

3.絞ったキュウリを鍋にほぐし入れて、
  生姜の千切りも入れます。調味料を入れて、
  始め、強火で、煮立ったら、弱火にして、30分ほど煮ます。
  煮汁が多い時は中火で飛ばします。

4.汁が、ほとんどなくなったら、火を止めて冷ましましょう。
  あら熱が取れたら、塩昆布を混ぜて、出来上がりです。


「Fumikoさ~ん、これ、お裾分け!
 昨日のスープ、おいしかったよ!」

「あら~、いつも、すみません~。
 美味しそうな茄子、大きいですね~。」

なんだかんだと、いつもお裾分けのご近所づきあい。
東京といえど、対話とお付き合いは、とても楽しく大切ですね。
そして、おいしい!お互いに、分かち合う嬉しさです。
私は料理するのが好きだから、いつもお料理を。
ご近所様からは、採りたて野菜や心づくしの差し入れを♪
今日は、
お隣さまから、ぷりぷりと大きく育った茄子を頂きました。

「それじゃあ、茄子の味噌炒めだね!」

はあい!
茄子好きな家族の定番、
冷酒のあてにも、ぴったりな、一品。
茄子の味噌炒め、ご紹介しましょう♪

茄子の味噌炒め

<材料>
辛味噌(味噌50g、砂糖大さじ2.味醂大さじ2.酒大さじ2.豆板醤大さじ1.を混ぜる)
ナス 4個
サラダ油 大さじ1

<作り方>
1.茄子は乱切りにして、水にさらして、あく抜きをして、
  水気を切って置きましょう。

2.フライパンに、サラダ油大さじ1、を入れて、
  茄子を皮を下にして、並べて、火をつけます。
  必ず蓋をして、始めは中火、
  すっかりフライパンが熱くなったら、弱火にして、
  3.4分蒸し焼きにします。

3.茄子に火が通り、やわらかくなったら、
  辛味噌大さじ1を回し入れ、混ざったら、火を止めて、
  出来上がりです。

茄子炒めを色良くするには、油で炒めるのがいいのですが、
沢山油を吸ってしまうので、この蓋をした蒸し炒めはおすすめです。


「小包です~」

「あらあら、デザートまで届いたわ!(^^)」

杏が、仙台の畑から届きました。
毎日、実りが沢山届いて、ほんとうに嬉しいけれど、
夏は収穫と料理の熾烈なレースのよう!笑。
負けると、痛んでしまう、おいしいもの達、
美しい大地の恩寵。

大切に、大切に、いただきましょう。

届いた杏は、杏シロップにしてみるつもり。
沢山出来ることでしょうね。
ニコニコの家族と、
ほくほくの笑顔のスタッフさん。
「私、今日は大きなリュックでよかった!」

Oh,my goodness!あらあら。
ほほほほ、
空を見上げる午後でした♪




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さくらんぼの実る頃。。。家族の祝い膳。

2013-07-15 12:51:25 | 日記
こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人のFumikoです♪

日差しが大変に強いので、
果実の産地が心配な、この頃。
いつも、おいしい果実をお世話になる、
農家の方からは、
今年は、もう収穫が早くなるとのお話を
うかがいました。

とても、移り変わりが速い果物たち。
この時期が最後、
ほんの短い間だけ、楽しめる果物がありますね。
私にとっては、さくらんぼ。
東北の佐藤錦が大好きです。

そんな理由で、今の頃、
風に聴くBGMに、「さくらんぼの実る頃」♪
シェアは、こちらに。
ご存知の方も多いでしょう、歌詞もすてきなのです。

LE TEMPS DES CERISES

ピンクと日差しの黄色、
少女の唇のような、ほんのりとした紅色。
かわいらしい東北の初夏の果実。
一山、買ってしまうくらい、
一箱、届いたら泣いちゃうくらい、
大好きなのです♪

ちょうど、さくらんぼの実る頃、
我が家では、お誕生日を迎える家族がいて。

初夏に、ささやかにお祝い膳を作ります。
暑い日のお料理はなるべく、
簡単にしたいものですが、お祝いとなれば♪
ささやかに、でも、気持ちをこめて。

やっぱりご飯は、お赤飯にしましょう。
今日は、大納言小豆1カップを、
5カップの水で、煮立つまで強火。
煮立ったら、弱火で煮ていきます。
8分通り柔らかくなったら、火を止めて。
そのまま冷ましておく。
もち米は洗って、炊飯器に入れて、
先ほどの小豆の煮汁を入れます。
炊飯器のメモリで、「赤飯」のメモリまでの水加減にして、
カップ半分の小豆を入れ、
30分たったら、スイッチを入れます。

魚の代わりに、仙台の友人が送ってくれた笹蒲鉾。

卵焼きは、できたての甘酒と塩麹を入れて作ります。
卵3個に、甘酒大さじ3、塩麹大さじを入れます。

普通の卵焼きと同じように、焼きましょう。
もし、挑戦なさる方があれば、
生地が少し柔らかいので、焼く時は気をつけて下さいね(^^)。
砂糖が入ってないので、ふわっとしてやさしい味わいです。

お吸い物は?
インスタントです♪
お椀に直接、鰹節パック5gを、
人数分に分けて入れます。
モロヘイヤ、ひとつかみは刻んで。
生のままでお椀に、(または三ツ葉、青ネギ、少々)
醤油小匙2杯もお椀に入れて、
沸騰したお湯をお椀に注ぎます。
さっと混ぜたら、とろろ昆布をお椀に入れます。
昆布は最後に入れて下さいね!
さっぱりとして、おいしいお吸い物です。

卵焼きに添えた佃煮は、
私の母が夏に作ってくれたお袋の味です。
作り方は簡単なのですが、新鮮なインゲン豆が味の決め手です。
今朝取り立てのインゲン豆を、
お隣からいた頂いたので、うれしく!
今日はhohoemi風、夏の佃煮、ご紹介します。

インゲン豆の佃煮

<材料>
インゲン豆      300g
醤油         100cc
酒          100cc

1.インゲン豆300gは、へたを取って、
  洗い鍋に入れます。
2.醤油100cc、酒100cc、を鍋に加え、
  蓋をします。煮立つまで強火。煮立ったら、弱火にして。
3.10分たったら蓋を取って、たっぷり水分が上がっていたら、
  中火にして水分を飛ばします。

すっかり色が茶色になってしまいますが、
インゲン豆の甘味が、加わって(♪)味わい深い佃煮になっています。
白ご飯に、お茶漬けに、
この時期ならではの母の味です。


煮物はこんにゃくと刻み昆布。
奈良の吉野で作られたこんにゃくをいただいたので、
千切りにして、三陸産の刻み昆布と合わせて炊きます。
出汁は煮干しを。お茶パックに入れて、
醤油と水を加えた鍋にコトコト、10分ほど煮ます。
あっさりとして、冷めても美味しく、
沢山食べられますよ。

食後は、お庭のトマトに蜂蜜を入れた、自家製トマトジュースを。
リコピン、たっぷり、身体にいいだけでなく、
土壌は、家族が丹精した有機栽培の土。
味の濃い、おいしいトマトです。

そんな手作り三昧のお祝い膳。
家族は、とても喜んでくれます。
煮物は、沢山出来たから、
休み開けに飛んでくる、あの子たちにも持たせよう。。

さくらんぼの実る頃、
毎年おなじみの、我が家の慌ただしさのなか、
お誕生日を過ごすのでした。今年も、
おめでとうございます♪心をこめて。




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