自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

ホシミスジ(星三條)

2020-06-14 05:16:28 | 蝶・蛾・トンボ
【ホシミスジ(星三條)】
昆虫  : チョウ目 タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科 
分布  : 本州・四国・九州
時期  : 5~10月
前翅長 : 23~34mm
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい

濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。
近縁種のコミスジに似るが、1本目の帯が白色紋列になっていることで区別できる。
最前列の白斑が不連続、かつ後翅裏の付け根に黒点が現れる(標準和名「ホシミスジ」の由来)。
はねを開いてとまることが多い。
林の周辺で見られるが、幼虫が園芸植物を食べるので、人家周辺や公園でも見られることがある。
人の気配には敏感。
幼虫の食草は、シモツケ、ユキヤナギ、コデマリなど。
近縁種のコミスジオオミスジミスジチョウに似ています。

◎【2021 ホシミスジ 2021年7月22日

◎2020年6月5日 石川県にて 写真14枚 追加しました
新鮮なきれいな個体でした。





















2頭飛んでいました

もう1頭はスレでいました





◎2019年6月2日 石川県にて 写真9枚

















セッカ(雪加)

2020-06-13 07:39:16 | 野鳥
【セッカ(雪加)】
野鳥  : スズメ目 セッカ科 セッカ属
生活型 : 留鳥
生息地 : 河川 湖沼 農耕地 草地
全長  : 12.5cm

スズメより小さい。
成鳥夏羽は頭の上が褐色で、体の上面は黄褐色に黒褐色の縦斑、体下面は淡い黄褐色である。
尾羽は黒褐色で先端が白い。
また尾を広げると扇状になる。
冬羽は頭の上も黄褐色に黒褐色の縦斑となる。
雌雄同色ですが雄は会合線や口角や口内が雄は黒く、雌は上嘴が黒褐色で、下嘴は淡褐色で口内は黒くならない。

◎2020年6月3日  写真17枚


オス(♂)・・・会合線や口角や口内が雄は黒い








尾羽の上面


尾羽の下面、セッカ特有の縞模様がよくわかります










メス(♀)・・・上嘴が黒褐色で、下嘴は淡褐色で口角、口内は黒くならない。











カジカガエル(河鹿蛙)

2020-06-10 05:28:03 | 出会った生き物たち
【カジカガエル(河鹿蛙)】
両生類  : 両生綱無尾目 アオガエル科 カジカガエル属
生息地  : 日本固有種で、本州、四国、九州などの山地にある渓流、湖、その周辺にある森林などに生息
体長   : 雄で約35~40mm、雌で約50~70mm。雄より雌の方がかなり大きい。幼生は約44mmになる。
繁殖期  : 4月~8月。多くは4月~7月に産卵する。

昔から、河鹿として親しまれてきたカエルです。地味な体色とは対照的に、大変美しい声で鳴きます。
かつては、水盤で飼われその鳴き声を鑑賞されてもいました。おそらく、最古の両生類飼育だと思われます。
アオガエル科に属しますが、緑色になることはありません。
成体は頭部、胴とも扁平で、後肢が長く、指先の吸盤が大きい。
鼓膜の明瞭。色彩は灰褐色の基色に不規則な暗褐色の斑紋があり、背面や側面、四肢の上面の皮膚には粒状突起が一面に分布する。
幼生は暗灰色または褐色で頭胴部は長卵形で口が大きく、尾は細く長く、不規則な黒点や黒斑が散在する。
繁殖期の雄は縄張りを持ち、平瀬の石の上で鳥の囀りに似た高い美しい声で鳴き続け、雌がやってくるのを待つ。

◎2020年5月24日 石川県にて 写真2枚 追加しました





◎2017年6月3日 富山県にて 写真6枚








ひと回り小さい・・・雄かな?



ニホンカモシカ(日本氈鹿)

2020-06-06 10:54:33 | 出会った生き物たち

【ニホンカモシカ(日本氈鹿)】
哺乳綱ウシ目(鯨偶蹄目とする説もあり)ウシ科 カモシカ属する。
名前に「シカ」がついてますが、鹿ではありません
体長は105〜112センチ 体重は30〜45キログラム

日本ではしばしば、カモシカと言えば、国内に棲息する唯一のカモシカ類であるニホンカモシカを指す。
山形県・栃木県・山梨県・長野県・富山県・三重県の県の獣にも指定されている。
・日本の特別天然記念物
・冬眠はしない。
・オスメスともにツノがある。 はえ替わることはない。
・ツノや顔、体の大きさなどでオスとメスを見分けることはできない。
・おもに草類、木の枝などの植物を食べる。
☆2022 ニホンカモシカ 2022年5月16日
☆2021 ニホンカモシカ 2021年6月30日

◎2020年4月30日 富山県にて 写真5枚 追加しました











◎2018年4月20日 富山県にて 写真7枚 追加しました



少しづつ近づいてきました











◎2018年4月3日 富山県にて 写真2枚 追加しました
角の縞模様が綺麗な個体でした

ウインク?



◎2017年6月17日 富山県にて 写真10枚 + 動画を追加しました





ツバキの葉を食べていました









アップ・・・・ノートリです




動画です




◎2016年5月14日 富山県にて 写真5枚 追加しました
里山を運転中に珍獣発見!と思い車を止めて撮影。
まだら模様のカモシカでした。
幼獣から成獣への換毛期のまだらか?冬毛から夏毛への換毛期なのか?はわかりませんが、こんなまだら模様のニホンカモシカは初めて見ました。










いろいろ調べていただいた結果冬毛から夏毛への換毛期の状況でなかろうかとの結論になりました(5/17)

◎2009年10月11日 写真1枚追加しました。

◎魚津市北山付近で見かけました。

◎魚津市北山付近で、リラックスして座っています。

◎小松市の大倉岳に向かう途中

◎立山・芦峅寺付近で


ミヤマチャバネセセリ(深山茶羽挵)

2020-06-06 04:49:52 | 蝶・蛾・トンボ
【ミヤマチャバネセセリ(深山茶羽挵)】
昆虫  : チョウ目 セセリチョウ科 茶色い小さなセセリチョウで、チャバネセセリの仲間。
分布  : 本州・四国・九州 名前は「ミヤマ(深山)」であるが、草原や渓流沿いなどでも見られる。平野部にはいない。
時期  : 4~9月
前翅長 : 16~22mm
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい

成虫は、4~9月にかけて年2回発生。
近似種とは、もっぱら後翅裏の銀紋で区別する。
本種は銀紋が大きく鮮やかであることで、他種と識別できる。
後翅の中央の白斑があるだけでとても魅力的に感じます。
他のセセリ同様、とまる時は翅を半分開く。
花によく訪れるが、湿地で吸水したり、獣糞からミネラルを補給したりもする。
幼虫の食草はススキを主とするイネ科で、葉を巻いて糸でつづり、巣をつくる。
越冬態は蛹。

◎2020年5月24日 石川県にて 写真5枚











◎2019年5月10日 富山県にて 写真3枚






キツネ(狐)

2020-06-05 06:34:37 | 出会った生き物たち
【キツネ(狐)】
哺乳綱 ネコ目 イヌ科 キツネ属

(ホンドキツネ)
体長50~80cm、 体重4~7Kg。
尾が太く長いのが特徴。
体色は赤みがかった黄色(いわゆるきつね色)でお腹、ほお、尾の先は白い。
尾の基部の上面に黒い斑があり、そこには尾上腺(尾腺)と呼ばれる腺がある。
北海道に生息するキタキツネよりやや小さく、四肢の足首の部分が黒くなっていない点で異なる。

◎2020年4月30日 富山県にて 写真4枚









◎2018年10月19日 石川県にて 写真11枚 + 動画




横顔




鋭い牙が見えます


上の牙も


おすわり・・・犬みたい??




近づいてきました






動画です



サンショウクイ(山椒喰)

2020-06-02 05:48:50 | 野鳥
【サンショウクイ(山椒喰)】
野鳥  : スズメ目 サンショウクイ科
生活型 : 夏鳥
生息地 : 林など
時期  : 4~9月
全長  : 20cm

背中は灰色で、首、後頭、過眼線は黒く額は白くなっています。
下面は全体が白いが、脇はやや灰色味があり、尾は黒くて長く、外側尾羽が白い。
雄は額、腮以下の体下面は白い。頭頂から後頸は黒く、背以下の体上面は灰色で、風切、尾の一部は黒い。
雌は額の白色部が狭く、頭頂から後頸も灰色。嘴と足は黒色です。
幼鳥は頭頂から背が灰褐色で羽先に小さい白斑があり、雨覆、風切の羽縁も白い。
ピリリリ ピリリリ ピリリリという泣き声が、辛い山椒の実を食べたときのようである事からこの名がつきました。

◎2020年5月8日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2018年5月11日  石川県にて 写真5枚 追加しました
雌(♀)











◎2018年5月6日  富山県にて 写真4枚 追加しました
雄(♂)









◎2017年7月19日 富山県にて 写真5枚 追加しました



幼鳥









◎2013年4月22日 写真12枚追加しました

























◎2011年5月24日 写真1枚追加しました



◎2011年4月24日 写真2枚



クロスキバホウジャク(黒透翅蜂雀)

2020-06-01 08:56:05 | 蝶・蛾・トンボ
【クロスキバホウジャク(黒透翅蜂雀)】
昆虫  : チョウ目 スズメガ科 ホウジャク亜科
時期  : 5~8月
前翅長 : 25mm 翅を開いたときの大きさは48ミリ前後

体色は緑色で、尻に長い刺状の尾角とよばれる。
突起がある。腹面、腹脚は黒褐色、尾角も黒褐色で小さな刺状の突起がある。
気門は紅色、なお、体色は変異があり、赤褐色の個体も見られるという。
幼虫はスイカズラ科(タニウツギ、ヒョウタンボク)、アカネ科(キヌタソウ)などの葉を食べるという。

◎2020年5月19日  富山県にて 写真7枚