千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

これから始めるレザークラフト⑪【実践編①】

2021-03-02 18:00:00 | レザークラフト講座
今までブログに書かせて頂いた事を
踏まえての実践編です。

手縫いや工具の使い方等のポイントは
また、後程、載せていきますが
とりあえず、作品を作ってみよう
いう事で始めます。

最初は何がいいかな~と思いましたが
今までのブログを活かせて必要最低限の
道具でできる物。
コースターがいいんじゃないかな
って事で丸い形のコースターを
作っていきます。


~~用意する物~~
〇 丸い形の型紙
〇 カッター
〇 カッターマット
〇 タンニン鞣しの厚い革
 (2,5mm厚~3mm厚程度)
〇 水やトコノール
〇 スリッカー
〇 紙ヤスリ



まずは、丸い型紙を用意します。
紙じゃなくても丸い形の貯金箱や缶詰の缶等
身の回りにある硬い丸でした大丈夫です。
大きさはコーヒーカップが乗ればOKです。

何故、四角ではなく、丸なのかは
カーブの切り方やコバ磨きの練習にも
なると思ったのと比較的、身の回りに
丸い物(型紙となる物)があるかな
と思い、丸い形にしました。




なるべく、型紙の大きさに近い革を
用意します。
大きければ、型紙に近い大きさに
予め、カット(荒断ち)します。




床処理
革の裏面をトコノールでをつけて
磨いていきます。
床面磨きは繊維の方向に沿って磨くと
磨きやすいです。




荒断ち
床面が乾いたら、型紙に近づくように
更に余分な革を切ります。




カーブの切り方でやったように型紙が
動かないように固定して革を回しながら
(なるべく自分が回りながら)
細かく直線でカットしていきます。




型紙のコピーのように切れましたか
尖ってる所があれば滑らかになるように
微調整して下さいね。




更に紙ヤスリ等で形を整えます。
革の断面が潰れないように優しく、丁寧に
ヤスっていきます。
カットの時に綺麗な円ができていれば
この工程にかける時間が少なくなる上
革へのダメージも少なくなります。
(ヘリ落としがあればヘリを落とすと
 より、綺麗に仕上がります。)




最後にコバ磨きをすれば完成です
コースターはコバが見せ所ですので
できるだけピカピカになるように丁寧に
磨いて下さいね




周りを手縫いする事で手縫いの練習にも
なります。
直線がひとつもない円を作る事で
カーブの切り方のコツやコバ磨きのコツ
手縫い穴のあけ方や手縫いのコツ等
1つの作品で色々な事を練習できます。
自分で作った革のコースターを使って
飲む物は格段に美味しく感じますし
プレゼントすれば絶対、喜ばれますよ





*ここでのレザークラフトの技法は
 あくまでも私個人のやり方ですので
 正解ではありません。



Let's try!















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     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:00~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

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