オーダーついでの小ネタ

只今、オーダー頂いているパーツに
面白い物があるので作り方を簡単にご紹介しますね


こんなカードホルダー良く見ますよね。


革を薄く漉いて、革だけで作る方法もありますが
今回はなるべく薄く、且つ、軽くする為
布を使って作ります。



まず、カードのサイズやカード間のサイズを計り
印を付けます。

この写真でのカード間のサイズは１．５ｃｍです。



印をつけた所をハトメ抜きで抜きます。



次にサイズに合った布を切り出します。
この時も型紙を作っておくと楽だと思います。

今回は６段のカードホルダーなので６枚切り出します。



先程、ハトメ抜で穴をあけたカード段ですが
段と段の真ん中辺り革の裏から布を貼ります。

貼る時は革用のボンドを使います。




布を貼ったら、革を表にして
穴から穴へ切り込みを入れます。
様は布事、切り込みを入れる訳です。




切り込みを入れたら　布を半分にして合わせて貼りつけます。
私は革用のボンドで布も貼りました。



これを必要数、繰り返すと

こんな感じになります。



布をセットできたら　裏側も革を貼りつけて完成です。





ちなみにですが

こんなカード段もあります。
布をカードパーツで切り出し、薄く漉いた革を
口元で折り返して貼ってから縫います。

これも大量生産では良く使われる技法ですが
厚みを抑える事と全体の軽量化が狙えます。
コスト削減とも言われますが
個人でこの技法を使うと　革だけの時より手間が掛かるので
そうとも言えない感じがします

レザークラフトとも言えない感じですが
製作する物によっては　作り方を覚えておくと
便利な時もあるので　ご参考までの小ネタでした













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定休日　　水曜日
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教室で人気のバッグとお遊びはお預け！

４人の生徒さんがほぼ同時に製作開始した
教材バッグが続々と完成しています。


まずは、Ｆさん

ショルダー付きにアレンジして頂きました。
使用した革はブラウンのヌメ革です。

フロントにはポケットをつけ、内装もついている
オールドファッションバッグです。



裏側は

こんな感じ！
革の色に真鍮の金具がマッチしてますね
難しい箇所が多々あったと思いますが
素敵な作品ができあがって安心しました
お疲れ様でした





続いてはＫさんです。

使用した革は型押しシボの牛革です。
こちらはパリッと仕上げる為に心材を仕込みました。
使った心材はベルポーレンです。

レザーに使う心材は様々です、良く使う物としては
『スライサー』、『ボンテックス』、『バイリーン』などがあります。
場合よってはスポンジ心材や今回のようなベルポーレンなどを使用します。
これらの心材を使う事により、強度はもちろん
理想の質感に近づける事ができます。
まぁ～、使えば使ったでまた、問題発生するんですけどね。。

そんなこんなでＫさんもパリッと素敵な
バッグに仕立ててくれました
有難うございます






生徒Ｍさんは

ラウンドファスナー式のブックカバーを製作中です。

ファスナーの始末やどこからそう進めるのか
考えながら進めて頂きました。

物にもよりますが、製作していく過程で
どこを先に作るかを考えないと　後戻りできなくなる場合があります。
例えば、先にコバを磨いておかないと磨けなくなる所や
先に縫っておかないと縫えなくなる所などです。
型紙を製作する時にそんな事を考えながら製作していくと
迷いも少なりますので、イメトレして下さいね

完成まであと少し　頑張りましょうね
お疲れ様でした





お遊びはお預けになりそうです。。
当分の間、真面目に仕事します












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毛皮リメイクと次のお遊び

先日から製作していた　毛皮リメイクの
ポシェットが完成しました




と言っても　完成写真はありませんが。。。。


今回ショルダーベルトに使用したのは

ベルト用のヌメ革です。
銀面、床面ともピカピカに磨きましたよ


この手のベルト革は幅４ｃｍあります。
それをストラップカッターで１、８ｍｍにカット

使用するナスカンは１、２ｍｍ幅だったので
それ用に加工しました。
また、厚みも４ｍｍあるので　漉き加工も施します。
革の端っこが毛羽立つのでヘリ落としもね。

こういうベルト類はコバ磨きが大変ですね。。。
この革は繊維が詰まっている革だったので
スポンジに少量のトコノールを塗り、水を吹きかけてそれを塗り
２枚同時にコバ磨きをしてみました
すると、、思った通り
見事に磨く事ができました
時短成功です

コバ磨きをする時、巷ではリューター等で磨くのが
流行っています。
確かに早く磨く事は可能ですね。
でも、革は加熱する事によって不具合が生じます。
また、逆効果となる事もありますので　注意が必要です。
なので私は手で確実に行っています。
まぁ～、この辺は好みですので人それぞれですね





次はこいつをカスタマイズします















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ネタが溜まってしまった。。。

って事で　　始めます。


まずは、生徒Ｓさん

ミドルウォレットを製作中です。
画像はコインケース部を仕切り部に縫い合わせる所です。

縫い合わせる所は通常、貼り合わせて一緒に
縫い合わせますが、それが出来ない所では
穴を写すをいう事をやります。

穴をあけたパーツを穴をあけたい所に合わせて
丸錐等で点を打って行きます。
その点に合わせて菱目打ちで穴をあければ
ずれずに済むという訳です。
こういう場面は多々出てくるので　覚えておくと
便利だと思います。



続いてはＭさん

ラウンドファスナー式の手帳カバーを製作中です。
またまた、難しい物に着手しちゃった感じですが。。

何が曲者って、ラウンドファスナーって名前がつくものは
ファスナーをグルッと回す事なのですが
これが、慣れないと難しいのです。
また、ファスナーとの兼ね合いを考えながら内装の大きさを
作らないといけないので　これもやっかいです。
型紙の計算次第で決まると言っても過言ではありません。
Ｍさんはクリアして　着々と進めています




間に私
只今、こんな試作をしています。

毛皮のコートからのリメイクです。


色々考えながら進めて縫いました。

毛皮の場合、縫った所の毛が縫い目に巻き込めれるので
丸錐等で毛を引っ張り出す作業が必要になります。
これが、なかなか時間がかかり大変なんですが。。。。



こんな感じのポシェットができました。
後はショルダー部を製作すれば完成です。
たまには　こんな事も面白いですよ






体験教室にお越し頂いたＩさん

刻印にセンスを感じますねぇ～～～
只者ではない感じです



縫い目も綺麗で　とても初めてとは思えませんね。。
最近の初心者さんの上手さには驚くばかりです。
私が最初に作った物はとてもお見せできる物では
ありませんからね
次は基本コースでお待ちしてますよ



最後は問題です。

これはＩさんが製作中のある物のパーツです。
なんか飛行機みたいですが、これがあるとケースの型崩れを防止するのと
収納した物をキープするという役割があります。
これがない物もたくさん売られています。
因みにですが、私は使ってません
その内、必要になるかもしれませんが、、、











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レザー教室生徒さんの作品と戌年だワン！

新年早々、体験教室にお越し頂きました。
この春にお子様が生まれるＯさん

革の色、糸の色を選んで頂き、各工程を進めて頂きました。

そして、手縫い
もう3目位でコツを掴んでサクサク進み～



こんなに綺麗に仕上げて頂きました
出産前のひと時を楽しんで頂けましたか
元気な赤ちゃんを生んで下さいね
有難うございました






生徒Ｆさんは教材バッグを製作中です。

おぉ～～！　　ここまで来ましたねぇ
後はマチを縫い合わせて　アレンジしたショルダーを
つければ完成です

このオールドファッション・バッグは元々は
内装なしで考えていましたが　私がサンプルで内装（内袋）を
つけたせいで　皆さんが内装を付けますｗ
内装を付けると　つけない時の２．２倍位手間がかかるんです。。。

でも、皆さんが楽しいそうにアレンジを考えてくれて
私も嬉しいです
Ｆさん　お疲れ様でした





最後はＹさん
前回、コードバンで製作中だった

お財布とキーケースを完成したそうで
持って来て頂きました

流石、革の宝石と呼ばれるだけあって
見た目と手触りがヤバいです
これから使い込んでより良い革に仕上げていって下さいね

写真はありませんが　今回はラウンドファスナーに挑戦です。
難しい所が多々、ありますが、頑張りましょうね
お疲れ様でした



Ｔさんからは

ポシェットだワン！頂きました
有難うございます












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