千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

これから始めるレザークラフト⑫【菱目打ちでの手縫い編】

2021-03-04 18:00:00 | レザークラフト講座
【手縫い編】

レザークラフトでの手縫いは使用する
道具や革の質、厚みで変わります。
ここのブログでは初心者用に基本的な
道具のみで行っています。



使用した菱目打ちはセイワ社の菱目打ち
の4mm幅です。
まぁ~、この菱目打ちはどこで購入
しても製造している所は同じなんです
けどね

手縫いは前述したように革や使っている
菱目打ちの形状で変わりますので
縫い方を変えた比較みたいな感じで
進めていきます。


まず、基本的なポイントで
菱目打ちはしっかり押さえるです。
菱目打ちを線に沿って真っ直ぐセット
してもしっかり支えていないと木槌等で
叩いた時にぶれてしまいます。


なので、なるべく下側をしっかり
押さえて下さい。


本などでよく見る縫い方は


床面側から針を入れて



こんな感じの縫い目になります。


次は逆にしてみます。
先程は、左から来る糸の奥から右側を
入れましたが、今度は手前にしてみます。



こんな感じです。



次は前に行った事を今度は手前から
縫い始めてみます。





更に






縫い目の比較です。

違いが分かるでしょうか
大きな違いは実物を良~く見ないと
分からないと思いますが、4つとも
微妙に角度や目の詰まり方が違います。

良い革とは何かと聞かれると
人それぞれの好みで意見が分かれます。
では、綺麗な縫い目とは何か
実はこれも好みで分かれます。
縫い目の角度に拘る人や糸に拘る人。
では、綺麗な縫い目の定義とは
なんでしょうか

何度も言ってますが、レザークラフトには
正解がありません。
本等で紹介されているやり方はあくまでも
参考例です。
それを鵜呑みにせず、色々、試しながら
自分の好みを見つけ、何故、それが
いいのかを理論的に説明ができて
更に自信を持つことが大切だと思います。
『みんながやってるから!』は
実はみんながやってないんです。

私が思う縫い目が綺麗に見える
ポイントは縫い穴が真っ直ぐ
揃っている事と縫い目の均等さ。
穴の大きさと糸の太さのバランス。
この他にもありますが、最低この2つを
気をつければ大分、綺麗に見えると
思います。
因みにですが、私は3番目の
縫い方に近いです。




*ここでのレザークラフトの技法は
 あくまでも私個人のやり方ですので
 正解ではありません。




Let's try!















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メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

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