木の芽白味噌(もどき)
木の芽味噌を造ったの。
でも、木の芽味噌が造りたかったのではなくて、次に掲載する炒め物用に合わせただけなんです。
取り敢えず、こんな感じ、というのを写真に撮っておいただけなんですね。
本来の木の芽味噌なら擂り鉢で摺り卸し綺麗に撹拌するのでしょうが、
今回のは、そこまでやってないので「もどき」としておきましょう。
使ったのは、たっぷりの木の芽と白味噌(西京味噌)、日本酒、味醂。
鍋底で焦げない様に炒り付けて香りを立ててます。
普通の味噌を使うと、黄土色みたいな木の芽味噌になり、
白味噌でしっかり撹拌すると蓬色みたいな軽い色合いになりますね。
クジラ畝須の木の芽白味噌炒め
そして、今日の主役の登場です。クジラ畝須の木の芽白味噌炒め。
このところ数回登場しているミンククジラの畝須塩蔵の炒め物バージョンです。
胡麻油で生姜、大蒜、鷹の爪の香りを立ててから、塩抜きした畝須を投入。
しっかり炒めて仕上げ間際にオクラも加え、
前述の木の芽白味噌を最後に加え合わせて完成です。
生姜、大蒜、鷹の爪のかなりハリハリな炒めに加えて、木の芽白味噌なので強烈です。
火を吹くほど・・・、というの大袈裟ですが、かなりインパクトのある味覚です。
畝須のコリコリ、シコシコ感は残り、酒肴としてはとても良い出来だと思います。
クジラの旨味、脂の香味も強く出ていてなかなかのものです。
これならたまには味わいたくなるようなそんな感じに仕上がりました。
物差しとなる様なものと比較して貰えると理解し易いかもしれないけどね。ということで、評価の難しい一品ですな。
日付変わって今日は、また富山へ日帰り出張。時間は取れないけど海鮮丼くらいは食べられるかなぁ。では、また、おやすみ。
今日は雨降ってんのよ。梅雨時だから普通なんかな。。
味覚を文章で表現するのは難しいわね。
説明すればするほど難解になってしまうわ。
写真をじっと見つめて、想像力を駆使して思いを巡らせてね。
今回のは、余り他に似ているものが思い当たらないので、伝わりにくいのよね.....。