
今日の食卓は、スルメイカの腸(ごろ)のルイベです。
梅雨時から夏場は、食中りや寄生虫なんか気になりますね。
魚食生活者にとっても特に気を使う季節です。
結構ラフでアバウトなわたしですが、少しは注意しているのよ。
ルイベというと、洒落たフレンチの調理法みたいに感じるけど、アイヌ語なんですよね。
寄生虫など宿主になりがちな鮭・鱒などを刺身で食べる時、一旦冷凍させてシャーベット状で食べるのがルイベ。
マイナス20℃以下で48時間冷凍させると、最も怖いアニサキスなどが死滅すると言われています。
家庭用の冷蔵庫でコンスタントにマイナス20℃が保てるのか諸説ありますけど、普通は一応この方法で食べられていますね。
わたしも、天然のサクラマスや銀鮭、イワナ、アユなどルイベにして食べてます。
流石に、純粋の生食は怖いです・・・・。
かの美食家の魯山人は、サクラマスのハラスをナマで常食し、ジストマによる肝硬変を発症して最期を迎えたと言われてます・・・
また、有名芸能人など、アニサキスの寄生で、胃腸を切開手術したなんてニュースも伝わってますね。
脅かす様ですが、気をつけたいものですね。
とはいえ、危険性を疑い出すと、マグロもタイも刺身は全て食べられなくなってしまいますけどね。

スルメイカの腸(ごろ)のルイベ
スルメ烏賊の腸(ゴロ)も、この時期は少し警戒が必要。
意外に気にせず、自家製塩辛など造って食べてしまう人も多いけど、一応おまじないをした方が良いですね。
特に、新鮮なものほど、アニサキスなど元気ですから。
今回は、冷凍し5日120時間ほど放置したものを使ってます。
120時間も冷凍しておくこともないのですが、他のモノを食べていてずっと置き去りになってしまったという事です。(^_^;
凍らせる前、塩揉みして24時間くらい水抜きしているので、こってり濃厚なゴロになってるのよ。
食べる時は、梅肉を叩いた梅酢と、柚子ポン酢で食べました。
さっぱりした酸味と、ゴロの濃厚な味覚は、最高でした~ (^_^)/~ 。
半解凍のシャーベット状のゴロは、とても美味しいですよ。
晩酌のアテに最適です。

お伴に、味噌汁

そしてミズダコのお刺身

キウイも良く合うわね。
ブログの内容がだんだんグログロになってきたわね、そろそろ本性が出て来たのかしら?
とっても、ワイルドだぜぃ~ ?
でも朝晩は凌ぎ易くなってきたわ。
コオロギも鳴いているし、もう夏も終わろうとしているようね。