
ヒイカ、花イカ (ジンドウイカ)
- Loliolus (Nipponololig) japonica Hoyle,1885 -

今日は、小さな可愛いヒイカを掲載します。
槍烏賊の仲間で、10センチくらいのとても小さなイカです。
日本全国で漁獲され、沢山出回っているお馴染みのイカですね。
正式名称は、ジンドウイカ。
ヒイカとか、花いかなんて名前で売られる事が多いです。
小さいので、とても柔らかくて美味しいです。
価格も安くて、20パイくらい入ったパックが200円くらいで売られていてます。
新鮮な物が並んでいたら、入手して、お刺身に、お料理に、何でも使える優等生ね。

ヒイカのお刺身
今日は、お刺身よ。
蛍烏賊みたいに、丸ごと食べても良いけど、私は捌きます。
やはり、烏賊の腸は危険が伴うので、生食は避けているの。
甲は、捌いて硬い骨を抜き、皮は簡単に剥けます。
あっという間に、写真の様になりますね。
そしてコツとしては、水洗いしない事。
イカは、洗うと、味覚も食感もガタ落ち。
キッチンペーパーて、パタパタと水分と汚れを拭き取ればOK。
透明感あるビジュアルは、最高ですね。
プリプリしていて、烏賊らしいねっとりした食感も併せて味わえます。
美味しいですよ~

ヒイカのお刺身 - 湯通し
生のお刺身も良いのですが、お勧めは湯通しです。
しゃぶしゃぶのように、熱湯に晒して、氷水に落とします。
湯通し時間は、10秒以内、一瞬ですね。
そして、直ぐに氷水に落として、余熱で熱が通り過ぎない様にするのが肝心。
20秒も湯通ししたり、氷水に落とさないと、茹で烏賊になってしまうわよ。
湯通しすると、色合いは、ナマの透明感は無くなり、純白に変身します。
写真でも、色合いの違いが分かるでしょう?
味覚も、全く別物になるのよ。
ナマのネットリとした食感は無くなり、サクサクした食感に完全に変わります。
めっちゃ、柔らかいわよ。
全然硬く無くて、感動的な食感だわ !
どっちの食感・味覚を選ぶかは、好みの問題ですけど、どうせなら、両方用意して食べ比べたいですね。

ヒイカの下足と腸の湯通し
腸の脇に付いている小さな墨袋と、目玉だけは取り除いています。
鳶口は、とても小さいので、付けたままで構わないです。
この小さな鳶口を外すなら、ピンセットを使わないと難しいでしょうね。
腸は、真っ白で、全く苦みも、生臭さもないので、烏賊腸が苦手な人でも全然OK。
一応腸なので、寄生虫対策の為、私は1分くらい茹でてしっかり熱を通してます。

自家製・辛子酢味噌
ナマは、かぼすを絞って、小葱と一緒に、ワサビ醤油が合います。
湯通しは、辛子酢味噌が好き。
市販の辛子酢味噌は、田楽味噌みたいに甘っとろいのが多いので自作してます。
今回のは、練りがらし、寿司酢、味噌、胡麻油、かぼすのしぼり汁ね。
配合は、その時の気分で。
味醂や煮切り酒、ラー油、豆板醤を使う事もあるけど、それも気分でね。
ヒイカは、沢山流通しているし、安価で、とても美味しい三拍子揃った素敵な烏賊ね。
あ~、美味しかった。また買ってきて食べたいな。。
どちらのランキングも、一月くらいしないと、落ち付かないわね
家庭料理のカテゴリーは、140位に上がってきました、きのうから100番も上がっているわ
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久しぶりに呑んだわぁ、呑んだというより、呑まれちゃったの。
おやすみなさ~い。・・・・Zzzz