
秋鮭の葱油ソテー
今日のお魚は今が旬、秋鮭です。
今年は温暖化の影響で海水温度が下がらず、鮭の遡上が少なく不漁が伝えられています。
したがって、流通価格は例年より高い値段になってしまってますね。
でも、地球の裏側から冷凍され長旅をして届けられる鮭の切身と違い、秋鮭は、鮮魚の切身なので風味・味覚共に素敵なものです。
輸入のアトランティックサーモン(ノルウェー)や、トラウトサーモン(チリ)は、大変美味な種類の鮭ではあるのですが、
やはり冷凍品と言う事で鮮魚とは別物と考えた方が良いですね。
秋鮭とよばれる鮭は、日本で最も一般的で学名で言うと、[サケ]、[シロザケ]という種類です。
世界的には、余り評価の芳しい種類の鮭ではなく、アメリカなどでは、ドッグ・サーモンと呼ばれ全く評価されてないようです。
犬のエサとは失礼ながら、最近のお犬様は、人間よりよっぽど高級なものを食べてるんだぞぉ~、なんて反発してみたくもなりますよね。

昨日のアップで、舞茸ご飯の後方に、この鮭のソテーがボケながらシルエットで写り込んでました。
それを見て、コメント覧で、こだま-061さんが、秋鮭と見立ててましたが、流石です。秋鮭に間違いないです。
そして、Liza_tan が、わたしの好みを深読みして、マスノスケ ( キングサーモン ) か、紅鮭の可能性が高いと、予想してました。
でも、これは深読みし過ぎのニアミスでしたね。(笑)
しかし、流石にLiza_tan 。
僅かに写り込んでいた赤唐辛子から、これが単なる塩焼きの鮭で無いのを見抜き、唐辛子・大蒜を効かせた、葱油のハリハリなソテーと予想。
お見事。大正解です !
でも、こんなにバッチリ見抜かれると、少し恥ずかしいものです。(笑)
簡単に見抜かれるくらい、わたしの行動パターンが単純だということですよね。。
あるいは、簡単に想像できるほど、わたしの料理にバリエーシュンが無いとも言える訳でもあります・・・。(^_^;
まあ、それはともかく、舞茸ご飯に秋鮭は、秋の風物詩的な素敵な一食ではありました。

今回は、鮭に軽く塩・胡椒。30分くらい放置して軽く小麦粉を降って焼いたわ。
塩は、ピリ辛の刺激のあるロレーヌ岩塩を使用してます。
たっぷりの葱の青い部分を、多目の油で、大蒜・生姜・赤唐辛子で炒め、油に辛味と香味を移して取り出してます。
そして鮭をその葱油で強火で両面焼きして、仕上げに醤油をポチっと一滴。
残った葱油で、別の葱を軽く炒めて、お皿に盛った鮭に回し掛けて完成よ。
強火で、少し焦げ気味なくらい、ワイルドにソテーした方が似合うし、美味しいわね。

表面がカリカリに焼けていて、香ばしくて美味しかったわ。
ハリハリ、ヒリヒリの辛味も、毎度のことだけど、わたしの好みなのよ。
秋の風物詩、美味しかったわ !
そうか、舞茸の炊き込みご飯とこれを一緒に
お召しあがった訳ですね、、、、
我が家だと、五目ご飯とか、まぜご飯の時には、野沢菜とか白菜の浅漬けくらいしかおかずが無い、、
うらめしや~(自爆)
今日の鮭はこんがり焼き色が感動的においしそうです。
こんなに美しくソテーされた鮭は初めて見ました。
むらなくこんなに綺麗に焼けるなんて尊敬しちゃいます。
わたしも同じようなソテーを良く焼くのですが、こうはいきません。
振り粉の量に問題があるのでしょうか。
あるいは、フライパンの焼き温度の問題なんでしょうか。
見当もつきません。
やっぱりこれが腕って事なんでしょうね。
焦らず頑張ってみます。
これからも素敵なお料理を期待しています。
今日は雨模様、鬱陶しい日曜日ね。
炊込ご飯に漬物は、黄金の組み合わせではないですか。
でも魚食ブログのここは、一品お魚料理を添えるのよ。
こんにちは、初めまして。
いやぁ、そんなに煽てないでくださいよぉ。
煽てられると木に登り易いタイプなんですからぁ。(^_^;
これからも末長~く宜しくお願いしますね。