
シシャモ( 柳葉魚 . 本シシャモ )
- Spirinchus lanceolatus ( Hikita, 1913 ) -
今日の食卓には、シシャモを乗せましょう。
珍しく鮮魚で流通があって、かなり高価だったけど迷わずゲット。
本シシャモは、とても数が少なく、北海道の一部の河川に遡上する時が漁期となります。
10月から11月くらいですね。
この時期に、関東にも少ないながら鮮魚の流通があり、タイミングが良ければ入手も可能です。
干物に加工されたものは、こちらも割高ですけど大型の魚屋さんなどでは、比較的良く見かけます。

本シシャモの煮付け
ご存じの様に、量販スーパーなどに子持ちシシャモとして流通するのは、
輸入物のカラフトシシャモ ( Mallotus villosus . Muller,1776 )。
見た目は良く似ているものの、生物学的には、全く違うグループの縁の無いお魚ですよね。
干した子持ちのものは、とても美味しいし、とても人気がありますね。
でも、本シシャモとは、味覚が全然違うの。
どちらが美味しいとか言うものではなくて、アジとイワシみたいな別の味覚なんです。
ですから、わたしはどちらが美味しいとか、直接比較はしたくないの。
どちらも美味しいと書いておきましょう。

シシャモはやっぱり干して焼く、もうこれが定番ですね。
5尾入手の3尾は、今洗濯物の隣に吊るして乾燥中。
そのうちブログアップしますね。
新鮮ならお刺身もいけると言われているけど、今回は少し難しいわね。
収穫の頃産地に出向く事でもあれば、是非とも味わいたいものです。
そんな訳で、今日は二尾を煮付けて見たの。
普通、シシャモを煮付けにはしないと思うんですけど、一応やって味わってみたかったのよ。

お皿の上の個体が♂、下が♀です。
食通、お魚オタクの間では、シシャモはオスに限ると言われてます。
卵に栄養を摂られたメスの魚肉は余り美味しく無いとされ、
オスの方が風味が豊かで美味とされているの。
そういえばピカさんも、シシャモはオスが好きと言ってました。
ピカネエ、流石です !
わたしは、まだまだその域に至らない若輩者なので、子持ちのメスの方が嬉しかったりするの。(笑)
まだまだ、修業が足りませんね。。

まったく余談ですが、輸入物のカラフトシシャモは、100パーセント、子持ちのメスです。
間違えてオスが混じらない限り、メス以外はお目にかかれないです。
量販スーパーではオス個体は、商品価値が無いという事なんでしょうね。
それに、メスであっても抱卵してないと、これもパスという感じね。
カラフトシシャモの場合は、オスであったからといって、
さほど香味があり美味という事でもないと言われているので、抱卵したメスに限定して流通しているようです。

今日の葱は、深谷ねぎなのよ。

茸も毎日のように登場すると、少しマンネリ気味ね。。
本シシャモは、一夜干ししか食べた事は無いわ、鮮魚でないから料理もした事は無し
煮付けの見た感じは悪くなさそうだけど、どんな出来だったの? 何も触れてないと言う事は、気に入らなかったのかな?
私が考えるには、やはり干して焼くのが一番美味しそうに思うけどなぁ
今日の関東は、日本晴れ、朝は冷え込んでたけどね。
本シシャモの煮付けは、美味しかったわ。
でも、焼いた方が数段感動的だわ。
やっぱり、シシャモは焼いてナンボのお魚ね !
本チャンのししゃもを煮てしまうとは!
カラフトししゃもなら 揚げ浸しとかしたことあるけど 本チャンは勿体無い病が出てしまうわ(笑)
今 知ったけど カラフトししゃもって
メスしかないのね
オスって売ってないなぁ~って思ってたのよ(笑)
こんばんは。(^_^)/
本シシャモ美味しかったわ。
10尾くらい買おうと思ったけど、財布と相談して5尾に止めたの。(^_^;
多分、今シーズンはもう、出逢えそうも無いので、また来年のお楽しみね。