シロギスの野菜コンソメ煮
シロギスの煮物です。
シロギスという魚は、何と言っても開いて天麩羅、或いは塩焼きがキホン。
その繊細で肌理の細かい魚肉は、とても上品で美味しいわね。
淡白すぎるくらい淡白なんですけど、皮と、皮下直下に独特の風味があるの。
その風味こそ、シロギスの最大の売りね。
何時食べても、その美味に酔いしれるわ。
今回は、そのシロギスをキホンから外した煮込みスープ系の料理にしてみました。
屑野菜を煮込んで造ったコンソメで、スープ仕立ての煮込みよ。
このタイプの魚は、直ぐに火が通るわね。
食べてみて、とても美味しかったです。
・・・・、でも、
でも、何か違うなぁ、という感じ。
シロギスらしい風味もなく、ただ肌理の細かい口当たりの良さだけが際立つ感じ。
天麩羅や塩焼きでは、全く気にならない小骨も少し興醒め・・・
やはり、シロギスは、天麩羅か塩焼きで食べるべき魚ですね。
なんとなく、こんな結果になりそうな予感はしていたけど、
こうして実際調理して、食べて、確認できて良かったと思う。
これからも、定番といわれる料理法から、敢えて外した料理にもトライして行きたいですね。
これも魚食趣味の楽しいところ。
シロギスの煮込み・煮付けなら、もっと甘トロのこってり煮が良いのではないでしょうか?
ヒタキさんのは、あっさりシンプルすぎて、このタイプにはもっと味覚的に強い個性をもった魚の方がよいとおもうわ
こってり煮ねぇ。確かにそっちの方向の方が美味しそうね。
シロギス自体、味覚が確かに弱く、とても淡い風味だからなぁ。。
ところで、東北は今日梅雨明けだってニュースで見たわ。
いよいよ、りざたんちの方も暑くなりそうね。
大切な時期だから、寝冷えしないようにね。。