
花鯛(チダイ)の天麩羅と、大和芋の山掛け蕎麦
今日は、先日掲載した ハチビキのお刺身 にも使用した 大和芋 のお蕎麦を味わいました。



同時に、小振りの 花鯛(チダイ) も天麩羅に揚げてます。

今回は、しっかりとろろに味覚を乗せたので純白ではなく、茶色の山掛けね。
普通、山掛け蕎麦の場合、とろろ自体は味覚は加えず、ナマの摺り卸しで純白が多いです。
つけ汁に、麺と共につけて味わい、味覚はつけ汁の味覚ということになりますね。

大和芋は、擂り鉢で摺り、
その擂り鉢に、鰹・帆立貝柱・干し椎茸て濃い目に取った出汁、黒酢、醤油、煮切り味醂を加え、5分くらい摺り合わせてます。
わたしは事情があって昆布が使えないのですが、昆布の出汁が加われば更に良いですね。
大和芋は、かなり粘度が高いので、しっかり摺り合わせて粒子を細かくして混ぜます。
数分ゴリゴリ摺り合わせる事で、ぐっと口当たりが良くなり、味覚もアップするの。
大和芋は手が痒くなり辛いのですが、美味しい物を味わうためには、我慢、我慢、そして根性ね。(笑)

今回の天麩羅は、花鯛(チダイ)。20センチほどのおこちゃまです。
このサイズだと、お刺身も塩焼きも、やや物足りないのですが、天麩羅にすると美味しく味わえますね。
油のパワーというのは凄いものですね。
多少旨味不足の魚肉も、クセのある肉質でも、揚げれば美味しくなっちゃいます。
でも、コルステロールは高いですからね。揚げ物はほどほど、たしなむ程度が宜しいようで。。

ついでに、人参と大葉、青唐辛子も揚げてます。
大葉は、料亭などでお馴染みの片面だけ天麩羅粉を付け、片側は素のままね。
両面天麩羅粉を塗しちゃうと、食感が油ギッシュすぎるし、見映えも片面付けだと緑が映えて綺麗ですね。

これはオマケの 蕎麦の天麩羅。
ときどき、蕎麦の切れ端を揚げてビールのお摘みに提供する蕎麦屋さんがありますね。
塩、胡椒を振って揚げてます。揚げ過ぎると粉っぽくなって美味しくないので、さっと揚げて味わいましょう。
ポリポリ美味しいですよ。。ビールが欲しくなるわね。(^_^;
と、言う事で、今日は「花鯛(チダイ)の天麩羅と、大和芋の山掛け蕎麦」でした。
まだまだ残暑は厳しいですから、こんな山掛け蕎麦が美味しいですね!
◆ ◆ ◆
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私は長芋党で、大和芋は少し苦手なの。クセが強いんですもの....
本格派は、大和芋の方が良いと言います。鶲さんは、やっぱり本格派ですねぇ。
新ブログ開設おめでとうございます。
どんなブログになるのでしょうか、わくわくします。
うちはとろろ大好き家族で、夏場は山掛けを良く食べます。
鶲さんは、酸味まで加えてるんですね、かなり個性的なとろろです。
たまには、私もこんな感じをやってみたいです。
今日はじとじと雨の一日のようですね。
本格派っていうか、幼い頃から地元産の大和芋を食べてたから、味覚に馴染んでいるって感じかしらね。
我が家の家族は、イマイチとろろが好きでないの、好きなのはわたしだけ。。
実家の両親は、かなり好きで良く食べてるけどね。