お座敷都市開発

計画性のない箱庭的乱開発でおうちの中が増々カオス。

117系…CADですが。

2013年09月10日 15時38分50秒 | レゴ(オリジナル)
作りたい物が山のように溜まって来たのです。このままのペースでは、生きている間に(笑)消化出来ないかも…なので、取り敢えずCAD導入です。

かなり前から、ドロー系ソフトで側面割り付けを起こしたり、軽く試作したりしていた国鉄117系。新車デビュー当時から、あまりにも身近すぎる車輌だったので、適当に作っただけでは絶対に満足出来ないだろう…との思いがあります。

そろそろ実車が消えかかっている状態ですから、熱を冷めさせないという意味では、優先順位は高いのかも。いつまでもパーツが出揃うのを待ってはいられません。

CADなのでパーツは湯水のごとく使い放題、やりたい放題です。せっかくなので基本6輛フル編成、ラッシュ時快速の2編成併結の12連…にすると、画像リサイズすると線のように小さくなってしまうので、取り敢えず、各形式1輛づつの4輌で。



PS16J(パンタグラフ)と避雷器、ヒューズボックス。AU75B(クーラー)もそれらしく。屋根はザラついた感じを出したかったのでポッチそのまま仕様。

戸袋窓のパーツは、最近供給がいいので問題無いとして、客用扉のトレイン窓が1輌8個の輛数分。コレだけで結構高く付くかも…。



先頭車同士の連結はキモなので、強度も考えて試しにバッファー付きを組み込んでみました。台車マウントのスカートを付けたら、案外違和感無いかも。

JAMでの経験ですが、パーツがポロポロ取れるのは、あまり気持ちの良い物では無かったので…運転会前提のモデルは、ある程度、ディティールよりも強度優先で。

ここで問題です。この中に1つだけ、まだレゴ社では生産されていないパーツがあります…とても問題です(笑)。まぁ、別の表現を考える事は出来ると思いますけど。



床下機器は、先の591系並のクオリティーで。先頭車スカートとトイレの汚物タンクのみ台車マウントです。

資料を見ながら、所々に新灰色を入れてありますが、結構良いアクセントになります。まぁ、基本的に黒だと、591系の新灰のような見栄えの良さが無いのはちょっと残念です。…かと言って、新灰にすると、東海編成になってしまいますし。117系は、関西の新快速が元祖だと思っていますから(笑)。

さて、2問目です。床下機器で、1つだけ明らかな間違いがあります。この編成は、関西の新快速仕様です…コレがヒント。



色々考え中のデータより…窓割りと長さの検討を行っているところです。

一番奥が窓割り優先で全長51ポッチ。客室窓の中柱が車輌中央にあるので、どうしても奇数になってしまいます。緩曲線のみのレイアウトなら、この仕様でフル編成も夢じゃない…かも。

奥から2番目は、客室窓のユニットを1つ抜いて、端部をそれぞれ1ポッチ詰めた物で、全長44ポッチ。AU75B(クーラー)を1ポッチ短くしています。前後の新鮮外気導入装置はそのままです。

奥から3番目が、2ポッチ1mの考え方で、全長40ポッチ(実物換算20m)に納めたもの。先の44ポッチに比べて、客室端部のユニット窓を半分づつ削ったのですが、117系らしさは案外スポイルしていない感じです。これが、今回の記事で採用した長さです。

一番手前が、さらに戸袋窓を全部省略した、全長32ポッチのショートスケール。AU75Bは更に短くしたので、ファンの表現を省略、新鮮外気導入装置も1ポッチ短くして全長とのバランスを調整しています。編成を組んでみるとそれなりに見える…のででしょうけど、中間車単独ではちょっとね…な、感じです。あと、先頭車になると、乗務員扉の直後に客用ドアが来てしまうので、やっぱり117系に関してはこの長さは無いです。

2013 JAM レイアウト&建物レポート…その2

2013年09月01日 00時05分00秒 | レゴ(イベント)
今回のJAMのテーマでもある昭和な風景。今日は神社の夏祭り。屋台が沢山出ていて小さな街はとても賑やかです。遠くに0系新幹線が走っていくのが見えますね。

…昭和40年~50年代の明石、加古川付近の風景を思い出します。当時はまだ古い建物や田んぼがたくさん残っていて、夏祭りの頃は、まさにこのような風景でした。



中間駅の駅前広場もとても賑やか。港を囲む街が一望出来る、とても眺めの良い丘の上の風景ですね。駅本屋にある望楼がとても良いアクセントになっています。

鉄道が主体のレイアウトですが、線路だけが目立つ事無く、良く計算された魅力的な街の風景になっているのですね。



ホームに普通列車が入って来ました。一般気動車の混結編成です。

凝った意匠が魅力的な洋風の駅も、国鉄型車輌が入線すると、途端に昭和レトロな風景に見えて来るから不思議です。DMH17系のエンジン音や車内の匂い、駅の弁当売りの声まで聞こえてきそうです。



一歩街を外れれば、緑も沢山あるのですね。樹木や植え込み等は、建物や構造物を風景に馴染ませてくれるので、街が更に生き生きとして見えます。

鉄道車輌との相対的な速度差を、より感じさせる効果もあるので、臨場感あふれる走行風景を楽しむ事が出来ますね。



空撮みたいに見えるでしょうか?…思いっきり手を伸ばしてもこれが限界です。どれだけ巨大なんだか!>斜張橋(笑)。「これ、全部レゴで出来てるんですか?」との質問に、何回答えてたのやら…作者の片岡さん。

明石海峡大橋には主塔を見学出来るツアーがありますが、この斜張橋に登る事が出来たなら、なかなか魅力的な風景を見る事が出来るでしょうね。



斜張橋のアンカレッジ付近から撮影すると、遠くに見える中央駅は、随分標高の高い所にあるように見えますね。

今回のレイアウトは、港からだんだん高くなっていくような、標高差のある地形が特徴で、カメラを片手にブラリ街歩きをすれば、とても楽しめそうです。撮影スポットが多い上に、列車は次々にやって来て…とても3日間では消化出来ない感じでしたよ。



おまけ(笑)…あとから画像を見て気が付いたのですが、跨線橋に怪しい人達が張付いている!…何処までも遊び心満載な街ですね~。