あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

飲みすぎちゃダメだよ。

2017-10-13 | 思う
読書の秋
と、いうけれど
秋は、思い悩む季節なので
本がしっくり入っていくのかな?
 
フランクルの本
予約しました。
 
これからの私の救いになるかな。
 
気に入ったもう一つの理由は
 
長男gが、小学校に入った頃
フル回転さんは、アドラー心理学を、私に勧めました。
 
子どもの自立のために、親は手を出さず、見守り、勇気付ける。
うまくいったときは、その方法を続け
うまくいかないときは、他の方法を考える。
ま、そこはいいと思いますが、人と人を分けた考え方。
私には、どこかしっくりこない部分もありました。
私には、クール過ぎたのです。
 
フランクルを読んでいたら、
彼は、アドラーのところで学び、
そして疑問点などを聞きまくっていたそうで、
アドラーは、そんな彼を疎ましんで、追い出したそうです。
 
私のアドラーへの違和感
彼も感じていたんですね。
 
合う人もいるでしょうけど、
私にはやっぱり合わない。
 
昨日、仕事帰りのホームに
酔っ払って寝ている若い女性がいてびっくりしました。
電車が来たら、よたよた危ない足取りで電車に乗り、
また電車の床に寝っ転がりました。
だらしないとは思いつつ、気になって仕方がありませんでした。
娘と同じくらいの年齢です。
 
外国人の男性が近づき
新しいペットボトルの蓋をカリカリッと開け、
彼女に飲ませました。
そして彼女の持っているレジ袋に入れてしっかり締めてました。
それでもまた彼女は床に倒れました。
 
しばらくして、椅子が空きました。
そこに彼は座らせようとして
日本人のイヤホンをした男性に話しかけました。
彼は、え?という顔をして助けませんでした。
最低!と、思いました。
 
まわりは、心配する女性や老人だったので、若い彼を選んだのに。
外国人は、ひとりで彼女を座らせました。
周りの人も多少は手を貸したかもしれません。
座ってホッとしましたが、電車の揺れで床に倒れました。
それをまた座らせました。
 
池袋に着きました。
その外国人を始めたくさんの人が降ります。
私も降りました。
私の隣で心配していた女性が声をかけ、
新宿で降りるということを、私に伝えました。
私は、新宿?と、改めて口に出しました。
気にしている人たちへの
それは、バトンでもあります。
後ろ髪を引かれつつ。
 
千鳥足で踵の高いサンダル
しかも雨が降って来ました。
これから仕事だというのです。どう見ても無理です。
彼女は、酔っ払いながらも、お礼はちゃんと言いました。
とんでもないけど、仕事に行かなきゃ!と頑張ってる。
酔っ払いながらも、真面目が垣間見れる。
 
最終的には、駅員さんがなんとかしてくれることでしょう。
 
なにも出来なくても、心配はしてるひとたちで溢れた車内でした。
 
背中が見え、ショートパンツ姿の無防備な彼女でした。
膝には、大きな痣がありました。
 
なにが、あったんでしょうね。
 
人生、辛いこと多いものね。
 
心配することしかできなかったけれど、
あの外国人はかっこよかった。
奥さんにたしなめられつつ、
やはり、ほっておけなかったようです。
 
気づかないふりしてイヤホンを聞く男性。
睨んでやった。
 
東京の人が冷たいなんて事ありませぬ。
 
しかし、外国人はこういう時かっこいいですね。
 
私も昔、妊娠中の出勤でやさしくしてくれたのは
外国人男性でしたっけ。