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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

なぜ急に寡黙になるの?(明るい感情を大切に 7/9)

2011-12-18 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 40歳台で、恐らく人生最大の危機(今のところですが・・)に直面した時、不思議なほど寡黙になったことを覚えている。周りから見ると、何かどうどうとしているようだったかもしれないが、内実は正反対で、こころの奥は大混乱であった。

 プロセススケールという心の状態を観る7つの尺度があるが、その中に「自己の伝達」というのがあり、自分の内面をうまく言語化できない場合、低の状態となる。因みに、反対の高は豊かな自己意識が望むがままに伝達できる状態で、そうでない状態が低ということもできる。

 寡黙もそうだが、反対に言葉でバリアをはるということもある。こころの奥からの発言でないので、極端にステレオタイプな無難な発言であったり、そういう時の内なる混乱を反映して場違いだったりも。雄弁も沈黙もこういうときは金や銀ではない。

 こんな時(寡黙になったり、変に雄弁になったり)は、本当はやさしく、お説教をせず真剣(居眠りせず)に聴いてくれる人がいるとよい(生き甲斐の心理学の理論では)。

 ちょうどクリスマス前だが、受胎告知で天使ガブリエルがマリアの言葉を静かに待つように。 

 明るい感情を大切に 7/9

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