おとといに孫娘と約束し、昨日はオフであったこともあり、多摩動物公園に二人でデートした。2歳を過ぎたマゴはエリクソンの人格形成論でいうと、意志力、自律性、恥辱・疑惑の年齢で、まあ一つの反抗期でもあるので、極力彼女の意志を尊重し見学した。
もうすでに、孫は十回近く動物園の経験があり、事前に訊いたら、キリン、チンパンジー、ライオン、チータ、とチータのそばの階段に行きたいようだった。すべてアフリカ園なので楽でもある・・・
多摩動物公園は、私の興味の中心の一つでもあり(生物学、心理学、写真・・・)、昨年から年間パスポートまで購入して通っている。つまりヘビーユーザ!(その世界では駆け出しですが・・・)。
まず、入園までのポイントであるが、近隣の駐車場は沢山あるが、駐車料金は時価であるのでご注意。一日駐車が500円くらいから2000円くらいと幅があるよう。入園料が無料の日もあるが駐車料金が意外な落とし穴・・・さらに、ベビーカーも有料なので、私のようなヘビーユーザは必ず持参する。
さて公園に入ると、園内の地図が無料で頂けるが、キーパーズトーク・園内情報のパンフレットも忘れてはならない。内容に不明な点があれば、案内やボランティアの方に声をかけてしっかりお聴きする。広い公園なので、いつ何を見学するかは極めて大事なポイント(インターネット上にもキーパーズトークは掲載される)。
動物園では、変に傲慢・頑固になるのでもなく、変に劣等感を抱くのでもなく、自然体でフレンドリーがよいようだ(生き甲斐の心理学でいうと、自己肯定・他者肯定のスタンスが大切)!
キーパーズトークは園の職員の方が、餌を与える時間などに楽しい説明をしてくれる。ガイドツアーや餌の時間帯も大切。以前参加したガイドツアーでは、有意義なガイドをしていただいた上に、マレーバクのバッチまでいただいた(無料で)、一生の思い出に。
12月19日の見学のときの写真はこちらを・・・
以下孫娘と私の記録:私と孫娘は、昼ごろに入園し、それからまっすぐにアフリカ園へ(シャトルパスを利用して、オラウータン舎に行く方法もか<いちばん高い場所で、基本的に坂を下って見学できるので便利>)。
赤ちゃんのキリンを眺めながら、チンパンジー舎に。そこで、キーパーズトークが行われていた。もう、孫とは5-6回は見ているが、特にチンパンジーがコインを貰って、自動販売機でジュースを買う催しが好きである。この日は、なんとメスで一番強い個体のピーチがコインでジュースを買いおいしそうに飲んでいた。いつもは若いチンパンジーが自動販売機にコインを入れると、強いチンパンジーが横取りをしたり、様々なハプニングが楽しめるが、こんな日もあったのだ。
そのあとは、チータを見学し、孫はそばの階段で上り下りを繰り返し、それからライオンバスに乗った。孫は1歳のころ一度一緒に乗ったが、覚えてないらしく、再度付き合った。ライオンバスは、私も何回も乗ったが、この日は、寒かったこともあり、広場の一角の日だまりにすべてのライオンが集まり、ひなたぼっこをしていた。
ライオンバスは、近くに生肉をかじるライオンを観たりするのが圧巻であるが、ひなたぼっこの場所はバスの通り道からちょっと離れていて、遠巻きにライオンを観るだけであった。ふと上を見上げると、ライオンを見下ろす位置に何人かの見学客が。ライオンバスのお得感が・・・であった。でも、良い写真が撮れて幸せ。
ライオンバスの後は、チンパンジーのキーパーズトークと同じように毎日あるキリンのキーパーズトークを楽しんだ。青草をおいしそうに食べているキリンが印象的であった。オスのキリンを見分ける方法など新しい知識も。
ということで、日も暮れて来たので帰宅。尚、昼食は食堂もあるが、お弁当も良い。私は、孫娘用の小さめのおにぎりと自分用の大きいおにぎりをつくり、しっかりチンパンジー舎の近くで食べた。動物園の中で時間を惜しんで見学するヘビーユーザ向きの食事である。
みなさんも楽しんでくださいね!(でも、寒いので防寒も考慮してください。)
明るい感情を大切に 9/9