totto" greens(宮崎のミニトマト農家のblog) 

五感で伝わる農業をめざしています。
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理不尽なことは嫌いです。

tottoのミニトマト日記 井の中の蛙の胃の中のミミズ。

2014年04月24日 | totto”のトマト日記

 

新緑が鮮烈

今日もボクは山の中でひっそりと農業を営んでおります。

 

 

カエルの鳴き声が耳に残るそんな時間

 

山から 田んぼを飲み込む勢いで萌える山

常緑樹も衣替えの季節

新しい若葉が吹くとともに古い葉を落とします。

 

 

最近 もっぱらアウトドアの記事ばかり書いてるので

コイツは仕事する気あるのかという気持ちでいる方もちらほらあるのではないでしょうか。

※農業もアウトドアでしょ。 (アウトドア=野外活動) ハウスの中=テントの中

 

今日は ミニトマトの話

 

トマト色つきはじめましたよ。

 

作業は 下葉かぎ。一日中

 

この作業はトマト栽培の中で 

達成感というものをものすごく感じる作業ではないでしょうか。

写真 before after あれば良かったが 

afterしか撮ってない、残念!

 

 

なんにせよ、この本数なもんで

一日そんなに進まない。

 

ずーとしゃがみ込んで バキ。 バキ。 葉っぱを採っていく。

もう目を瞑っててでも余裕さ。

 

そんなゆったりとした空気がながれる時間に

ボクの頭の中では妄想がひろがって会話をはじめる。

 

 

この調子で栽培がうまく軌道にのるのであれば規模拡大もありだよね。

 

でもさ。

昨今の新規就農者に進められる作物っていったら、ミニトマトが特に多い。

このまま増え続けたら。。供給過剰=価格暴落になるよね。

怖い怖い。

 

じゃあさ、どこで切り抜けていく?

 

6次化とは言うものの

農業の根本の栽培が上手くいかないとこには本当に良いものは作れないよきっと。

規格外を加工して付加価値とかいうけども。

だったら仕入れて作れば良いじゃんってなるので農家の良さってもんが消えてしまう。

ペチャクチャ良くしゃべる。

 

男30 そろそろ青年場も終わりだぜ。

立ち上がらなきゃね。

 

そりゃそうだ。足掛け10年水やり3年 土の上には29年生きてんだ。 

 

あした死んでも良いって思えるほど人生楽しんでるか?って聞かれたらもちろん

yes

でもまだ。やることイッパイアリマス。

 

10年苦しかった

きっとこれからも同じさ

変わらないから自分が変わるしかないのさ。地球は回って勝手に時間は進んでるんだ。

 

子供の頃からそのスピードは一定で皆平等なんだ

だから 人生生きた分 楽しさは倍増するはず。

 

 

とか なんだとか しゃべってる

頭の中には 自分を励ますやつしかいないみたい。

 

 

 

 

今年は夏の露地ナスはあきらめることにした。

昨年の気になってる誘引方法を完成させたかったけども

思いのほかトマトが忙しくなりそうなので くやしいが手が足りない。

 

種を播いて苗も作ってきたけど放出

家庭菜園を楽しんでるオッチャンたちに譲ることにした。

 

趣味でつくってた ヒマワリ ※葉先が焼けてるw

 

夜な夜な ある場所に ゲリラガーデニング

いつも見下される黄色い花が 下から見上げてくれるはずだ。

 

 

 

ああ

太陽の時間が長くなってきた。

 

 

忙しくなるぞ。

 

 

 

でもやっぱ 遊びたいよね。

 



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