歩道にある不思議な物

御堂筋のような古いビル街の歩道を歩いていると、こんなものありません？
ふたが開くようになっていて、なかには鉄製の輪が入っているだけなのですが、

せいぜい１０階建てくらいの階から、斜降式の避難器具を使って逃げるときに、その避難器具を道路に固定するために使われる物です。
輪は、避難器具の下のロープをくくるためのものなのです。

斜降式避難器具というのは、簡単に言えば、布製の筒の中を上の方から斜めに滑って降りる、斜めに止めるのに歩道でロープに止める、止めるところが歩道にあるのです。

火事になった時逃げるなら階段、絶体絶命なら避難器具です。
気をつけないといけないのは、滑っていくだけに、摩擦熱でお尻が熱くなったり、スカートだとまくれ上がって、下から出たときにきゃ～となるので、くれぐれもご注意ください。

http://www.din.or.jp/~ishiwata/wb.htm

こんな固い話だめ？