寄り道研究所

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MacでNewtonに触れるエミュレーションEinstein

2007年07月15日 | Newton & iPhone
Newtonのお祭りWWNCが終わって早くも二週間、次回はヨーロッパ開催だそうです

Messagepad

マックでNewton OSを楽しめるというEinstein Platform is NewtonOSの紹介です

Einsteinはこちらからダウンロード

Newtonの話題はこちらからどうぞ

ダウンロードして解凍するだけなのですが、問題はMessagepadがNewtonならしめているROMデータが必要なのですね。
Messagepadを手に入れてデータを吸い上げるツールソフトも付属しているのですが、OS Xで接続する方法も一苦労すると思うので、ここが一番の難関でしょう。



艱難辛苦を乗り越えて起動すると、最初に現れるのがROMデータの場所を聞いてきますので、Choose..で教えてあげましょう
画面サイズも選べますが、とりあえずオリジナルサイズで起動



起動中の画面
一分以上もこのままなので、マックがフリーズしたと思って再起動しないでください



Newtonの起動画面になれば、あとはもうちょっと
私のもっているMessagepad 2000は、OSを2.1にしたバージョンですから吸い上げたデータも2.1と表示されています。



起動すると前回の画面が表示されます。
英語版ですから入力はアルファベット、手書きも、図形もできて、当然ながら機能は一緒です。



Messagepadは白黒の古いタイプの液晶で、明るい場所で使うには十分なのですが、ちょっと暗いとまったく見えなくなってしまいます。
そんな時はバックライト点灯なのですが、この画像の通り緑色なのです。
明るさもエミューレーションしているの?
Messagepadが新しい時はこんなに明るいのだろうか



Powerオフすると画面が隠されますが、オンすればぱっと表示されます



一通りの機能は動くようで、Extrasをタップ(マウスならクリックなのですが、Messagepadはペンで押さえるのでタップ)すると設定アプレットが表示されます。
マックだとシステム環境設定で一覧できますが、Newtonでもこのフォルダで一覧できるのです。
いっしょだね



「A」をタップすると入力の選択
TEXT・・・手書き入力で自動変換
Ink Text・・・手書きのまま縮小して表示
Shapes・・・手書きの図形をきれいに整形
Sketches・・・手書きのまま表示

自動変換はちょっと時間がかかるので、とりあえずInk Textで入力しておいて後からテキスト変換することができます



ゆっくり確実な入力ならバーチャルキーボード



文字入力だけじゃなくて、予定表ももちろんあり



現代のPDAで達成できていない手書き入力
無理のないペンの操作感と遊び心(削除するとき煙と共に消える)
記録、予定、住所録、メールを含めた全体をデータとして管理する

MessagepadのNewton OSは一歩先の未来だったのです

Einstein動作環境
iBook G4/800/1.12GB
OS X 10.4.10

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