ほのぼのとした感じだと思い込んでいたのですが、なかなか人生を感じさせるハードなところもあって、心温まるとばかりいっていられない映画でした。
姿はぬいぐるみ、主人公にだけにしか見えないわけじゃなく、ロンドンを歩き回るとみんなびっくりするわけで、これは現実の物語として描かれています。
主人公の頭がおかしくなったのではないのです。
童話の物語を実写化したわけではありません。
「プーさん」じゃなく「プー」なんです。
ちゃんと話して考える物語なんです。
子供には楽しい物語で、大人には厳しい現実を問いかけるという難題に成功した「プーと大人になった僕」、ぬいぐるみでしょ、といわずに観てください。
きっと楽しく、ちょっと重くて、希望もちょっと持ちながら映画館を出ることができます。
派手さはありませんが、映画らしい映画で ☆☆☆☆4っで、、、