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MacBook Proのハードディスクを交換してみた

2007年12月17日 | Mac
MacBook Pro標準の120Gハードディスクでウインドウズ用に20G、残りは90Gもあるとはいえ、iTunesの音楽データ、iPod touchの動画をちょっとため込んだりしていると、すぐ残りは10パーセント以下になってしまいます。
ついでにbootcampで20Gを確保していますしね。

MacOS Xは頻繁にディスクの読み書きをしていますから、空きスペースが少なくなると動作が不安定にならないかな?という心配もあって、ここは思い切ってハードディスクを交換することにしました

自信がない方は業者にお願いした方が良さそうです
調べてみたところ、一万円以上の作業料ですが、安心感が違いますね、保証もききますしね(阿形さん、交換情報ありがとう、でも頑張ってみました)

この記事を参考に交換してみました

2.5インチの最大は250Gのようですが、日本橋のお店では在庫しているところはなく、200Gも品切れのところがほとんどでした。

今回はhitachi 200G 7200rpm 8MB、回転数が高いので発熱がちょっと心配、電池の持ち時間も短くなりそうだけど、読み込みが早くなってちょっと快適になるのではと怖さ半分、期待もちょっとで選びました。

まずは裏返してねじをどんどん外していくだけです
細かいねじがたくさんあるので、お皿を用意して入れておいた方がいいかもしれません
ねじの長さは三種類しかないので、取り付けの時に間違わないでしょうが、ちょっとだけご注意



細いプラスドライバーと、先が変わっているドライバーの二本が必要なだけです
あとは、カバーを外すときに不要なクレジットカード、そっとコネクタを外すときの小さいマイナスドライバー



ねじを全部外したらキーボード側のカバーを持ち上げるのですが、タッチパッド側のはめ合いが外れにくくてドキドキ、困りました。



かみ合わせになっているようでもないのになぜ外れにくかったのか、未だに不明なのですが、水平に持ち上げるようにしましょう。
あまり斜めにすると、下側のカバーが曲がってしまいます
元に戻したら曲がってしまっていた、なんてことになりますのでご注意

持ち上げた方のカバーなのですが、こんな感じで飛び出ているので、斜めにすると余計外れにくくなるのでしょうか

平型の配線も繋がっていますから、力任せに外そうとすると大変なことになりますよ
キーボードの配線がメインボードにコネクタで接続されているのですが、押さえつけている黄色いテープをはがします
コネクタは上から押さえつけるタイプなのでそっと引き上げましょう



ハードディスクの上に配線が接着されているので、これは無理矢理はがすだけです
小さいコネクタが二つ繋がっているのですが、これを外すときに出番になるのが小さいドライバーです。
コネクタの横にちょっといれて回して持ち上げる、わりと軽く外れていくのですが、なにしろ小さいので怖いです



ハードディスのコネクタ側を納めるときに、黒い被覆の線を挟み込まないようにしましょう
私は挟み込んだので、ハードディスクのコネクタが曲がりそうになりました!



あとは逆順でねじを止めるだけです



ちょっとした失敗の結果は、タッチパッド側のカバーがちょっと浮いた感じになってしまいました
外すときに斜めにしたのが敗因だったようです



無事に作業が終わったら、ディスクをイニシャライズしてからOSをインストール、これが出来ればもう安心

ちょっとした隙間のことなどという細かいこと(T_T)はさっぱり忘れて、外したハードディスクをケースに入れて、ユーティリティの移行アシスタントを使って、データからソフトまで丸ごと引っ越しするだけです



ハードディスクケースは「玄人指向」の玄蔵USB2.0接続、SATAと表示されているものです。
ケーブルも付属していますし、接続するだけで別電源は不要でした。
シリコンカバーも付けるとちょっと厚めです

iBook G4のカバーを外すことに比べればとっても簡単に思えますが、カバーを外すところだけは見えないだけにハラハラもんです
あとは小さなコネクタの外す方向を注意することでしょうか。

くれぐれも慎重にどうぞ

早いハードディスクに交換したのは間違いないので、読み書きは速くなっているはずなのですが、体感的に速度の変化は全く感じられません。
おかげさまで空き容量は90Gで余裕たっぷりですから、ちょっとおなかいっぱいで落ち着いたライオン、っていう感じですかね。