ふるさと納税に想う・・・

　「故郷は、遠きににありて思うもの・・・」というが、誰しも故郷を懐かしく想うのはのは人情だろう。
そんな人情の機微を察して創設されたのが「ふるさと納税」の制度だろう。
折角の立派な制度が「返礼品」と「脱税」の制度に、悪用されている。
元々善意を前提に地方の活性化のために作られた｢租税制度｣だったものが、何と悲しい制度に歪められてきたことか。
返礼品目当てに納税する人達や受け取る側の市町村役場の姿勢は一体なんと心得ているのか、理解に苦しむ。
「租税制度」を逆手に悪用する精神は、断じて許せない。
善意は善意として扱いたいものである。自民党の「税制審議会」の善処を求めたい。



　　　　　　　　　　　　　　　　　紅　葉　燦　々　と