人間らしく

日記です

聴け、天皇陛下の御言葉を・・・

2018年12月25日 17時45分55秒 | 日記

 御年八十五歳を迎えられた天皇誕生日に、恐らく最後になるであろう陛下のメッセージを拝聴した。
一般参賀と記帳に訪れた人は約8万2千人と平成に入って最も多い数と聞く。平成最後の天皇誕生日だったからだろう。
ゆったりと語られる言葉には、万感の思いが込められていたように思う。
ご自分の思いを率直に語られたから、人々の心に響いたのではなかろうか。
特に印象に残ったのは、
 ① 平和な平成の御世が達成されたことへの安堵感
 ② 戦没者への変わらぬ慰霊の思いと幾多の災害による被災者への励まし。
 ③ 戦後の復興を果した国民の努力と象徴天皇を支え寄り添った皇后陛下に対する労らい。
 ④ 特に沖縄・広島・長崎に対する深い思い遣り。
 ⑤ 象徴天皇として果たすべき公務について探求され続けた。
拝聴していて、心が熱くなった。真心のこもったメッセージは軍馬より強し。



                 気 高 く 咲 き 薫 る



小粒になった経済界の要人・・・

2018年12月25日 05時37分50秒 | 日記
 日本の経済界には、かつては創業者の占める割合が多く、錚々たるメンバーがキラ星のごとく存在した。
経済界の総理と言われた「土光敏夫」、「松下幸之助」「本田聡一郎」さん等枚挙に暇ない。
更に遡れば、電力の鬼と云われた「松永安左衛門」、渋沢栄一」さん達が居て、各界に睨みを利かせていた。
それに比べて現代は、世代交代の所為か、著名な有力者は稀有となってしまった感がある。
いわゆる「サラリーマン社長」「サラリーマン重役」の世代に陥ってしまったように見える。
目先の業績にばかり直走り、人財育成、長期ビジョンに欠けてしまっているように思えて仕方ない。
企業が「永続的発展」と社員の幸福を願うならば、先憂後楽の精神でことに当る必要がある。
昨今の出来事を俯瞰すれば、経済界の人財不足を憂うものである。



                気 宇 雄 大 ・ 竹 田 城 跡