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弱肉強食の資本主義の危機(3)・・・

2018年01月28日 06時01分08秒 | 日記

 資本主義は手をかえ、品を変えながら発展してきた。
資本は資本を呼び、鉄鋼・石炭等が動力源となって、欧米を中心に産業革命が始まった。
生産は合理化されて、「フォードシステム」等を生み出し、ITは「情報革命」を進化させた。
さらには金融にいたっては、「リーマン・ショック」となり、世界的な「バブル」を招いた。
お金がお金を生む異様な姿が形成されていった。
人間の欲望は、止まるところを知らず、お金を追い求め続けた。
企業が潤えば、従業員の賃金は「水が滴るごとく」自ずと上がると云われてきたが、実現するには至っていない。
企業は経営の安定化を図るため、貯蓄に走って、「内部留保」が増加する一方となった。
 現代は、どのような社会を目指していけばよいか、模索中であり、資本主義の危機が叫ばれてきている。
人類が直面している危機かもしれない。何が人間にとって幸せなのだろうか、
今やその岐路に立っている。



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