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日記です

我が青春・・・私の音楽行脚(5)

2018年01月07日 06時53分55秒 | 日記
 ワルツ一辺倒だった私が、本格的なクラシック音楽に魅せられたのは、
「名曲喫茶」で聴いたベートーヴェンの第5交響曲「運命」との出会いであった。
 ベートーヴェンの男性的な力強さと、これでもか、これでもかと心に迫ってくる迫力に魅せられてしまった。
 以来、ベートーヴェンの名曲「田園」「皇帝」「第九」など名曲の虜になってしまった。
聴いているうちに、「運命」は、フルトヴェングラー、「田園」はブルーノワルター指揮のものが特に好きになった。
 モーツアルトの「三大交響曲」、シューベルトの「未完成」、メンデルスゾーンの「イタリア交響曲」、ブラームスの「交響曲第一番」、ドボルザークの「新世界から」、チャイコフスキーの「バレー音楽」等名曲を次から次へと聴波していった。
 印象に強く残っているのは、やはり「ニックネーム」の付けられた曲が多い。
「ニックネーム」がついていない曲の中でも、特に好きなのがチャイコフスキーの第5交響曲だ。
陰鬱なロシヤの冬の風景と、秘められた底知れぬエネルギーを感じさせてくれる。
様々な曲を聴き親しんできたが、最後はモーツアルトに落ち着いてきたようだ。
モーツアルトの曲は、いずれを採っても、軽快で親しみやすい。
音楽は「自然の声」というが、「自然と調和がとれたもの」が最終的にはベストと言えるかもしれない。
音楽評論は尽きないほどあるが、今もラジオ・CDで楽しく聴かせてもらっている。



            初 冬 の 仁 風 閣 ( 鳥 取 )