徒然なるままに

これからの人生、有意義に楽しく過ごすために何をしたら良いか。日々努力!

入院ライフ

2018-06-04 08:57:12 | 骨巨細胞腫

喉元過ぎれば熱さを忘れる…ので

入院生活を記録しておくことにします

 

手術前日(木曜日)に入院、夕食後から断食

手術当日(金曜日)12:30に手術室に入り

「終わりましたよ」と先生に声をかけられたのが18:15

麻酔で眠っている私はいいけど

待っている家族はさぞかし長い時間だったことでしょう

仕事とはいえ先生もお疲れのこととお察しします

 

意識が戻ってからは苦しい一晩でした

しかしながら痛み緩和治療は素晴らしく

痛みがあるたび取り除いてくれました

痛みや吐き気がなくなるとウトウトするのですが

目を覚ましても時計が進んでいません

なが~い一晩でした

 

術後1日目(土曜日)お昼前に集中治療室を出て前と同じお部屋へ戻り

ちょっと安心

お昼から食事が始まりましたがあまり進みません

 

安心したとはいえ左手はこんな感じです

まだブロック麻酔の影響なのか痛みも感覚もありません

ちなみに今回はこのくらい切ったようです

 

 

右手には点滴などそこら中 管だらけですが

この管がなければたいへん

 

最後までつながれた血栓予防のポンプ

同じく血栓予防の弾性ストッキングは退院するまで履いていました

 

 

 

身動きが取れない時の励みがこちら

マゴの描いてくれた絵はそれぞれに意味がありうれしい限りです

マステで貼ってくれました

 

 

術後2日目(日曜日)には体を拭いてシャンプーもしてもらい

一気に回復感を感じました

朝食をほぼ完食したせいかお昼はもたれた感じでほとんど食べられません

夕食は控えめにしました

 

 

術後3日目(月曜日)には車いすに移る練習をしましたので

トイレの心配がなくなり食欲も復活しました

やっと携帯を触る元気が出てきました

 

 

術後4日目(火曜日)歩く練習を始めました

左手の添え木や足のポンプもはずれ、シャワーの許可もおりました

やっと自由の身、気分的にはすぐにでも退院できそう!

 

 

術後5日目(水曜日)

そんな私の気持ちが伝わったのか土曜日に退院が決まりました

うれしくて(?!)なかなか寝付けませんでした

こんなことは年に数回です

 

 

術後6日目(木曜日)

売店、図書館まで歩く

初めての遠出  まだまだ不安…

本を選ぶ余裕はなく何も借りないで戻る

 

 

術後7日目(金曜日)

午後ボランティアの方の移動図書館が来てくれました

登録して3冊借りました

曜日によって移動する階が決まっているようです

翌日退院だけど2週間借りられるので大丈夫

読む本がなかったのでちょうどよかったです

 

 

 

動けるようになってからはベッドよりも窓際で過ごすことが多かったです

 

 

ここからの景色が好きです

 

 

このロングパジャマ、娘が何軒も回ってやっと探してきてくれたのですが

とてもすぐれものなんです

腰も手術してますのでズボンははけません

長い上着で前あきのものって以外とないのだそうです

何でもいいのなら売店に「ガーゼのおねまき」が売ってるのですけどね・・・

娘にお願したらこんなにかわいくて(ミニオン)真ん中3つがスナップという超機能的

なものを買ってきてくれました

入れ替わり来てくれる看護師さんのほとんがほめてくれました

ちなみに色違いグレーも買ってもらって退院しても着ています

 

 

退院前日の夕食は感慨深いものがありました

先週の今ごろは辛かったな~

1週間でよくぞここまで回復するものだと

人間の回復力に驚きすら覚えました

 

天気もよく夜景もきれいでした

 

家に帰ってもお世話してもらえないのでしたら

退屈でももう少し入院しているしかありませんが

助けてくれる家族がいるので最短退院日に決めました

 

何もできなくても右手だけでできることはありますので、

少しは役に立てるかな

少なくともステラは心穏やかに過ごせることと思います

 

 

 

今回の入院で役立ったものたち

左手が使えないので各種フタが開けられません

ペットボトルはマゴの子供用飲み口を借り、本当に助かりました

顔もうまく洗えませんので娘の買ってきてくれた洗顔、化粧水がこれ1枚でOKという

シートが本当に便利でした

乳液はポンプ式のもので

 

ピンクのフタはトイレに1~2滴たらすといい匂いがするもの

お部屋にトイレ、シャワーがあるのでこれがあるとほんのりお部屋もいい香りで

何度か「このお部屋いい匂い」なんて言ってもらいました

 

中央の黒いフタはハブラシ

見た目がかわいいと暗くなりがちな入院生活も楽しいです

 

手術は辛かったけど、有意義な1週間でした

ギブスがはずれるまでは家で自粛しますが

無理せずできることをするのがリハビリと思い

家族に甘えつつできる限りの家事をしたいと思っています

 

改めて家族、知人、友人に感謝です