一瞬の風になれ

『一瞬の風になれ』（１）（２）（３）　著：佐藤 多佳子

以前から図書館に予約しておいたこの本が連休前に手に入った。
図書館で借りる時に司書さんが、「予約待ちの方が10人います」
とのことだった。

以前BSブックレビューに著者が出ていて、それを見てから気になっていたが、本屋大賞を受賞したとの報道を機に予約していた本だった。
連休中に精力的に読まなくてはと読み始めたら面白くて、どんどん読めた。
妻にも勧め妻も読み始めたら、妻もハマってしまい、連休中の夜は夫婦して、この本に没頭した。

陸上競技・・・・はるか昔・・・・若かりし我が中学生時代に100メートルの学校代表として郡大会に出場したことを思い出してしまった。
スタート・ブロックを使って、スタートの練習を繰り返した日々なんぞを思い出してしまった。

この本は3分冊なのだが、
それぞれの本の表紙に
１、２、３と分冊数字が表示してあるのだが、
その数字のそばにそれぞれ、
１　イチニツイテ
２　ヨウイ
３　ドン
と表示してあるのが、いかにも陸上ショート・トラックを題材にしている本らしくて、ニヤリとしてしまった。