おはなし おじさん の徒然日記

2015年7月からブログタイトルを「失業おじさんの徒然日記」から変更しました。日々の出来事、妻の花の写真を記録します。

なぜ君は絶望と闘えたのか

2009-01-29 | こんな本読みました
門田隆将:作 「なぜ君は絶望と闘えたのか」 新潮社

山口県光市の母子殺人事件の被害者の夫である本村洋の、司法の厚い壁に跳ね返されつつ、敢然と挑んだ9年にわたる日々・・・。


妻が読書グループの話し合いの中でよさそうな本だと聞いてきて、
「図書館から借りて」と頼まれた。

妻が読む前にちょっとのぞいたら、引き込まれ読み始めた。
あとから読み始めた妻も夢中で読み妻のほうが先に読み終えてしまった。
こんなにもひどい事件を起こした犯人が、少年だからと言って死刑判決から逃れてしまう。そんなことは許せない。
死刑反対だからと言ってどんな手段を使っても、抵抗しようとする弁護士。
死刑判決が出た翌日の加害者の犯人の態度など、考えさせられることの多い本だった。

おくりびと

2009-01-26 | こんな映画みました
今日は遠い親戚の葬儀があり参列した。
葬儀は葬祭場で行われたので、葬祭場の職員の様子を見ていて、
今月初旬に夫婦で見に行った映画のことを思い出した。

その映画は「おくりびと」。
もっくん(本木雅弘)主演で山崎努や広末涼子が共演していた。
モントリオール映画祭のグランプリ受賞をした映画だ。
内容は納棺師のこと。
山崎努やもっくんが亡くなった人を清め、衣装を着せ、死化粧を施す所作は
美しく、格調があり、それを見つめている遺族の癒しにもつながるような気がした。
主人公が幼い頃、自分と母親を捨てて失踪した父親の納棺を行う時に父親の握りしめた手から思い出の石を見つけるシーンには感激した。
良い映画だった。
広末涼子はミスキャストだと思ったけれど・・・・。
また、干し柿(?)を車中で食べたり、会社の社長の部屋でフライドチキンを食べるシーンなど、「食らう」(とでも表現するような)ものを食べるシーンが気になった。死と生の対比なのだろうか?


葬祭場の職員にしてみれば、毎日繰り返される仕事の一つなのだが、
誠実に対応してくれる職員を目のあたりにすると、
心から「ありがとう」と言いたくなる。

今まで葬儀に参列する時は漠然と自分の親の葬儀の時は・・・・と考えていたが、
今日は自分の葬儀のときには、自分の人生をどんなふうに語られるのだろうかと考えていた。
これも歳を重ね、孫を得たからだろうか?

春日居かるたを楽しむ会

2009-01-24 | その他
「春日居かるたを楽しむ会」があった。
参加者は約25人くらい。
第1回だった昨年の参加者が15人だったので、参加者がずいぶん増えたことになる。今回嬉しかったのは、お兄ちゃんやお姉ちゃんについてきた保育園の園児たちが参加してくれたこと。
しかも結構楽しんでくれたことだ。
小学生も高学年はほとんど参加しないので、
来年は保育所にも募集の声かけをしてもよいのかもしれない。

今回は児童センターで12月から毎週1回かるたの練習会をしてきたのだが、
その練習の時に成績の良かった子たちも参加していて、各学年のトップになった。
この子たちは、集中力が高いように見受けられる。

この「かるた」は20年ほど前に作られたもので、地区の名所旧跡が盛り込まれている。
地元のことをよく知るための良い道具だと思うので、この「かるた会」は継続していきたいものだ。





夢のみずうみ村

2009-01-23 | その他
昨日(1月22日)、山梨県主催の「リハビリテーションの集い」に妻と参加した。
民生委員あてに案内が来たのだが、この「集い」の講演に福祉ジャーナリストの村田幸子さんが来るというので、妻にも声かけして夫婦で参加したのだ。
講演の内容から多くのものを得たが、一番驚きを感じたのは山口県にあるデイサービス施設のこと。
私の母親も地元社協のデイサービス施設を利用しているし、私自身ホームヘルパーの資格を取る際に施設実習を経験したので、デイサービスで行われるサービス内容は理解していたが、講演の中で紹介された施設の提供サービスは全く違う。
「自己選択、自己決定」が基本に据えられていて、施設で行うメニューは個人ごとに違う。自分で今日は何をするかきめ、食事も自分で運び、自分で片づける。それを通じて利用者の積極性を引き出し、知らず知らずのうちにリハビリや訓練になるというもの。
今までの常識を覆す施設だと思う。
施設の名前は「夢のみずうみ村山口デイサービスセンター」という。
興味のある方は こちら から内容をご覧ください。

ケンちゃんがやってきた!

2009-01-22 | その他
ケンちゃんがやってきた!

お気に入りの アンパンマンのカバンをかけている。


ぐずるかなと心配していたが、スムーズに家に入った。
大人になったせいか、WEBカメラでのやり取りで顔を見慣れていたせいだろうか?

しばらくすると調子が出てきて、以前ふうちゃんのお母さんから頂戴していた木製のおもちゃで遊び出した。


夕方、ケンちゃん、ケンちゃんパパそれに私の3人で共同浴場に行った。
秋に来ていたころは共同浴場の女風呂に入ろうとしたが大泣きで、入れなかった。それで、男風呂はちょっと無理かななどと危惧していたが、緊張しつつも、なんと無事入浴できた。終わりころにはちょっと声も出てきたし、上がってパジャマを着てから、足もとの水滴に気づきバスタオルで拭きだしたのには驚いた。

2~3か月でも大きく成長するものだと感心した。
今日デイサービスに行きたがらず、しぶしぶ出かけたひいばあちゃんも
ケンちゃんの声を聞いてニコニコしていた。

百人一首大会

2009-01-17 | その他
百人一首大会があった。
参加対象者は市内の小学生。
低学年の参加者が多かった。
私は高学年のグループを担当した。
石和東小学校の参加者が多かった。学校全体で百人一首に取り組んでいて、学校内で大会も開かれているらしい。
上の句を詠み始めたと思ったら、あちこちで「ハイ」の声。
早い早い。
参加者の人数の都合で私たち大人が対戦したが、大人1人では全く取れない。
初回は大人3人がかりでやっと1枚取れただけ。
低学年の部で、私の担当地区の子供が準優勝だったとのこと。
その子に聞いたところによると、1年生の時に学校でやったとのこと。
参加した子供は集中力が高く落ち着いているように思える。



きり絵

2009-01-16 | その他
市民講座のきり絵教室に参加した。
会場に入るとテーブルに紙と道具が用意してあって、
「さあ。どうぞ切ってください。」とはじまった。

瞬く間に時間は経って、完成した。
なかなか面白い。
 

道祖神飾り

2009-01-15 | その他
昨夕は道祖神祭り、ドンド焼きが町内各地で行われた。
各地区のこどもクラブ、保護者がこの行事に関わっているとのことなので、今日は各地区の飾り付けを見に行った。
私の住む地区では大がかりな飾りつけはしないのだが、他の地区の飾り付けは素晴らしいものだ。





今の時代これだけの飾りを毎年継続することは大変なことと思うが、
ぜひ残していってほしいものだ。


また、素朴な道祖神もあって、自分の住む小さな町であっても知らないことが多いものだと感じた次第。

甲斐路剪定開始

2009-01-12 | その他
昨日から甲斐路の剪定作業を開始した。
農作業が負担に感ずるようになってきたので、
妻と相談してき1本除伐し、大きな枝も数本整理することにした。


農作業の間携帯ラジオを聴いているのだが、
今日はNHKで「蒲田みのる 命の対話」を聞いた。
番組の中でゲストの石川ひとみが観客の感想に涙したシーンがあった。
それを聴きながら、石川ひとみの闘病の経緯などを想像して私もウルウルしてしまった。

成人式

2009-01-11 | その他
成人式があった。

式典開始後しばらくしたら、大音響をひびかせて車を乗り付けて3人のはかま姿の新成人がやってきた。
一人はハンドマイクを手にして、サイレンを鳴らし、大きな声を出していた。
会場の外には私一人が出ていたので、彼らが会場に入るのを止め、
施設から退去を求め、押し問答をしていたら、
来賓として来ていた地元駐在所の警官、市担当職員が出てきてくれた。

居合わせた新成人の父親らしき人が「出ていけ!」と大声をだしたので、
それに激昂したりしていたが、駐在さんがパトカーを呼び警官や職員と話をしているうちに落ち着いた。

式典終了後、写真撮影をしたがそのときにはこの3人組もその仲間に入っていた。
3人のうちの2人が地元だったらしいが、こんな騒ぎは前代未聞。


写真撮影の後はタイムカプセルの開封が行われた。
中学校3年の担任が保管しておいてくれたもので、
取り出したものを喜んでみていた。



今日は高校生ボランティアが手伝ってくれて助かった。
今日の体験を自分たちの成人式の参考にしてもらいたいものだ。