ひろ主任のひとり言2

宝物の愛犬ラッキーとの穏やかな毎日。

ブログもマイペースでのんびりと。
どうか見てやってください^^

yuki うれしくって抱き合うよ

2010-03-14 22:45:10 | 音楽



yukiの38歳バースデー日2月17日に発売された
通算20枚目のシングル「うれしくって抱き合うよ」


先日GEOでかかっていたのを聴き、思わず立ち止まる。
yuki独特の温かいグループ感。
そしていつのまにかじーんと来るリフレイン。
その確信は、先程pvを見て涙に変わる。

普通の精神状態で音楽で涙するのは珍しい。
不覚にも目頭からポロリ。




元JUDY AND MARYのボーカルとしても有名な
キュートな歌姫yuki。
そのなんとも可愛らしい声に、多くのファンを持つ。
とくに女性には圧倒的支持を持つ。

しかし、解る気がした。

彼女の声は、不思議と来る。心の奥に来る。
この歌は、そのyukiワールドでいっぱい。
幸せを感じてほしいと願うそのグループに涙。





本当なら明日のブログにしようと思ったけど、
この伝えたい気持ちは抑えられん。
yukiの温かい歌に、やられてしまった。

このpv。
自分の中で、すでに今年のpvオブザイヤーに輝くと思われる。

3分50秒からのクライマックスに注目。
温かいギターの音色と、妖精のようなyukiに感涙。
写真屋のお姉さんという設定も泣ける。
そして、原田芳雄さん。渋いです。
不毛地帯で社長退任した後だけに、そこにリンクしてまた泣ける。

では、心を温めてください。


yuki うれしくって抱き合うよ




メッチャいい歌よねぇ




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小説「笑う警官」

2010-03-14 20:30:01 | 


出張の帰りの4時間半。
JRの中でどう時間をつぶすかと考えて購入したのが
こちらの本。

今年、警察小説「廃墟に乞う」で第142回直木賞を受賞した
北海道夕張市出身である佐々木譲さんの北海道警察シリーズ第1弾。

題名は「笑う警官」。もともとは、うたう警官として書かれている。


笑う=うたう。つまりこれは、警察用語でタレこみのことだ。
それも、警官による内部告発ということになる。


どの本にしようかと色々と見て歩いていたのが、札幌駅にあり
隣がスタバとなっている書店。
この書店。名前は忘れたけど、とにかく本の種類が豊富。
選ぶだけで楽しくなってしまった。
最初は、伊坂幸太郎のゴールデンスランパー(山本周五郎賞受賞作)に
しようと思ったけど、なんせハードカバーで1600円。
ここは文庫本にしようと、見て歩いて選んだのがこの本。






まず警察小説というのが選んだポイント。
そして佐々木譲さんが、警察小説の優れた書き手というのを耳にして
いたのもある。
おまけに、これは後に北海道警察シリーズとなる人気作品の記念すべき
第1弾だったから、もう迷わず購入となった。


ネタバレとなるので多くは書かないが、4時間半で全てを
読んでしまった。途中で止めるのはとても困難。
それほどぐいぐいと引き込まれた。
もともと警察を舞台にした小説が好きなのもある。
そして、この笑う警官は、実際に道警で起きた不祥事に、
少し似せた展開ともなっており、リアリズムも感じられる。
さらに、札幌が舞台である。
知っている地名、場所が随所に出てきて、思わず感激してしまう。

この道警シリーズ第1弾を買ったことで、今後はシリーズを
集めてみようと思った。
次回の会議の時は、第2弾警察庁から来た男を買ってみるか。
または、ストレートに直木賞受賞作廃墟に乞うでも良いね。



  


ここで過去に読んだ警察小説の中で、お薦めをあげてみよう。

これは高村薫さんの「マークスの山」。
こちらも直木賞受賞作である。

これはまさに圧倒的警察小説で、高村薫さんの代表作と言っても良い。


*** 夜叉ヶ峠で起こった親子心中事件で生き残った少年が、
  その後成長して「マークス」を名乗り、連続殺人を犯す。
  「マークス」には、ある事件に関係するキーワードが隠されていた。



徐々に明らかになって行くマークスの心の闇と、
犯人逮捕へ追及をする警察との戦いが手に汗握る展開となり、
読者を眠らせない。


思うんだけど、やはりだてに直木賞は取っていない。
賞を取る本は、そこにきっと何か読者を掴む物を
持っているのだと感じます。



これからの出張。読書の楽しみを見つけてしまいました




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