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以前、私が、旧街道の匂いで書いた内容の検証です。
http://blog.goo.ne.jp/hirat55/d/20070628
今回は、旧東海道で、比較的分かり易い場所で、説明いたします。
区間は、保土ヶ谷駅から、権田坂までです。
(説明も、保土ヶ谷から歩いた想定でいたします)
画像は、その付近の地図で、青い線が、旧東海道です。
(見えにくい画像で御免なさい)
①その傍を、川が流れているのが、わかるかと思います。
旧東海道は、保土ヶ谷駅の西側です。
川は、旧東海道と、JR東海道線の間にあります。(現在、工事作業中)
旧東海道は、JRの踏切を渡ると、現在の国道一号線に突き当たります。
そこを右に曲がります。
川は、国道1号線を越えますが、同じく、右に曲がり、道路沿いに流れています。
保土ヶ谷2丁目の信号で、道は左右にわかれますが、右の道が、旧街道になります。
川も、元町橋まで、並走しております。
つまり、川は、ここまで、道に沿って流れています。
川に沿った道は、比較的なだらかで、歩き易いということで、道ができたものと考えられます。
また、水分補給も容易にできたことも理由かと考えます。
元町橋からは、権田坂になります。ここからは、川とは、分かれます。
地図上での別の見方:
昔からある道路は、その後、新しくできた道(横横道路)に分断されても、橋(場所によっては、トンネル)が掛けられます。
横横(横浜横須賀)道路に掛かる権田坂陸橋が、それで、旧東海道だからです。
各地にある新しい道路の下に、なぜ、こんな細い道のトンネルがあるのかと思うような場合、それは、旧街道の場合が多いです。
②神社仏閣は、沢山あります。
今は、JR東海道線が走り、国道1号線がありますが、保土ヶ谷近辺の山側(東側)には、お寺があります。
それらのお寺が、いつ建立されたのかまでは、調査しておりませんが、
東台寺、杉山神社、安楽寺、円福寺、福聚寺です。
保土ヶ谷の西側には、
見光寺、香象院、天徳院、大蓮寺、遍照寺があります。
右に曲がると、本陣跡がありますが、
旧東海道の左右には、大仙寺、八幡神社、樹源寺とあります。
神社仏閣が、途切れることなく、点在しております。
③この道は、車では、通るが、歩いていないので、道標があるかどうかはわからない。
次回は、別の場所で、検証します。