「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

黒澤明監督「蜘蛛巣城」

2009-03-03 | 映画

 

黒澤明監督の「蜘蛛巣城」

 

 

 

シェークスピアの「マクベス」を、戦国時代にした作品。

 

 

 

物語の詳細は、ここを参照:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%98%E8%9B%9B%E5%B7%A3%E5%9F%8E

 

 

 

映像としての凄さは、最後の場面、矢で射られる鷲津武時(三船敏郎)のシーン。

 

 

 

最初の一本の矢で射られてから、死ぬまでの時間は、2分51秒。

 

 

 

その間、迫力ある画面と感じるのは、1秒間に10本前後、一気に、矢が射られるため。

 

 

  

武時の首に矢が刺さるシーンは、わずか2コマ(30コマ/秒)。

 

 

 

どうやって刺したのか、コンピューター・グラフィックスがない時代の凄い技術。

 

 

 

山田五十鈴の一つ一つの表情も素晴らしかった。

 

 

 

能の世界を感じさせる意欲作。

 



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