死刑執行の部屋を紹介するニュースにあった。
部屋の間取りと各部屋がカラー写真で紹介されていた。
タイトルの教誨(きょうかい)の意味(広辞苑6版)は、次のとおり。
①教えさとすこと。
②〔法〕刑務所で受刑者に対して行う徳性の育成を目的とする教育活動。宗教教戒に限らない。
誨(かい)の意味は、次のとおり。
・教える。物事をよく知らない者を教えさとす。
<解字>
・悔【正しい漢字は、毎の下は、母の字】(=悔【表示どおり】暗い気持ち)、晦(カイ)(月が欠けて暗い)など、「くらい」という基本義をもつ。
誨は「言+(音符)毎(カイ)」で、相手の暗さをことばでとり除いて、さとそうと努力すること。
<参考>
・「戒」に書き換えることがある。「教戒(きょうかい)」。
閑話休題:
海の字も、「水+毎【正しい漢字は、毎の下は、母の字】」、暗い色のうみのこと。
北方の中国人が知っていたのは、玄海・渤海(ぼっかい)などの暗い色の海だった。
私が、北海道で見た、夏の海の色も暗かった。