今日の新聞記事より転記。
衆参両院は1日の議院運営委員会で、政府が新たな原子力規制組織「原子力規制委員会」の委員長候補として提示した田中俊一・前原子力委員会委員長代理(67)から所信を聴取した。
原発の再稼働について「(政府の暫定的な)判断基準も含め、慎重に確認、評価する」と強調。
すでに再稼働した関西電力大飯原発3、4号機に関して「活断層があれば当然止めてもらう」と明言した。
この人のプロファイルは、分からないが、やっと、まともな意見を言う人が出てきた。
論理的に矛盾する話は、止めて欲しい。
安全対策が完全にできていなくても、安全と言って再稼動した大飯原発。
電力不足と安全対策は別物である。
但し、本当にこうなるのかは、不明であるが・・・・。
その後の評判:<ゲンダイネット(2012年8月6日10時00分)>
http://news.infoseek.co.jp/article/06gendainet000173313
この記事の抜粋:
2日の民主党の環境部門と原発事故収束対策プロジェクトチーム(PT)の合同会議では、委員長候補の田中俊一・前原子力委員会委員長代理(67)について、出席者から「同意できない」との意見が続出。
荒井聰PT座長が横光克彦環境副大臣ら政府側に対し「人事案の出し直し」を求める場面もあった。
会議では、田中氏が1日の所信聴取で、原発の40年運転規制に踏み込みつつも、「機械的に適用するということではない」と発言したことに批判が集中。「納得できない人選だ」とのヤジが飛んだ。
(中略)
『100ミリシーベルトは健康に大きな影響がない』と低線量被曝のリスクを過小評価したり、『福島の人間は福島に住むしかないんだ』と発言したりして県民の反感を買いました。
食品の安全基準を500ベクレルから100ベクレルに引き下げる要望が出た時は『風評被害を広げる』と反対し、伊達市の住民が除染活動する際も、風評被害を理由にマスクをさせなかった――という疑惑が出ています」(福島県民)
田中氏は原子力損害賠償紛争審査会の委員も務め、「20ミリシーベルト未満の地域は除染する必要なし」と繰り返し、自主避難の賠償打ち切りを画策してきた。
そんな「ミスター原子力ムラ」が原発を規制できるはずがない。ジャーナリストの横田一氏が言う。