盛り上がってきました!
富士川さんのインレタを無事貼り付け⇒クリアー塗布が無事おしまい。クハは我慢できず仮組してしまいましたw
このキットは屋根を車体に組み付けても浮き上がりがみられない優秀なキットなので,車体屋根は別々で塗装します。
屋根上配管は車体に降りない避雷器アース線・カギ外し線のみ施工しておき,フィニッシャーズのマルチプライマーを筆塗り⇒ナスカのメカサフという通常より強力なサーフェイサーを吹き付け。
このままでも全然よかったんですが,もう少し艶を落としたい諸々で,最後に調合した国電屋根布色を吹き付けました。
さらに国電らしく(?)屋根に吹き込んだ車体色も再現。
実車は屋根肩がマスキングされて車体色がつかないようにしているので,それを再現すべくプラ材で治具を作ってみましたが,今回は表現控えめ(^^;) 74年仕様なので検査も1度ぐらいしか通ってないはずなので。。。
屋根機器は一度先のメカサフを吹き付け,その後グロベンにはクレオスの城カラーより石垣色(艶消し),アンテナやパンタはハンズカラーのねずみ色を塗りました。
隅の方は下地サフの暗いグレーが影として残るように塗ったつもりですが,んー写真で見るとまだまだですね。
配管留めとしてリード線を輪っかにしたものを穴に突っ込んでおき,その輪に配管を通しつつ屋根をスライドして車体に組み付けます。カギ外しにぶつけて壊さないように注意…。
配管の所々が黒いのは,配管下部に黒で色差ししているため。前作で同じ作業をした際,車体色が残っていて横から見た際に少し見えてしまったのが気に入らなかったのです。
配管自体はグレーで色差ししますが,やはり塗り切れない隙間があるんですよね…そんな反省からのひと手間です。
配管が無事所定の位置についたら屋根裏からリード線を1本づつ引っ張って固定。とにかく手に汗握る攻防w
作用管の妻側2箇所は配管2本が一緒になったタイプなのでボナの配管留めパーツに入っているものを上から刺してやります。
×3両…でも実際やってみると慣れもあってあっさり終わります(これってビョーキ?w
実車の,雨どい上部に被せてあるゴムのグレーの表現がそれらしく見えていいですね~車体色の濃いエメグリには一層効果的! 分割塗装の副次的効果です。
この後,配管留めにプライマーを筆塗りしまして。
田宮エナメル:スカイグレーで色差し。ちゃんと薄めなかったんで所々カサカサなのが残念…こののち汚し作業へと入ります。
ありがとうございました。
雨樋上部のゴムですが、どこかの新製予算の段階から無くなったようで、かなり前の「我が心の飯田線掲示板」で話題が出たことがあります。
屋根の色の経年変化について、以前前納さんが報告しており、大まかにはダークグレーが褪色してライトグレーになり、またダークグレーに戻る、という変化をたどります。途中で何らかの理由で屋根布を貼り替えた場合、貼り替えた部分は後追いで色が変化するので、貼り替え部分の方が色が明るい、工事直後の状態から、色が逆転して貼り替え部分の方が色が暗い状態の時期もあります。冷房改造ではクーラー回りの屋根布が貼り替えられることがあるほか、後の防水対策で屋根布が切り張りされたり部分的に塗り屋根になることがあって「パッチワーク」状になることが多く、表現に挑戦してみてもよいと思います。
また、落成時期の違う車が混じると屋根の色が違うことも多く、103系では、昭和46年の常磐線新性能化(4月20日)に伴う常磐線快速の10連から8連への編成変更で捻出されたMM'を新製のTc, Mと組み合わせて京浜東北線で10両編成を組んだとき、MM'とT, Tcとで屋根の色が大きく異なることがわかる写真がRP誌のTOPIC PHOTOSに紹介されています。
ライトグレー―ダークグレー―ライトグレーと変化します。
103系では、105系への改造車が、改造当初は運転台部分とモハ102改造車はパンタ部分がライトグレーだったのが、1990年後の写真では逆に貼り替え部分がダークグレーで元の部分の方が色が明るくなっている様子が確認できます。上記のクーラー回りの屋根布貼り替え部分も明るく見えることもあれば暗く見えることもあります。
pon太さま
ありがとうございます。何かのお役に立てることが出来れば幸いです。
原口さん
詳細なコメントありがとうございます。
編成で落成時期の違う車両を混ぜる試みは是非やってみたいネタのひとつです。
新製時ならば屋根キャンバス抑えの無塗装状態もポイントですね。
屋根は基本的に塗装しないと聞いておりますので、張替屋根布より明るいのは元の屋根布が日焼けしている可能性が高いと思われます。