ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

群馬県感染症発生動向(週報)

2014-02-04 18:12:40 | 流行状況
群馬県感染症発生動向(週報)

 感染性胃腸炎が桐生地区、利根沼田地区、館林地区、伊勢崎地区、東部地区から多く報告されています。

 インフルエンザが桐生地区、藤岡地区、東部地区、伊勢崎地区、富岡地区、前橋市、利根沼田地区、館林地区、安中地区、高崎市、渋川地区、吾妻地区から多く報告されています。

 A群溶連菌咽頭炎が富岡地区、藤岡地区、渋川地区、前橋市、東部地区から、水痘が渋川地区、高崎市から多く報告されています。

(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。
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耐性ウイルスに効果、新型インフルの新薬承認へ 「アビガン錠」

2014-02-04 15:19:05 | 新聞記事など
耐性ウイルスに効果、新型インフルの新薬承認へ 「アビガン錠」

 インフルエンザ治療薬に関して記事が出ていました。

「耐性ウイルスに効果、新型インフルの新薬承認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140204-00000687-yom-sci」


 記事によると「厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は3日、強い毒性と感染力を持つ新型インフルエンザ対策の一環として、新しい抗ウイルス薬「アビガン錠」の製造販売を承認しても差し支えないとする意見をまとめた。」とのことです。

さらに「3月にも承認される見通しで、政府は新型インフルエンザ流行に備えた備蓄の準備に入る。」、ただし「部会は、タミフルなどの既存の薬が効かない新型インフルエンザが発生した場合にだけ出荷できる、という条件をつけた。有効性の検証が十分でないためで、季節性インフルエンザの患者に使うには、さらなる臨床試験が必要という。」とのことです。

この薬剤は、富山化学工業(東京)がT―705の名称で開発していた薬剤で、現時点では一般的に使用されることはないかもしれませんが、新しい治療薬が出てきたことは朗報です。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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