新型インフルの新薬備蓄へ

新型インフルの新薬備蓄へ

　インフルエンザ治療薬に関する記事が出てきました。

「新型インフルの新薬備蓄へ…耐性ウイルスに効果
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140108-00001389-yom-soci」

記事によると「政府は、インフルエンザの治療薬が効きにくい耐性ウイルスが各国で相次いで確認されていることを受けて、耐性ウイルスに効果がある新薬「Ｔ―７０５」を備蓄する方針を固めた。」とのことです。

　T-705は数年前から発売されると言われていた新規抗インフルエンザ薬です。私、個人的には、いつ発売されるのか待ちに待っていた薬です。T-７０５は現在使用されている、タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタとは根本的に異なる構造をもち、異なる作用機序で抗インフルエンザ効果を発現します。
　

　さらに、記事には「Ｔ―７０５は今春にも製造販売が承認される見通しで、新型インフルエンザのパンデミック（世界的大流行）に備えて危機管理体制を強化するのが狙いだ。」、この薬は初期には小児への投与は認められないかも知れませんが、どの程度有効であるのか大変期待しています。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

群馬県感染症発生動向(週報)

群馬県感染症発生動向(週報)

　感染性胃腸炎が桐生地区、藤岡地区、館林地区、富岡地区、東部地区、伊勢崎地区、高崎市から多く報告されています。

　インフルエンザが桐生地区、藤岡地区、富岡地区、利根沼田地区、渋川地区、高崎市、安中地区から多く報告されています。

　A群溶連菌咽頭炎が渋川地区、富岡地区、藤岡地区から、水痘が安中地区、藤岡地区から多く報告されています。

（感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています）
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン（アクトヒブ）、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘（水ぼうそう）ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

ひきた小児科クリニック　（群馬県桐生市　疋田小児科医院）
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/