ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

群馬県感染症発生動向(週報)

2013-01-23 17:21:06 | 日記・メモ (Weblog)
群馬県感染症発生動向(週報)

 A群溶連菌咽頭炎は、桐生地区、安中地区から多く報告されています。

 インフルエンザが桐生地区、渋川地区、藤岡地区、安中地区、伊勢崎地区、館林地区、東部地区、富岡地区、利根沼田地区から多く報告されています。

 感染性胃腸炎が桐生地区、館林地区、利根沼田地区、富岡地区、渋川地区、東部地区から多く報告されています。

 RSウイルス感染症は渋川地区、前橋市から、水痘は富岡地区、渋川地区、藤岡地区から多く報告されています。

 最近インフルエンザが増えていますが、まだまだ予防接種をしていないで感染している患者さんがいます。一部の診療所では予約一杯で断られたため接種していないという患者さんもいます。もっと酷いのはワクチンを接種しないでよいと言われた患者さんもいます。インフルエンザワクチンは10月、11月に接種するワクチンで1月では遅すぎますが、それでも未接種の方は接種した方が良いです。当院では現在も接種を続けております。予防接種をしてもインフルエンザに感染して熱が出ることはありますが、死亡したり後遺症を残したりするような重症症例を減らすことができます。日本小児科学会の推奨通りに生後6か月~18歳のこどもは接種しすることをお勧めします。

(感染症発生動向の地区分けで、みどり市の感染症発生数は桐生地区に含まれています)
ひきた小児科クリニックでは、三種混合ワクチン、四種混合ワクチン、BCGワクチン、ヒブワクチン(アクトヒブ)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)、麻疹・風疹ワクチン、おたふくワクチン、水痘(水ぼうそう)ワクチン、日本脳炎ワクチン、二種混合ワクチン、B型肝炎ワクチン、不活化ポリオワクチン、インフルエンザワクチン、ロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)他などの予防接種を行っています。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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