お友達のお父様(ナント御年96歳!!)が入院されました。
熱が出て、肺炎の疑いもあるとのことです。
「病院にいると刺激が少ないので、ボケてしまわないかと心配で...」
と、お友達が心配しているので、何か良いお見舞いは無いかと考えました。
動物が好きなお父様で、我が家のあずきのファン(?)でもあるのですが、あずきを病院に連れて行くわけにもいかないので、他に誰か居ないかと見渡してみると.....。
居ました!!
アカヒレ君です。
空き瓶を熱湯消毒して、水槽を覗き込むと、近頃ではすっかり人慣れして、誰かが近寄るとエサをくれるものと近寄ってくるアカヒレ君をサっと。
2匹GETしました~~。
(あと、水上のガラスにひっついていた石巻貝クンにも、お付き合い頂くことにしました)
きっちり蓋を閉めて病院に連れて行きました。
病室に着くと、お父様はベットに横になったままでしたが、
「変わったお見舞いを連れてきましたよ~。見えますか~?」
と声をかけると目を開けて
「おぉ」
「判りますか?アカヒレっていうんですけど...」
「あぁ、知ってますよ。小さい魚でしょ?どうしたの?釣ってきたの?」
「いえいえ、小さすぎて釣れませんので、これは買ってきました」
確かに小さい魚ですので、ちゃんと見えたかどうか心配ですが、目を細めて嬉しそうな顔をなさいました。
きちんと呼吸もできているのですが、体内の酸素量が少なくなることがあるそうで、鼻から酸素を入れていらっしゃいましたが、そのチューブがうっとおしいようです。
お友達から説明を聞いたので
「ちゃんと呼吸しないとダメですよ」
と、言うと
「ボクは不精者だからねぇ。面倒くさくって...」
と仰います。
(こんな会話が出来れば大丈夫でしょう)
「面倒くさがらずにちゃんと呼吸してくださいね」
「は~い」
と、良いお返事が返ってきました。
もうすぐお正月ですから、早く熱が下がって、新しい年をお家で迎えられますように。