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学習もコミュニケーションの1つ ~対話と知の生成~

2015年03月26日 | 教授法・ティーチングスキル





『学習もコミュニケーションの1つ ~対話と知の生成~』

(1)一斉授業での授業参加
 1)発問・指名:指名した学生と、更に議論を進める。
 2)クリッカー:全学生が手元のボタンで発問の答を選択。全学生の理解度を、その場で確認できる。
 3)ミニッツペーパー:授業内容の要約と感想
 4)Input→Output

(2)協同学習・互恵的学習
 1)話し合い:ある学生のアウトプットが、次に別の学生のインプットになる。このことが循環し、議論が創発される。
 2)議論に当事者として関与したり、第三者的に客観的に関与するなど、様々な立場を経験し、意見を相対化できる。
 3)Input→Output→Input→Output
 4)当事者→第三者(客観・相対化)→当事者→第三者(客観・相対化)

(3)ゼミ・チュートリアル・コーチング
 1)教員と学生のディスカッション(個人指導)。
 2)論文指導は、この方法でしか行うことはできない。
 3)答を引き出す、パフォーマンスとモチベーションを高める。

(4)読書・自問自答
 1)読書は能動的。文字を目で追う、文字を音韻に変換する。読書は、受動的には行いえない。
 2)著者の話を聞く。著者の主張の根拠と妥当性について、自問自答する(建設的な批判的思考)。新しいアイデアのヒントを得る。(発見的思考)


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