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精神機能と能力開発:心理学―教育学―社会学

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レポートライティングと問題解決の「知・情・意」 ~事実と意見、感性と評価・判断・意思決定~

2015年03月13日 | アカデミック・スキル




『レポートライティングと問題解決の「知・情・意」 ~事実と意見、感性と評価・判断・意思決定~』

(1)知情意について
1)知:認知・情報処理、a)思考・論理・分析、b)計算、c)言語
2)情:感情(状態と判断)、a)判断:快・不快、戦う・逃げる、好悪、b)状態:喜怒哀楽、楽観・悲観、気分の高揚・憂鬱
3)意:主観・再帰的(自分で自分を)、a)直感・無意識、b)データの考察・ディスカッション、c)意見・解釈、e)意味や意義の判断、価値観・信念、f)意思決定

(2)事実(客観)と意見(主観)を区別する ~レポートライティングの基本原則~
1)意見:主観(自分がどう思ったか?・人によって意見が異なる)
2)事実:客観(実験・観察・記述・データ・誰が見ても同じ)

(3)問題発見・論理的分析・問題解決 ~知・情・意の役割と流れ~
1)問題発見(意)…感性 ・felt sense(フェルトセンス)
a)直感的で微かな、b)漠然とした、c)形にならない、d)言葉にならない、e)心理的な感覚
2)アイデアのNG
a)陳腐な言語化、b)フレームワークやマトリクスの安易な適用、c)性急な結論、※理由:答のない問だから(まだ分からない・決まっていない)
3)分析(知)…論理・思考・言語・計算    
4)問題解決(意)…意義・同意・意思決定
    

<関連記事>
大学教育の「知・情・意」と学生の成長 ~学士課程教育の質保証について~ >>このブログ内のリンク先
問題の発見・原因の追究・問題の解決 ~原因を追究することが、即、問題の解決になるとは限らない~ >>このブログ内のリンク先

鉛筆と方眼ノート ~アイデアのための道具~

2015年01月10日 | アカデミック・スキル


(1)筆記用具
1)キーボード
筆記よりも、負担や疲労が少ない。指の動きで、ディスプレイに文字を表出する。
アイデアが、文字としてまとまっているときに。

2)シャープペンシル
常に一定の細い線を書けるが、疲れる。
筆圧で芯が折れやすいので、気持ちを加減してしまう。
その加減で、アイデアが抑制されて、出にくくなる。
絵を描くより、定規で硬い線を引く感覚。

3)鉛筆
疲れない、安心して筆圧をかけられる。
アイデアの身体性を、ダイレクトに表現できる。
ペン先を、どの方向にも自由に動かすことができる。
字を書くというより、絵を描く感覚。

(2)ノート   ※知覚のアフォーダンスの違い
1)横罫
横に書かなければ、という気になる。文字を書かなければ、という気になる。

2)方眼
縦横、文字でも絵でも、自由に、どの場所に描いてよい気になる。

論文のタイトル・要旨・キーワード・トピックセンテンス

2012年09月04日 | アカデミック・スキル

<アカデミック・スキル>
論文のタイトル、要旨、キーワード、トピックセンテンス

  • パラグラフ・ライティング
    学術論文では、1つの話題(トピック)ごとに、段落(パラグラフ)を変える
  • 段落(パラグラフ)の話題を1文で表した「トピック・センテンス」が必要
  • 要旨とは、トピックセンテンスの要旨
  • キーワードはトピックセンテンスに含まれる
  • タイトルとはキーワードを1つにまとめたもの

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