精神機能と能力開発:心理学―教育学―社会学

※このブログは移転しました
 移転先
 https://hidekifujita.blogspot.com/

概念図や情報デザインのはたらき ~抽象と具体をつなぐ思考の可視化~

2015年03月11日 | MBA


『概念図や情報デザインのはたらき ~抽象と具体をつなぐ思考の可視化~』

(1)抽象・概念とは、共通することを抽出する、本質を捉える思考のはたらき
(2)抽象・概念には、具体的な形がなく、言語で表現される

1)概念・コンセプト(言語)
 ↓
 ↓
2)概念図・情報デザイン(概念や思考の可視化・情報の関係性や構造化
 ↑
 ↑
3)具体(形・視覚・名称)

<関連記事>
コンセプチュアル・スキル ~概念化や抽象化の働き~ >>このブログ内のリンク先

意味を作る(Sense making) ~価値・意義・満足を生み出す~

2015年03月09日 | MBA


『意味を作る(Sense making) ~価値・意義・満足を生み出す~』

(1) まとまりと流れ(文脈・あらすじ・展開・ストーリー・シナリオ)
(2) コンテンツ(入れ物の中身・メディアとコンテンツ)
(3) コンセプト(テーマ・訴求点・形に心を込める)
(4) ゴール(目標・目的・報酬)・イシュー(論点・問題解決)

<関連記事>
21世紀の知識基盤社会と「意」の時代 ~知・情・意の「意」とは何か?~ >>このブログ内のリンク先
ロジカルシンキングのピラミッド構造と2つのツール ~Why so? と So what?~ >>このブログ内のリンク先
モチベーションのベクトルが、自己と人生をつくる >>このブログ内のリンク先

リスクマネジメント ~リスクゼロはあり得ない~

2015年03月07日 | MBA










『リスクマネジメント ~リスクゼロはあり得ない~』

(0-1)リスク = 影響 × 発生する確率
(0-2)判断と行動 = 1)逃げる・避ける、2)何もしない、3)対処する

(1)逃げる・避ける
影響: × 確率: = リスクを回避する
(2)何もしない(コスト不要)
影響: × 確率: = そのままリスクを保有する
(3)対処する
1)保険を掛ける
影響:大 × 確率: = リスクを移転する(保険を掛ける)
2)リスクを減らす
影響:小 × 確率: = リスクを低減する

<関連記事>
1)損失の主観的評価(価値・感情)
失敗と損失のリスクを引き受ける ~投資と成長の行動経済学~ >>このブログ内のリンク先
2)成長するための挑戦とリスク
背伸びゾーンのリスクとリターン ~挑戦と成長について~ >>このブログ内のリンク先
3)研究仮説が外れるリスク
深く掘り下げるには、何が必要か? ~大学教育とT型人材の専門性について~ >>このブログ内のリンク先

失敗と損失のリスクを引き受ける ~投資と成長の行動経済学~

2015年03月02日 | MBA








『失敗と損失を引き受けること ~投資と成長の行動経済学~』
1)不要なリスクは避けるべきだが、リスクゼロは現実にはあり得ない。
2)損したくない・損を取り戻したいという感情によって、さらに損が拡大するリスクのある意思決定を行ってしまう(選好性の逆転)。

(1)プロスペクト理論(Kahneman & Tversky, 1979年)
同額の利得と損失を比べると、損失の主観的価値(感情)を、より大きく感じる。

(2)参照点
主観的価値は、実際の総量ではなく、参照点からの変化量で感じる。

(3)損失が発生した後
損失が拡大するリスクがあっても、主観的価値ははあまり変化しない。もし、損失を取り戻せると、主観的価値はには大きく変化する。
参照点が、損失が発生した時点に、移動しないことによる。

(4)ロスカット(損切り)
損失を取り戻せることを期待して、売却せずに長く持ち続けると、損失は確定されないが、損失がさらに拡大するリスクがある。
損切りとは、売却して損失を確定すること。

<関連記事>
1)成長
背伸びゾーンのリスクとリターン ~挑戦と成長について~ >>このブログ内のリンク先
成長こそ真の予防、変化こそ真の適応 >>このブログ内のリンク先
2)投資
ビジネスのモチベーション ~利得の追求と損失の回避~ >>このブログ内のリンク先
モチベーションの基本型 ~報酬を得る・罰を回避する~ >>このブログ内のリンク先
3)行動経済学
フレーミング効果 ~損得の感情と判断~ >>このブログ内のリンク先
あと知恵バイアス ~不確実性と予見~ >>このブログ内のリンク先
平均への回帰 ~叱ると良くなるのか?~ >>このブログ内のリンク先
ダニエル・カーネマンとADHD ~心的努力(effort エフォート)について~ >>このブログ内のリンク先

ロジカルシンキングのピラミッド構造と2つのツール ~Why so? と So what?~

2015年02月12日 | MBA


ロジカルシンキング(論理的思考・垂直思考)のピラミッド構造と2つのツール ~Why so?とSo what?~
(1)Issue イシュー(問題・論点)、Goal ゴール(目的・結論)

(2)So(現状・状態・要因)

(3)Why so? 
1)なぜそうなるのか(原因・理由)
2)なぜそう言えるのか(根拠・論拠)

(4)So what?
1)それによって何が起きるのか(帰結・結末)
2)それにはどのような意味があるのか(意味・意義)

※ So what?(だから何なの?)には、相手の意見の価値を軽んじて貶すような語弊があるので、意図が正しく伝わる言い方に注意が必要。

<関連記事>
批判的思考と垂直思考 ~学術研究と経営ビジネス~ >>このブログ内のリンク先