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つれづれ

kagayanの近況・他オートバイライフのつれづれ。

チャグチャグトライアル参戦記・・・つれづれ

2008-11-11 01:57:31 | トライアル・大会参加
週末日曜日は岩手県滝沢村・チャグトラパークにて開催される「チャグチャグトライアル」に参加です。子馬・馬・熟馬(じゅくば)の3クラスがあり、ド下手を自認するワタクシはビギナー向けの「子馬クラス」にエントリー。今回は我が先生S氏も一緒に参加、中級向けの「馬クラス」にエントリーです。採点は1/2/3/5点、参加する同士での相互採点方式ですな。トライアル競技とは・・・最後に集計した点数が少ないヒトが勝つ、そういうゲームであります。

朝6時過ぎに秋田市を出発、朝9:00よりミーティングの始まりです。子馬クラスは6セクション×3ラップ、他クラスは10セクション×3ラップ、と事前に聞いておりましたが・・・「今日は子馬クラスも10セクション走って下さい。」と主催者さんから通達が・・・・!想定外の事態に全身が凍りつくのでありました。兎に角やれるだけやってみよう、という訳で9:30スタートです。



さて本日の第1セクションIN。あまり緊張して固くなっても仕方が無いので、ホドホドに下見をして早々とスタートします。高度差も無く、「この程度なら何とかなるかな?」と思った第1セクションですが、イヤらしい位置に石や丸太が置かれカンタンにターンをさせて呉れません。結局バタ足モード、3点で通過です・笑。



山中の第2~6セクションへ。厳しいステアケース(段差越え)は殆ど無く、山の斜面を使ったターン、キャンバー走行、助走の無い登り、を試されるセクションでした。第5セクションの斜面を登る先生、マシンは'06ガスガスTXT-PRO250です。



第7~10セクションは、岩場と岩盤を使用したセクションです。パッと見オソロシイ感じが漂いますが、子馬クラスのラインは高度差も少なく「コリャ怪我するかも・ヤバイ!」という箇所はありませんでした。馬、熟馬クラスに於いてはさにあらず、大岩のステアケースを含んだ見ごたえのあるラインが設定されています。



1ラップ目最終、第10セクション。セクション入口の丸太を越えて行かないとスタートが出来ません。ステアケース(段差越え)が大苦手なワタクシですが、丸太を見ずにその先を見てスタート・笑。人間その気になれば出来るものです。



3ラップ目、第8セクション。見た目にはオソロシイ岩盤登りセクションですが、ラインをちゃんと選べばビギナーでもキチンと登れます・・・が、3ラップ目はラインミスで失敗でした。この直後ストップ&後退&転倒です。



馬クラスではこういうステアケースを試されます。果敢に挑む先生氏でした。



そんなこんなで10セクションを3ラップ、合計30回のセクショントライが終了です。いい汗かいた~と満足するのも束の間、自身のスコアの酷さに愕然とするの図。



ワタクシのリザルトは、合計91点/クリーン3回・笑。子馬クラス4名中、ダントツの4位入賞・誠にオメデトウございます。事前に立案した作戦では、クラス参加3名中3位入賞、という予定だったのですが・・・惜しい結果でありました。

表彰式では両手に抱える程の賞品を頂戴した上、お昼に頂いた「ホルモン鍋」が絶品の美味さでありました。晩秋の一日をアウトドアで満喫、これで参加費¥2000とは申し訳ない限りです。主催者の皆様、ありがとうございました。

さても今回、ワタクシのマインダー?兼カメラマンとして見物していたヨメの感想は・・・。「アナタのトライはすぐアシを付くので面白くない!もっと頑張って他のヒトタチみたいに高い所に行きなさいよ!」だそうです。チクショウ、この屈辱は来年のチャグトラで必ず果たす!と固く心に誓うのでした。



サンシャイントライアル参戦記!いよいよ本番・・・つれづれ

2008-06-23 18:01:42 | トライアル・大会参加
さて、快晴の土曜日はサンシャイントライアル「ハーモニークラス」に参加です。梅雨に突入し前日の予報では降水確率40%のハズだったにも関わらず、朝からギンギンの酷暑。こりゃあ気合を入れて行かないと大変です。バックパックにクーラーボックスとスポーツドリンクを山ほど詰め込んで、会場に向うのでした。

早朝6時の会場で、まずは朝食。地元の「まあ・どんな会」のお母さん方手製の「オールクリーン定食¥700也」を頂きます。山形名物の「だし」がなかなかの美味しさです。



サントラは、2名~4名が一組で走る「相互採点方式」。今日ワタクシとご一緒して下さるのは茨城から参加のシダックスさん。ホンダのビンテージトライアルマシン「TL125」にお乗りです。「万年ビギナーなので、楽しく完走出来れば良いです」と仰りながら、実際の走りは安定して上手いの何の!古いオートバイですがピカピカ、お見事な仕上がりで「トライアルの楽しみ方も人それぞれなのだなあ」と感心しっぱなしでした。

開会式も終わり、いよいよスタート。実に緊張します。



ビギナー向けのハーモニークラスには、それほど難しいセクションは無いはずであります。「あわよくばオールクリーンできるかも?」早速挑んだ第1セクションですが、思わず足がポロリ!減点1、オールクリーンの夢は儚くも、粉々に砕け散るのでありました。

なしてこう、足がポロポロ出るのであろう。日頃から地に足の付いた人生を送ってるせいであろうか。どうも今日はカラダが固く、集中が途切れ勝ち。序盤から不穏な空気が漂うのでありました。



第4セクション通過後、シダックスさんのTL125は燃料系のトラブルでエンジンストップ!あわやリタイヤか・・・と危険な空気が漂いますが、僅かな時間で見事に修理完了。ご自分で組んだマシンだけあって手馴れたもの、流石です。



途中の休憩ポイントでは、冷たいドリンクと名産の玉こんにゃくのサービスが。疲れ切ったカラダに、染み込むように美味しいのでした。



午前中の12セクションを減点4で通過し、ようやくランチタイムです。「道の駅白鷹ヤナ公園あゆ茶屋」にて、山形の味を楽しめるボリューム満点のお弁当を頂きながら40分あまりの休憩です。



ますます酷暑の様相を呈する午後。バリエーション豊かな林道走行とセクション攻略を繰り返します。



いよいよ終盤、第20セクション。午後に入ってから集中はますます途切れ勝ち、午後の結果は散々になりつつあります。

遂に最終・第22セクションでは、ギャラリーの眼前で見事に転倒。こうして今回も、己の未熟さと精神的な脆さを学ぶのでありました。



15:45、遂にゴール・感動の瞬間です。ゴール後はトレッキングクラスに出場したBTさんともう一回ステージに上がって、記念写真を撮ってみたりなど。ゴール後のサービスである冷たいお蕎麦とサクランボを頂いたりしながら、お互いの健闘を称え合うのでありました。



という訳で約100kmあまりのコースと22箇所のセクションを無事走りきる事が出来ました。結果は減点18、総合44位。疲れたけど、心から楽しい一日でした。年に一度の楽しみがまた出来た!
全体的にフレンドリーな雰囲気で、初心者でも非常に楽しめる内容だと思います。是非とも再び参加したいと思います。来年こそは減点10以内で回れるくらいには上達したいものですな。

サンシャイントライアル参戦記!前日・・・つれづれ

2008-06-23 09:11:35 | トライアル・大会参加
サンシャイントライアル開催日の前日夕方、会場の白鷹スキー場に到着です。19:00までに車検を受けて、明日に備えるのですな。会場には全国から集まる参加者さんが既に多数到着しております。

サントラにはトレッキングクラスがあり、こちらにはトレール、エンデューロ車両での参加が可能なのですな。比較的若い人たちを中心に人気のようです。こんな風にトライアルタイヤを装着して参戦、カッコいいですな。



こんな素敵なオートバイで見物に来る方もいました。



さて、ドキドキの車検受付です。公道を使用したツーリングトライアルなので、灯火類、ホーンなど保安部品のチェックや各所走行上問題が無いかの確認です。まさか車検でハネられることなんて無いよな・・・と緊張の瞬間ですが・・・おかげさまで問題なくパス、明日の参加に問題はありません。



と思って一安心していたのも束の間、ワタクシの愛機モンテッサの下にオイル溜りが・・・?コレにて一巻の終わりでしょうか。



ドレンボルトの緩みなどは無いようです。いろいろ検討した結果、ブリーザーホースからミッションオイルを吹いた模様。急な暑さと気圧の変化が原因のようです。走行上の問題は無さそうなので安心ですな。直前までヒヤヒヤさせられます。

今日は会場近くの温泉ホテル「パレス松風」に宿泊。ともかく明日に備えて早めに就寝です。

サンシャイントライアルに参戦!準備開始・・・つれづれ

2008-06-16 14:42:04 | トライアル・大会参加
来る来週末、6/21は山形県白鷹町で開催される「サンシャイントライアル」に参加です。山形県の朝日連峰や月山を舞台とした伝統あるツーリングトライアルですな。単独での参加となる今大会、参戦まであと1週間あまりと迫ったこの週末ワタクシは考えたのでした。「当日、タイヤがパンクしたらどうしよう」。

オフロード遊びにはパンクやマシントラブルは付き物ですな。そうでなくても今年は、ワタクシの周辺においてやけにマシントラブルが多い。ちなみにオフロード初心者であるワタクシ、パンク修理や交換などやった事はございませぬ。今回順番が回ってきて、本番でパンク!となった場合、どうしよう。

・「その場でリタイヤ」
・「一緒に走る他の参加者さんに助けを求める」
・「可能な限り、自分で修理する」

大事の前の小事、という向きもあるかも知れない。されど見通し無き戦術は、これを無謀と言うではないか。最低限、他人様にご迷惑をお掛けしないように準備をして本番に臨みたい。という訳で、トライアルの先生氏に「パンク修理のやり方教えてくだせえ」とその門戸を叩いたのでありました。

まあその心がけは認めよう、ならばやってみるが良い。という先生氏の監督の下、タイヤ交換に挑戦です。フロントホイールシャフトを抜いて、タイヤを外し→ムシ回しでエアバルブを抜いて→足で踏んでビードを外し→タイヤレバーでタイヤを外していきます。チューブを外して交換したら、チューブを入れ直し→タイヤレバーでホイールをタイヤに入れて→エアを手動でガンガン入れてビードを出す→ホイールをバイクに装着→完了!







早い人だと15分くらいで出来ると言いますが・・・。大変な手数と労力でございました。先生に細かく手順を教わったお陰で何とか1時間あまりで完了、いい勉強になりました。大体ついこの間まで「チューブタイヤとチューブレスの違いって何?」ってな状態だったワタクシにとっては偉大な進歩ですな。

オトコ33歳、未だ日々コレ勉強なのでした。


そして午後、練習に励むのでした。今日の授業は「急坂を下ってすぐ、急勾配を登る」のトレーニング。助走の無い登りは如何にもトライアルらしい、そして何ともオソロシイ実戦的な練習でした。パワーのある250に乗り換えて以来、未だパワーの使い方に慣れないワタクシのとってはまさに鬼門です。アクセルを開けるだけでは、簡単に空中を舞うだけのセクショントライなのでした。





今日も見事に、人間を差し置いて空中を舞う事4回。人車バラバラ、勝手に空飛ぶオートバイ・・・モンテッサですな。何時になったら華麗に乗りこなせるようになるものやら。

さて、参戦までにマシンの整備、必要な工具&パーツの準備、ゼッケンの取り付けなどなどやらねばなりません。初めての単独参戦となる今回、ド素人トライアルライダーの運命はどうなるのでしょうか?

ともかく万全の体制で臨みたいと思います。

秋の荒川渓谷にて、トライアル大会in荒川・・・・つれづれ

2007-10-29 18:22:52 | トライアル・大会参加
気持ち良い秋晴れの日曜日は、秋田県トライアル協会主催のトライアル大会in荒川。今年最後の大会です。

「和やかに、大会後はきりたんぽ鍋を味わうなどしてトライアルを楽しみましょう。」最近はトライアルバイクに乗ることが楽しくて仕方が無いワタクシ、有難いお誘いを頂戴してヤル気マンマンです。今回は写真撮影をお願いした妻を伴って現地に向うのでした。



荒川サーキットに隣接する渓谷が本日の舞台。今日は全7セクションを各3ラップ。合計21セクションに挑戦するのでした。



さて出走から5分後、全身が凍り付きます。第1セクションに現れる垂直の壁(笑)。さてどうやって攻略しようかな、と下見に勤しむ参加ライダーの皆様です。そもそも「垂直の壁をバイクで登る」物理的必然性がまだ良く理解できていないワタクシ、下見も何も「あの壁をどうすりゃ良いの?!」それしかアタマに無い状態。

他のライダーさん達はスイスイ壁を登って行きます。どうやら物理的に不可能では無いらしい。じゃあオレも一発やってみよう!

・・・・遭えなく転倒、愛車GASGASは美しく宙を舞うのでした(笑)



気を取り直し、第2セクションへ向います。今日のセクションは全て川沿いなので、紅葉の美しい渓谷を移動します。しかしながら、紅葉が美しかった事実を知ったのは帰宅後。写真を見て初めて理解したのでした(笑)。セクションの過酷さに、完全に気が動転しております。



いずれのセクションにも、過酷な壁面が聳え立ちます(笑)。登り途中で止まるとどうなるのでしょうか。



物理の法則通り、転げ落ちるしか無いのですな。他のライダーさん達に救出を受けるの図、皆さん優しい方々ばかりなのです。でもそれに甘えるのはダメ。分かってるんですけど・・・自力で戻れません、ゴメンナサイ。



如何に過酷であろうとも、勝利への執念を滾らせつつセクションに挑むのでした。ヤル気だけはなかなか衰えません。



我が先生氏は今回、ご兄弟で華麗な走りを披露。余裕でセクションを攻略しながらも、マンツーマンでワタクシに攻略のコツを教えて下さいます。



最終ラップ、第6セクション。もう何回、人車ともに空中を舞ったか覚えておりません。極限の疲労状態、丸太越えに挑む力が残ってません・・・・。



12:30、ようやく全セクション、21ラップ終了。一回も完走出来ず、見事オール5点です。全身のカロリーを使い果たし、呆然と佇むのでした。



そして迎える表彰式。この日我が先生氏はご兄弟でNBクラス1位、2位。マンツーマンで教えを請うた愛弟子のワタクシは、言うまでも無く最下位&オール5点という不本意な結果に終わったのでした(笑)。度重なる空中乱舞と転倒にも関わらず、愛車GASGASはほぼ無傷(笑)。頑丈かつ軽量なスチールフレームのお陰ですな。

さて、帰宅後楽しみにしていた写真をチェックすると。ワタクシ自身がセクションに挑む写真があまり無いのですな。何故かと思い妻に質問すると「アナタのトライアルはすぐ終わっちゃうんだもの。写真を撮る時間が無いです。」嗚呼、何と言う屈辱であろうか。来年に向けて、より一層真剣に取り組まねばなりませんな。

MFJ東北トライアル大会・田沢湖に参戦・・・つれづれ

2007-07-30 19:23:22 | トライアル・大会参加
見事な快晴になりました7/29(日)は、田沢湖スキー場で開催されたMFJ東北トライアル大会へ。本格的なトライアル大会への出場は、ワタクシにとってこれが2回目。国際B級、国内A級、国内B級、そしてワタクシが参加するエンジョイクラス、と4クラスに総勢30数名が参加です。

言うまでも無いですが。経験、テクニック、度胸、体力、マシンのレベル、知識、気合、全てに於いて参加者中最下位の状態で参加するのがワタクシであります。ナンバープレートや保安部品が付いたマシンで参加するのもワタクシだけ(笑)。怖いもの見たさと好奇心、あとほんの少し「イーハトーブに向けた練習になればいいなあ~」といった気持ちで参加してみたのでありました。

今回は1番から9番まであるセクションを、各3ラップします。合計27回セクションを走る訳ですな。

エントリーと車検終了。もう既に恐怖感でガチガチになっています。



第1セクション、1ラップ目。この岩が超えられず、後退してしまったので5点です。笑ってられるだけまだ余裕があります。



第4セクションは、物凄く大きな岩に挑みます。我が先生はギリギリで通過、3点です。ワタクシは・・・岩の前で先に進めず、5点。



失敗すると、バイクは転がり落ちて行くのでした(笑)まさに阿鼻叫喚の地獄絵図ですな。



という過酷な(要するに上級者向け)セクション9番まで。いちおう全部走ってみましたが、1点1回、3点3回、あとは全部5点(失格)!全く歯の立たない状態で、結局マシンは転倒によりリヤフェンダー破損。リタイヤとなるのでした。

物凄く疲れましたが、なぜか気分は爽やか。純然とスポーツに挑戦する快感は、やはり捨てがたいヨロコビがあります。

表彰式の後は、練習も兼ねてスキー場のてっぺんまで登ってみます。クワッドリフト降り場まで、ゲレンデの岩場を登ると・・・こんな綺麗な田沢湖が見られました。



こういう瞬間を味わえるのも、トライアルマシンでの遊びだからこそ!非常に過酷な大会でしたが、感動もひとしおな一日でした。



MFJ東北エンジョイトライアルに初参戦・・・つれづれ

2007-04-30 13:14:49 | トライアル・大会参加
4/29(日)は、MFJ東北エンジョイトライアルに参戦です。会場は金浦町、ノービス(国内B級)クラスとエンジョイクラスがあり、ワタクシと先生氏はエンジョイクラスに参加。

「本格的な大会に参加することで、一気にトライアルテクニックを伸ばせるハズだ、少々難しいセクションがあるかもしれないが初心者でも大丈夫!」という先生のお言葉を信じ、参戦するのでした。

会場に着くと、本格的なトランポとレース用マシンがぞろぞろ。ちなみにナンバー付きのマシンはなぜかワタクシのGASGASだけ。凄い高低差のある地形に、セクションが出来ております。極めて不安が募ります。
オブザーバーさんに「あの~初心者なんですけど大丈夫ですか?」と聞くと「大丈夫大丈夫!今日は安全性の高いセクションばっかりだから!頑張って!」ますます不安になるのでした。開会のミーティングでの説明では、セクションは全部で10箇所。それを各3回ずつ、トータルで約4時間掛けて回ります。ノービスクラスもエンジョイクラスも基本的に同じセクションを使用、ノービスクラスのヒトだけところどころに巨大な岩が仕掛けられ、そちらにチャレンジとなるのでした。

この高さから、ほぼ垂直に下るセクションより撮影。激しい恐怖感に気が遠くなります。



このようにテープが張られたセクション内を、足を付かないよう走りきります。



これがノービスクラスの走り。あまりの次元の違いに愕然とします。ちなみにこの方、女性だったりします。



さて、愚痴ばかり言ってられないので早速セクションIN。その道のプロが作ったセクションはやはり難しく、一瞬も気が抜けないのでした。後退、転倒、エンジンストップで5点(失格)、足を付いても走りきって4点。一度も足を付かなければ0点(クリーン)です。合計でセクションを30回走り、半分以上5点、残りは全部4点または3点。走る度にオブザーバー(審判)のオジサンが「おめえ、もっと練習しねばなあ」「ほれ、頑張って次さ行け!」と励ましてくれます。



後半に差し掛かると極限の疲労状態へ。度重なる転倒、その度に引き起こし、そしてまたエンジンストップ。もはやクラッチも握れません。その点、レベルの高いワタクシ以外の全ての方々は結構余裕で走りきるのでした。



そして結果発表、表彰式。ワタクシのリザルトは、エンジョイクラス参加4名中見事に4位入賞です。初参戦で見事な結果、ニッキーヘイデンもビックリですな。この調子だと、ホンダワークスあたりからお声が掛かるのもそう遠い話では無さそうです。ちゃあんと賞品も貰うのでありました。



このくらい厳しいセクションを走りきれれば、イーハトーブトライアルのようなツーリングトライアルセクションなら「概ね大丈夫、体力さえ持てば完走できるよ」とノービスの方から太鼓判を押してもらえました。自分のテクニックの課題も分かりましたし、今後の練習の仕方も大きく変わりそうです。

ロングツーリング、林道ツーリング、トライアル。バイクの愉しみはさまざまですが、どれをとっても堪らない面白さに満ちています。