夜、小杉白石地域の公民館で行われた津本二三男市政報告会に参加してきました。町内会長よりごあいさつをいただいたのち、私から県議選でのお礼をのべ挨拶しました。
白石地区は、津本ふみお市議の出生地であるだけに、この報告会に期待する声が事前から寄せられ、この日は30数名が参加されました。
農村地域ということもあり、農業問題について「日本の食糧と農業」と題して、富山県農民連事務局長の多田裕計さんを招いて話を聴きました。プロジェクターを使っての話は分かりやすく、注目を集めていました。
最後に津本二三男市議が合併後の市政の現状と問題点、この間の活動を報告しました。
質疑応答では、
■統合庁舎建設によって行政センター廃止というのでは困る
■地域への補助金を削減・廃止しておいて、「市民協働」というのは安上がりの下請け化ではないか?
■コミュニティバスは、乗車人数に見合う小型車両にしたらどうか
■国保税は全国同じでどこも高いと思っていた。話を聞いて本当のことが分かった
■このような会を年2~3回は開いてほしい。こんな機会はほとんどないので。
など、要望や意見がたくさん出されました。
「どうしても聞いてほしい話があるんです」と二人の若いお母さんが・・・
閉会後に、若いお母さん2人が会場に残っておられました。参加者の多くは、各家庭の戸主に当たるような男性やその代理の方々が多く、「報告会中は、私ら(若い者)が発言するような雰囲気じゃなかったので・・・」という理由で、わざわざ閉会後に話するために残っておられたそうです。おおよそ次のような要望でした。
◆子どもの通学路となっている道幅がとても狭く、通学・通勤時間帯には、自転車通学する子どもの脇すれすれに車が通っていく。通学路の変更や、道路の拡幅、歩道の整備などどうにかならないものでしょうか。
◆(外国人中古車販売店が乱立する地域なので)防犯カメラが設置されたけれど、子どもには「絶対にあそこは通るな」と言い聞かせています。
◆学童保育についても、同じ射水市内の学校なのに、預かってもらえる時間帯や、長期休暇の利用、保育料が違っているのはどうしてなのか。
いま、道路特定財源の話が盛り上がっています。国や自民党あたりは、「特定財源が一般財源化されたら、道路が作れなくなる」、「生活が大変になる」などと不安をあおっています。しかし、実際には、必要性のきわめて少ない大型道路ばかりが目だって建設される一方、お母さん方の要望にもある、こうした生活道路や歩道整備、カーブミラー、信号機などの安全対策の仕事は、いつも「予算がない」という理由で後回しにされているのが現状です。
ムダな道路は積極的で、生活密着の道路は消極的というのではホントに困るのです。
道路特定財源は、一般財源化して、福祉や教育や必要な生活道路整備に地域の実情に合わせて自由に使えるようにするべきです。
お話をきき、実際の子どもたちの危険箇所を、現場調査なども含めて検討していくことになりました。
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