旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

キケンな通学路で「旗持ち」

2008-05-28 10:58:33 | 日記・エッセイ・コラム

 PTAの活動で、毎朝の定点での「旗持ち」があります。

 横断歩道とか交差点とか、車と子どもたちがクロスするような場所を中心に、小学校の周辺の何箇所かで、PTAのオレンジ色ジャンパーをきて、交通安全を見守る活動です。

 今日は我が家が順番にあたったので、「すみれ美容室」前に、朝7:10~40の間立ちました。

P1060204sml「おはよう」とこっちから声をかけると、ほとんどの子どもが元気に「おはようございます」とこたえてくれるので、気持ちよかったです。

 この場所は、東太閤山の子どもたちが相当数いて、思ったよりたくさんの子どもたちが歩いていました。それだからか、通学路の端を比較的整然と歩いているにもかかわらず、とてもキケンだなという印象をもちました。

P1060203sml  画像の通り、ほとんど路側帯など無い状態で、1人がようやく歩ける程度、2人が並べばひとりは確実に車道にはみ出る格好です。側溝にふたをして少しでも面積をとる努力はされているのですが、部分的にとどまっているようです。
 おのずと、自動車は子どもたちを大きくよけて走っています。

 もし、大人がここに立たなければ、子どもたちの緊張感もうすれて、車道に大きく広がったりしてキケンはさらに増幅すると思います。 

 しかも、道路右側を通行しているのですが、この右側がカーブ内側になっているので、見通しがとても悪くなっているという悪条件が重なっています。カーブ外側(左側)に通学路を持ってくると少しは見通しもよいのではと思いますが、いろいろ事情があるのかもしれません。

 3年生位の男の子に「雪があるときはどこを歩くの?」と訪ねてみました。すると、「雪の上」と答えてくれました。車道に出ないようにするには、路側帯に積み固められた雪の上をあるくということなのでしょう。

 たまたま玄関先で立ち話をしたご近所の方も、「市会議員さんもがんばっておられるし、自治会でも問題になっているけど、通学路の要望が進んでいかないんですよ」と言っておられました。

 実際に付近でどのような話になっているのか分かりませんが、通学路の危険を解消するために、どんなことが必要なのか、どんなことが出来るのか、考える必要があります。


希望者みんなが入れるような学童保育を!

2008-05-27 23:20:00 | 出産・育児

 働きながら子育てをするという家庭にとっては、放課後に子どもをみてくれる学童保育は本当に助かります。現在、授業終了後、夕方5時までの保育が可能です。指導員の皆さんも熱心に子どもに接してくれて安心です。この場をお借りして、お礼を申し上げます。

 ということで、日頃からお世話になっている、歌の森小学校の放課後児童クラブ(学童保育)の総会に出席しました。総会でいろいろお話を聞き、分かったことがいくつかありました。

 一つは、今年度の保育児童数が昨年より大幅にへっていることと、その理由

 もともと、これ以上子どもを受け入れると部屋が満杯状態になって、保育どころではないという事情がありました。確かに、80人近い子どもを小さな部屋に詰め込んでいたのですから、よく分かります。
 そこで、苦渋の決断?として、ハードルを高くし、申込者を制限したという事でした。

 具体的には、今年から、申し込みの際に「勤務証明書」の添付を義務付けたのです。その結果、昨年比で大幅減になったとのこと。

 思わず、「水際作戦ですね」と言ってしまいました。ちょっと皮肉っぽく聞こえたかもしれませんが、お気に障ったようでしたら、すみません。でも、やっぱりそうなんですよね。
 これは、申し込みできなかった親御さんにとっては、本当に困った問題です。どうにかして欲しい、とても切実な問題なんですよ。

 苦肉の策とはいえ、最初っから申し込めないというのはつらい。申し込んだが、人数制限で順番待ちというのならまだ希望がありそうですが・・・。

★★★例えば、次のような家庭の場合は学童保育には申し込めなかったのだと想像できます。

 今春からようやく子どもが小学校にあがるので、これまで専業主婦だった方が、家計を助けるために、4月から働きに出ようとしている場合
 学童保育に子どもを5時まで預かってもらう前提で仕事を探していた。
 ⇒しかし、申し込みは2月。そして、「勤務証明書が必要」と言われた。
 ⇒働き始めていないのだから、勤務証明書も当然手に入れられず、申し込みが出来ない。
 ⇒あきらめるしかない!!

 悔しい思いをされた親御さんもおられたのではないでしょうか。

 もともと、今回の制限措置以前にも、祖父母がいる家庭は「優先順位」が下げられるなど、いろいろ条件が厳しくて、申し込めなかった家庭、あきらめた家庭もたくさんあったはず。

 であるなら、本来、市がめざすべき方向は、「学童を利用したい家庭の願いにできるだけ応えていく」ことを基本にすべきではないでしょうか。なぜ、制限の方向なのか、理解できません。

 児童の中で、東太閤山や他の新興住宅のお子さんの割合が増えている現状を考えたとき、今年の学童保育児童数の「大幅減」は、裏返せば、涙をのんだ家庭が相対的に、大幅に増えたということになるのは間違いないでしょう。

 このへんの事を、市はどう受けとめているのでしょうか。
 「勤務証明書添付」という新しい手法で、問題が解決したとは考えていないと思いますが。国の基準の問題などが絡んでいるのでしょうか。いわゆる「行革」が影響してきているのでしょうか。

 もう一つ分かったこと。

 「せめて保育時間を6時までに」の希望がかなえられない、その理由です

 働く親としては、5時までに子どもを迎えに行くというのは、なかなか至難の業です。4時ごろには退社できるような仕事でないと、正直無理!

 この点は、小学校入学前の説明会の際に、思っていたことです。

 せっかくの総会という場なので、

「延長保育はできないのでしょうか」

「せめて夕方6時までの保育が出来ないでしょうか」

「小矢部では6時までやっていると聞いていますが」

と、質問をしてみました。

 結論は、丁寧な説明でしたが、要は「なかなかこれは難しい問題なんです」というもの。

 というより、「そりゃ無理です」と言われているような印象でした。とても残念です。

 その理由は、一言で言えば、ハード面の問題でした。

 部屋が学校から独立していないので、トイレなどは学校のものを使わざるを得ない
 ⇒ということは、開校時間にしか保育はできない。
 ⇒学校は5時で終わるので、当然ながら学童保育も5時まで、となる。

 保育児童数を減らさざるを得ないのは、部屋が狭いからということですが、これもハード面がネックになっている。

 ということで、

結論希望者が学童保育に入れるようにするためには、

 学校から独立させた、大きい部屋をつくることが必要です。

 そうです。力をあわせて。家庭も、指導員の皆さんも、学校も、PTAも。

 学校から独立した部屋をつくろう!!

 学校サイドも、あきらめずに積極的に提案していただきたい。
 知恵も出してもらいたい。
 市へも要望をどんどん上げて欲しいものです。

ところで、

一体どれだけの人が、学童保育の利用をあきらめているのか、という数字がおよそ想像できるような資料がありました。

 射水市のHPを調べると、放課後児童教室の利用希望者と実際に利用している数が出ています。(「射水市次世代育成支援行動計画」というものの中で、H16年に調べた数字として掲載されています)

 ※数字は全学年もの、( )は1年生のみの数字。

①放課後児童教室を…
 ・週4日以上(平日)利用したい   14.5%(32.8%)
 ・実際に週4日以上利用している  9.4%(25.7%)
その差は、5.1%(7.1)

②放課後児童教室を…
 ・週に1~3日利用したい     10.3%(14.4%)
 ・実際に1~3日利用している   2.9%(3.1%)
その差は、7.4%(11.3)

③放課後教室を…(=①と②を合計してみる)
 ・利用したい     24.8%(47.2%)
 ・利用している   12.3%(28.8%)
その差は、12.5%(18.4%)

 割合から見ると、1年生(低学年)ほど、入りたくても入れないという児童の割合が多いことが分かります。

 “希望はするが学童保育には入れない”という方が、どのくらいの人数になるか、単純に計算してみると、次のようになります。(あくまで、計算してみたというだけです。参考程度に。)

 射水市全体で、全学年でみると人682人。

 射水市全体で、1年生に限ってみると、262人。

 歌の森小の1年生(60人として)で、17.28人。

(同資料によると小学生の児童数は射水市全体で5456人ですから、単純に率を掛けてみると、「希望しているのに、利用していない」人は、全学年(12.5%)で682人。5456人を6で割って1年生を909人と仮定したなら、28.8%を掛けて、261.7人。となります)

 結構な数の家庭が「あきらめている」という現実があるのです。

 H16年の2~3月の調査の数字です。08年の今年、制限が強化されたわけですから、入りたくても入れなかったというご家庭の数は、この計算の数字よりもさらに増えていることでしょう。

 住んでいて良かった、子育てしやすい射水でよかった、そう言える市政のために、学童保育の問題を前向きに解決していかなくてはなりません。

 この記事を書いていて、その思いをさらに強めました。

(長いお話にお付き合いいただきありがとうございました)


25日「日本のこれからを考えるつどい」が面白くなりそう

2008-05-20 13:31:23 | 「しんぶん赤旗」ここが良かった

 25日(日)午後1時開場、2時開会、小杉ラポールで行われる共産党呉西地区のイベント

「日本のこれからを考えるつどい」が、なかなか面白くなってきました。

 私が事務局長を務めて、いろいろと準備を進め、あと数日となりました。

 詳しくは、つどいのお知らせをしているブログ「事務局長のつぶやき」をご覧ください。

・オープニングコンサートでは、新湊在住の富山弁シンガー・大谷氏の出演。

・国会議員の話(井上哲士参院議員)で、日本の未来をどうきり拓いていくか、という大きなテーマでの話。

・ロビー企画(1~5時まで)
 アートコーナーには写真展・きりえ展、安全おいしいコーナーには、国産小麦100%うどん(農民連・境欣吾)、産直野菜、「ブレッド」(高岡市西田)の天然酵母石釜で焼いたパン、子どもコーナーではプロ級?の方が絵本読み聞かせやお話、託児もあり・・・。

 おそらく富山県内でも、共産党主催で、ここまでのイベントを行うのは、最近にないものです。誰かが言っていましたが、「ミニ赤旗まつり」といったところでしょうか。

 手前味噌ですが、かなりレベルの高い内容になると思います。「こんなことをやってほしかったんだ」という声が、共産党に期待している人の中から届いているのはありがたいことです。

 未来への希望をつかみ、楽しめる、イベントへ、ぜひお越しください。